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公開日:2016年1月29日

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江戸時代前期1603〜1735

西暦 元号 香川の水の歴史 西暦 世の中の出来事

1612

17

●諏訪谷池をかさ上げし、買田池(善通寺市)とする。

1603

徳川家康が江戸に幕府を開く。

1625

寛永2 ●瓢箪(ひょうたん)池(善通寺市)が築造される。    

1626

3

○4月下旬から95日間雨が降らず、多数の餓死が出る。    

1627

4

●西嶋八兵衛、藩命により龍満池(高松市)小田池(高松市)福江大池(坂出市)を築造する。    

1628

5

●山大寺池(三木町)が築造される。
●西嶋八兵衛、満濃池の改修に着手する。また三谷池(三郎池・高松市)を改築し、瀬丸池(三豊市)を築造する。
   

1629

6

●西嶋八兵衛、2池を合わせてかさ上げし、仁池(観音寺市)とする。
●青葉池(観音寺市)を築造する。
   

1630

7

●西嶋八兵衛、岩瀬池(三豊市)、岩鍋池(観音寺市)を改築する。    

1631

8

●満濃池を改修する。堤高12間(21.6m)、堤長45間(81m)、水深11間(19.8m)    

1632

9

○干ばつ。    

1633

10

●西島八兵衛、亀越池(まんのう町)を築造する。    

1634

11

●西島八兵衛、一の谷池(観音寺市)築造をはじめる。    

1635

12

●西島八兵衛、神内池(高松市)を築造する。

1635

参勤交代の制度ができる。

1637

寛永14

●西島八兵衛、松島より新川に至る堤防を築き、福岡、木太、春日の新田を拓く。
●また郷東川の水路を付け替える。

1637

島原の乱がおこる。

1638

15

○大干ばつ、大飢饉おこる。    

1639

16

●西島八兵衛、一の谷池築造する。

1639

鎖国が完成

1641

18

このころ、那珂郡の五条・榎井・苗田を池御料(いけごりょう)とする。    

1643

20

4月上旬から6月中旬まで雨降らず、秋より冬までおよぶ。
●平田与一左衛門から願い出があった「大野原開拓」が許可され、井関池(観音寺市)の築造をはじめる。
   

1644

正保1 ●高松城下に上水道を敷設。
●小田池(高松市)を改築する。
●2月井関池が完成、さらに水路1万346間(約19km)を開削する。8月、井関池が早くも決壊、9月復旧とかさ上げに着手する。
   

1645

2

○高松領内で大日照りが続く。
●このころ矢延平六がため池を改修。高松領内で新池406が築かれ、あわせて1366になったと伝えられる。
●王墓池(平田池 高松市)、阿弥陀池(観音寺市)を築造する。
3月、井関池の復旧なるが、7月にまた決壊、10月に復旧工事に着手する。
   

1646

3

●2月井関池が復旧する。
●城池(高松市)の築造に着手する。
●宮奥池(東かがわ市)が築造される。
   

1647

4

●城池が築造される。
●大窪池(丸亀市)を築造し、楠見池(丸亀市)を改築すると伝えられる。
   

1648

慶安元

井関池3たび決壊。    

1649

2

●仁池(丸亀市飯山町上法軍寺)が築造される。    

1652

承応元

このころ吉原大池(善通寺市)の築造に着手するが成功せず。    

1654

3

○夏大干ばつ、秋には大雨洪水で穀物が実らず。冬より翌夏にかけて餓死者多数出て「午歳の大干」と呼ばれる。
●神内池(高松市)を改築する。
●鍵面池(かぎめんいけ)(高松市)、大谷池(綾川町千疋)を築造する。
●井関池の堤防の復旧工事、洪水吐(こうずいばけ)拡幅工事を行う。
   

