讃岐の水・土・里(みどり) 行事・祭り

農村歌舞伎(肥土山)

毎年5月3日に国の重要有形民族文化材である肥土山農村歌舞伎が、肥土山離宮八幡神社境内で神社祭りの奉納として半日にわたり行われます。

小豆島では幕末から、明治・大正・昭和の初年までの約100年余りの間に、30を超える舞台と600~700人の歌舞伎俳優がいるなど「歌舞伎の島」として知られていました。

なかでもこの肥土山の農村歌舞伎は、1686年(貞享3年)に、小豆島肥土山の庄屋 太田伊左衛門の尽力により、灌漑(かんがい)用のため池・蛙子池が完成し、それまで水不足に泣かされてきた住民が感謝を込めて大芝居を催したのをきっかけに、肥土山の農村歌舞伎が始まったと言われています。

俳優は、肥土山地域に暮らす人々で、約250戸を6つの組に分け、交代制で演じられており、農村歌舞伎は住民参加で運営、継承されています。

このように農村歌舞伎は300年あまり前からこの島に根づき、土庄町肥土山、小豆島町(旧池田町)中山、小豆島町(旧内海町)歌舞伎保存会の合同により、小豆島農村歌舞伎保存会を結成し、現在も歌舞伎の上演が続けられています。

第7回「第7回むらの伝統文化顕彰」最優秀を受賞

農山漁村の伝統文化を守り、継承している団体を顕彰する農林水産省の「第7回むらの伝統文化顕彰(平成19年度)」で「肥土山農村歌舞伎保存会」(三木団司会長、76名)が、少子高齢化が進行し継承が危ぶまれる中、安定的、体系的に後継者を育成していることが評価され、最優秀にあたる農林水産大臣賞を受賞しました。

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