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人と森との関わりの希薄化によって、放置される森が増えています。
まずは、身近な森について知ることから始めましょう。しかし、日常の暮らしの中で森に足を運ぶ機会はあまりないのが実情です。
そのような人には、どんぐり銀行に参加するのが簡単です。
ドングリを拾うことからはじめ、地域にどんな木があるのかを知り、楽しそうなイベントに参加することで森に近づくことになります。それをきっかけに、未来を担う子どもたちが森づくりに参加することを期待しています。週末は、子どもたちと一緒に森に出かけて、森づくりに参加してみましょう。
そのような活動を通して、地域の森の様子に気が付けば、林業という経済行為で全ての森の手入れをしていくのは難しくなっていることも分かってきます。そこから、竹林の伐採や人工林の間伐、雑木林の手入れのほか、さまざまな森を守る活動を知り、賛同できるものに参加してみてはいかがでしょう。
森を所有している方は、その森がどんな森なのかを知り、どんな活用方法があるのかを考えて実践してみましょう。森を所有しているものの、自分で森の手入れができなくなって放置している方は、森づくりに関心のある森林ボランティアや森で遊びたい人たちに自分の森を提供してみるのもよいでしょう。彼らと一緒に活動することで、新しい森の価値を発見するかもしれません。
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