ページID:12419

公開日:2020年12月10日

ここから本文です。

うどん・そうめん

讃岐うどん

香川では、家族で食べる「たらいうどん」、茹でたてをシンプルに食べる「生醤油うどん」、疲れを癒す「どぜう(どじょう)うどん」、野菜をたっぷり入れた「しっぽくうどん」などいろいろな食べ方があります。
讃岐でうどんが盛んに作り始められたのは、江戸時代初期。瀬戸内で小麦や塩などの良質の材料が豊富に採れたことやお遍路さんの接待などに出されたことから、香川で広く普及したといわれています。
また、香川県では一層おいしい「讃岐うどん」を提供できるよう小麦の品種育成にも力を入れています。

うどんの日
香川の農村部では、半夏生(はんげしょう:夏至から数えて11日目)に天から毒気が降るという言い伝えがあり、この日には、毒を消す力があるといわれる小麦で作られたうどんなどを食べる風習がありました。麦刈り、田植えと続いた農作業が一段落するこの日には食べるうどんはお百姓さんの楽しみの一つでした。

この「半夏生」が、毎年7月2日頃にあたることから、本場さぬきうどん協同組合は、昭和55年に7月2日を「うどんの日」と定め、小麦が収穫できたことへの感謝と「さぬきうどん」の発展を祈願するため、献麺式を行います。

手延べそうめん

涼やかさが夏場の食欲をそそる。
氷水の中で揺れる極細のそうめんを、みりんとしょうがのきいたタレでツルっとすする。コシが強く、風味がある一口が喉を過ぎるとき、ひときわ真夏を感じます。
極寒期に寒水で小麦粉を練り固め、独特の手延べ法で細い糸状に引き伸ばし乾燥します。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、兵庫県の播州、奈良県の三輪と並び、三大産地の一つです。

このページに関するお問い合わせ