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秋を代表する花の一つである菊。中国では、9月9日の「重陽の節句」に菊を愛で、菊酒を飲む風習があります。中国から伝わってきた菊は、日本の江戸時代に様々な品種が生まれ、庶民にも菊栽培が広がっていきました。
讃岐民芸館は、陶磁器や染め物など、菊をモチーフにした秋を感じさせる品を収蔵しています。こうした日常使いだった品々に菊が表現されているということは、いかに菊が庶民の生活に身近だったかが想像できます。
そのほかにも、紅葉やススキといった秋を代表する植物をモチーフに彫られた型紙など、秋らしい収蔵品を展示し、「深まりゆく秋」を演出します。
会場:栗林公園内讃岐民芸館(古民芸館)
期間:令和5年9月15日(金曜日)から12月10日(日曜日)
料金:無料※ただし栗林公園入園料が別途必要
展示資料:絣、型紙、菓子型など約40点
栗林公園観光事務所
TEL:087-833-7411FAX:087-833-7420
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