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【松原弘明氏が第38回日本伝統漆芸展 文部科学大臣賞を受賞しました。】
漆芸研究所の修了者で、現在、彫漆の工芸指導員を務める松原弘明氏が『彫漆盛器「早春」』で第38回日本伝統漆芸展の文部科学大臣賞を受賞しました。
松原氏は、同展第16回、第25回に続き3度目の最高賞受賞となります。
昭和62年度に当研究所の研究生課程を修了した松原氏は、人間国宝の音丸耕堂に師事、その後は漆芸作家として活動しながら平成18年より当研究所の工芸指導員として後進の指導にあたっています。
同じく工芸指導員の石原雅員氏(昭和53年度修了)が『堆漆象嵌蔓草文小箱』でMOA美術館賞を受賞したほか、研究員の小林由実さんが初入選するなど多くの修了者の努力が実を結んでいます。
松原弘明氏の喜びの声です。
「今回2点の彫漆技法の作品が受賞でき、香川漆芸を少しアピールできたので、嬉しく思います。」
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