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3月15日から3日間、農業大学校で農業機械利用技能者養成研修4 農業機械(初心者)安全講習が開催されました。
この研修は、新規就農者や農業経験の浅い方を対象に、農作業安全に対する意識啓発と、農業機械の基本的な操作方法等について理解を深めていただくことを目的としています。
今回は、農作業の中でも特に使用頻度が高く、事故にもつながりやすい乗用型トラクタと刈払機について、実機を用いて取扱い操作やメンテナンスの方法を学んだほか、実際にほ場での耕うん作業も体験しました。
参加者からは、
「実際の機械を用いての説明や演習で解りやすかった。」、「事故動画を見て気をつけようと思った。」
「丁寧な説明で解りやすかった。」 などといった声が聞かれました。
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講習の様子 | 刈払機(ナイロンコード)の説明 |
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エンジンオイルのチェック方法の実演 | エンジンオイル交換演習 |
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トラクタ ロータリー脱着の実演 | 耕うんの演習 |
就農を目指し、野菜や果樹の栽培技術を学ぼうと農業大学校に入学して11か月が過ぎ、28日には修了式を迎えます。振り返れば、本当にあっという間でした。
野菜や果樹の就農実践研修生として14人が、農業大学校の専門的なカリキュラムで農業の基礎を学べたことは大変有意義でありました。4月からは就農すべく、植え付け苗や農機具類の購入など準備を進めている頼もしい研修生らも多いです。
担当の先生方には1年間お世話になりました。本当にありがとうございました。
(写真は、1月20日に播種した中玉トマトの鉢上げ作業時のものです。)
(令和元年度就農実践研修 野菜コース 菊川 淳三)
今日は、技術研修科の講義日です。
技術研修科就農実践研修では、農場実習とは別に12月末~2月末にかけて、毎週木曜日に8回の講義があります。果菜類・葉菜類・根菜類の野菜栽培各論や農業機械、鳥獣害対策、6次産業化、環境保全型農業など、農業を行っていくうえで必要な知識を学んでいます。丸一日の授業は、眠気との戦いとなりがちですが、講師の先生方の、時には雑談を交えての講義は楽しくもあります。
農大の先生方の熱意あふれる講義で得られた知識を、今後の就農に活かしていきたいです。
(令和元年度就農実践研修 野菜コース 井上 和己)
周年栽培も可能なホウレンソウですが、やはり一番おいしくなる季節は冬ですね。
ホウレンソウは、ビタミンA、葉酸、鉄分などが豊富で栄養価にも優れ、おひたしや胡麻和えなど私達の食卓の定番となっています。
流通関係者などによると、香川県の人はホウレンソウが好きな方が多いのか、特に冬場は色々な葉物野菜の中でも、よく売れる野菜だと聞きます。
農大の技術研修科では、春にかけてまだまだホウレンソウを作付していきますが、播種から収穫まで私自身勉強になりました。
(令和元年度就農実践研修 野菜コース 岩﨑 雅彦)
もうすぐ12月。寒さもだんだん感じられる季節になってきました。
今日は、ダイコンのトンネル栽培の実習を行いました。株間35cm、2条ちどり植え、1穴2粒づつ播種しました。
ビニールトンネルを張る作業は初めてですが、支柱の立て方、ペグ(金属杭)の打ち込み方、マイカ線の張り方など最初は苦戦しましたが、研修生同士力を合わせてトンネル被覆ができました。みんなと協力して作業をすることは楽しく、自分の経験や知識が増えていくことはとても有意義です。
実践研修期間も少なくなってきていますが、最後までたくさん経験して就農につなげたいです。
(令和元年度就農実践研修 野菜コース 岡本 大樹)
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