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県民の皆さまには、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、行動の自粛等にご理解、ご協力をいただいており、心から感謝を申し上げます。香川県においては、4月12日以降、感染者が急増し、4月14日に、「香川県緊急事態」を宣言しました。
4月16日には、いわゆる特別措置法に基づく緊急事態宣言が、それまで東京都、大阪府など7都府県の地域に加えて、本県を含む全都道府県が対象地域になりました。
この間、新型コロナウイルス感染症の感染者はこのように増加し、21日までに28人、12日から20日までは9日連続で発生しております。
また、感染者が確認された地域も拡大しており、感染の拡大に、依然として歯止めがかかりません。
人の流れについても、21日午後3時時点の高松駅前と丸亀町商店街の状況を見ますと、感染拡大以前、緊急事態宣言が出された4月7日と16日と比較すれば、皆さまのご協力で減ってきてはいますが、まん延防止のために必要な「最低7割、極力8割程度」の減少には至っていません。
そこで、たいへん、ご迷惑をお掛けしますが、法律で定められた対象となる事業者の皆さまは、4月25日から5月6日までの12日間、お店を閉めてください。
また、夜8時から朝5時までの間、営業を行っている飲食店の皆さまには、4月25日から5月6日までの12日間、夜8時以降の営業をやめてください。
これらのお願いは、特別措置法に基づく要請です。
また、観光客が多く来られているうどん屋さんは、5月2日から5月6日までの5連休、お店を閉めてください。
このお願いは、特別措置法に定められているものではありません。
しかし、今、香川県としてできること、やらなければいけないことと考え、観光客が多く来られているうどん屋の皆さまには、大変なお願いとなりますが、ご協力をいただきたいと思います。
感染拡大の防止に、御協力いただける事業者の皆さまには、県から、少額ではありますが、感謝の意を込めて、感染拡大防止協力金を出させていただきます。
この休業要請と感染拡大防止協力金の詳しい内容については、県ホームページをご覧ください。コールセンターも設けています。
電話でのお問い合わせは、087−832−3800までお願いします。
受付けは5月7日(木曜日)からを予定していますが、申請にあたっては、期間中、休業や時間短縮していただいたことを確認できるものを提出いただくこととしていますので、休業期間中のお店のホームページやSNSでの発信、店頭での貼り紙を撮影した写真などをご準備いただくようお願いします。
なお、事業者の皆さまには、国の緊急経済対策として、さまざまな支援策があります。
例えば、大きな影響を受けられている事業者の方に、事業全般に広く使える「持続化給付金」が国の補正予算に計上されています。
この制度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが前の年に比べて50%以上減少している中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者の方に、法人は200万円、個人は100万円を上限に支給するものです。
また、労働者の雇用の維持を図る「雇用調整助成金」も拡大されています。
そのほか、実質、無利子の融資制度なども創設されています。
香川県においても、県の制度融資で、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少した中小企業の方に、低利な融資利率と保証料の「経済変動融資」や「危機関連融資」をご用意しています。
また、国の雇用調整助成金に、5分の1の額で100万円まで上乗せする「香川県緊急雇用維持助成金」を4月1日から設けています。
現在、これらの支援策を実施していますが、今後、さらに緊急経済対策を早急にまとめ、事業者の皆さまを支援いたします。
大型連休の休業のお願いは大変心苦しいところではありますが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためには、今は、人との接触をなるべく少なくするしか手立てはありません。
何卒、以下の点についても、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
加えて、
家にいましょう。
皆さまご自身の命と健康、ご家族や大切な人を守るため、ここが正念場です。
私も全力で戦います。
皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。
令和2年4月22日
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