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新型コロナウイルス感染症にかかる特措法に基づく緊急事態宣言が、昨日、すべての都道府県において解除されました。
これを踏まえ、本県においても「感染予防対策期」に移行することといたしました。
4月7日に、東京都など7都府県に緊急事態宣言が発令されてから約50日間、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために、県民の皆様あるいは国民の皆様が一丸となって、外出の自粛などのご協力をいただいたことが、緊急事態の解除につながったものと考えております。
皆様のご協力に、心から感謝申し上げます。
また、この間、感染者の検査、治療に当たられた医師、看護師をはじめとする医療従事者の皆様に対しましても、心から御礼申し上げます。
皆様方のおかげをもちまして、ひとまず、国内における新型コロナウイルス感染症の感染拡大の大きな波を収束の方向に向かわせることができましたが、この感染症に対しては、今後も、第2波、第3波に備えた長丁場の取組みが必要です。
再び感染拡大を招き、今までの努力が無駄になることは避けなければなりません。
一方で、新型コロナウイルス感染症は、社会経済に大きな影響を与えました。
これからは、感染拡大を防止しつつ、社会経済活動を維持・回復させ、県民の皆様の暮らしと営みを守ることが求められています。
県といたしましては、これからの「感染予防対策期」において、県民の皆様に「新しい生活様式」が定着することや事業者の皆様に適切な感染防止対策を講じていただくことを前提として移行期間を設け、一定の安全性が確保されることを確認しながら、これまでの自粛等の協力依頼を段階的に緩和しつつ、社会経済活動のレベルを引き上げてまいりたいと考えております。
この「感染予防対策期」の移行期間における対策は、別にお示しさせていただきましたが、県民の皆様、事業者の皆様には、今後も、ご不便をおかけすることがあるかと存じます。引き続きのご理解・ご協力をお願い申し上げます。
私も、皆様の生命と健康、経済・雇用を守るため、国や各都道府県、県内各市町と力を合わせて、この新型コロナウイルス感染症との闘いに全力で取り組みます。
令和2年5月26日
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