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7月9日、香川大学教育学部附属高松小学校1年生から6年生の30名の皆さんが、「高松市の良いところを発見し、PRしよう。」というプロジェクトの一環で、見学に訪れました。
彫漆の工程見本や作品を観賞しながら、
「一つの作品が完成するまで、何日かかるのですか?」
「展示している作品のそばに、どうして水の入ったコップを置いているのですか?」
「漆はいつから使われていたのですか?」
など、実習指導員に多くの質問がありました。
香川漆芸の3技法(蒟醤(きんま)・存清(ぞんせい)・彫漆(ちょうしつ))の違いを、手の感触で確かめます。
実習室では、今年4月に入所した研究生が、自分で使う彫刻刀を作っていました。漆芸研究所では、刷毛(はけ)や彫刻刀などの道具は自ら作ります。思い通りの作品を生み出すためには、自分の手に馴染む道具を作ることも大切なことです。
道具作りをみるのは初めての児童が多く、興味を持ったようです。
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