1655

4

前年の凶作を恐れて、農民が田の神をまつる。    

1657

明暦3

●勝田池の前身である平屋池(三豊市)を築造する。    

1658

万治元

●満水池(三豊市)、猫塚池(観音寺市)を築造する。    

1661

寛文元

●寛文年間に紀伊大池(観音寺市)を築くと伝えられる。    

1662

2

●奥谷池(粟井新池 観音寺市)の築造に着手する。
●石神池(さぬき市)、買田(こうだ)池(多度津町)を築造する。
   

1663

3

●奥谷池が完成する。    

1664

4

●勝田池(三豊市)の築造に着手する。    

1666

6

●勝田池が完成する。
●青葉池(観音寺市)を築造する。
   

1668

8

○夏大干ばつ、百々渕(どうどうぶち)(高松市)で雨を祈る。    

1669

9

●国市池(三豊市)中村堤をかさ上げすると伝えられる。
●矢延平六が新池(高松市香川町川内原)を築くと伝えられる。
   

1670

10

●藩命により、前田与三兵衛が奈良須池(高松市)を築造する。
●豆塚池(観音寺市)を築造する。
   

1671

11

●松尾池(高松市)の築造に着手する。
●五丁池、弘法池の二つを合わせて国市池(三豊市)をかさ上げする。
   

1672

12

●松尾池が完成する。
●小津森池(丸亀市)を築造する。
   

1673

延宝元

5月14日に大水、8月17日にまた大水。
●船岡池(高松市)、段の池(観音寺市)を築造する。
   

1674

2

●上地堀池、北の池(小豆島町)を築造する。
●清水池(観音寺市)を築造する。
   

1675

3

●千歳池(観音寺市)、奥の坊池(小豆島町)を築造する。    

1676

4

●二葉池、梢池(観音寺市)を築造する。    

1678

6

●段の上池(観音寺市)を築造する。    

1679

7

8月4日に大水がでる。    

1680

8

●奥谷池(観音寺市)を2尺(0.6m)かさ上げし、裏法石垣(うらのりのいしがき)を施工する。    

1681

天和元

8月16日に「辛酉洪水」と呼ばれる大風洪水で死者数百人。この年五穀実らず。
●柳池(やないけ)(丸亀市)を築造する。
   

1682

2

●後の豆葉池である下新田池(観音寺市)を築造する。
●大池、小池(三豊市仁尾町仁尾)を築造する。
   

1683

3

●天王池(三豊市)を築造する。    

1684

貞享元

●太田伊左衛門の主唱により、蛙子池(土庄町)の築造に着手する。
●袂池(たもといけ)(観音寺市)を築造する。
●男井間池(三木町)をかさ上げし、池敷7町歩(7ha)を増加する。
   

1685

2

●〆池(高松市)を築造する。    

1686

3

●蛙子池が完成する。
●行司池(高松市)を築造する。
   

1687

4

9月9日に大雨洪水がおこる。    

1688

元禄元

●片山権左衛門の主唱により吉原大池(善通寺市)の築造に着手する。    

1690

3

○6月~7月干ばつが続く。
●奥谷池(土庄町)、大蔵池(観音寺市)を築く。
   

1691

4

●弘階池(善通寺市)を築造する。
●勝田池(三豊市)のかさ上げに着手する。
   

1695

8

7月21日大風洪水で穀物が実らず。
●勝田池の改築が完成する。
   

1696

9

●吉原大池が完成する。    

1697

10

●蛙子池(土庄町)を1.5間(2.7m)改築する。    

1698

11

○夏、干ばつが続く。    

1699

12

○夏、干ばつが続く。    

1701

14

●このころ、粟井逆瀬池(観音寺市)を築くと伝えられる。    

1702

15

7月28日、8月30日、大雨洪水。
●買田池(善通寺市)を改築する。
   

1704

宝永元

8月10日、9月11日、大雨洪水で人々が飢える。    

1705

2

●川池、尾池(坂出市)を築造する。    

1706

3

○5月6月が大干ばつ、雨を百々渕(どうどうぶち)(高松市)に祈る。    

1707

4

8月17日、大雨。18日大風洪水。
9月12日大風雨。各所に堤防が決壊し、収穫がなく、多数の人が飢える。
●久保太郎右衛門により、綾川より大羽茂池(綾川町)に延長3里18町(14km)の菅原用水が開削される。
   

1710

7

○6月、7月大干ばつ。降雨を百々渕に祈る。
8月23日、大風雨で堤防ことごとく決壊する。でき死者100余人。穀物も実らず。
   

1712

正徳2

●清水下池(観音寺市)を築造する。

1716

徳川吉宗が享保の改革を行う。

1718

享保3

○6月7月雨が降らず、大干ばつ。牛馬の倒れ死ぬものが2,200余頭にのぼる。
●粟井逆瀬池(観音寺市)を改築、猪の谷池(小豆島町)を築造する。
●新池(坂出市川津町)を築造する。
   

1719

4

○西讃、6月7月干ばつ。
●鴻田池(三豊市)を築造する。
   

1720

5

6月17日、大雨。7月10日、15日、大風洪水がおこり、堤防各所が決壊する。このころ長雨が続く。

1720

各地で新田開発がさかんに行われる。

1721

6

うるう7月10日、15日、大風洪水。土器川の堤防が決壊する。
●蛙子池(土庄町)かさ上げ、堤防を3尺(0.9m)改築する。
   

1722

7

6月23日、大風洪水。8月14日また同じ、8月22日、大雨。23日、大風雨。
●蛙子池、前年に引き続きかさ上げ、堤防を3尺(0.9m)改築する。
●千歳池(観音寺市)をかさ上げする
   

1724

9

○4月14日雷雨、これより7月まで雨がなく、大干ばつ。8月は長雨が続く。この年天災しきり、穀物実らず。    

1725

10

○6月7月大干ばつ、五穀実らず。    

1727

12

新池(坂出市川津町)決壊する。    

1729

14

○春より5月まで干ばつ。秋、洪水4度。人家の倒壊するもの多く、穀物実らず。新池が復旧する。    

1730

15

○5~6月に干ばつがおこる。7月になって長雨が続く。24日に大洪水。この年、天災が多く、穀物実らず。    

1731

16

○連年凶作が続き、人々がおおいに苦しむ、世に言う「享保の飢饉」という。
●三郎池(高松市)を改築する。
   

1732

17

小津森池(丸亀市)が決壊する。    

○:干ばつ
●:池及び水関連施設の築造・修復

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