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鳥インフルエンザは、通常、ヒトに感染することはありません。
鳥類に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスによる感染症のことです。
鳥インフルエンザウイルスは、通常はヒトに感染しませんが、感染した鳥に触れる等、濃厚接触をした場合などにきわめて稀にヒトに感染することがあります。(鳥以外にヒトやその他の動物に感染した場合も「鳥インフルエンザ」という病名を使います。)
鳥インフルエンザのなかでも、感染した場合に高率に死亡させてしまうようなものを高病原性インフルエンザといいます。高病原性インフルエンザウイルスとしては、A/H5亜型のものとA/H7亜型のものが知られています。
現在、日本での患者発生はありません。
中国を中心に、鳥インフルエンザの患者が発生しています。
報告されている患者のほとんどが、家きんやその排泄物、死体、臓器などに濃厚な接触歴があったとされています。
鳥との接触を避け、むやみに触らないようにしましょう。アジアやアフリカ、中東に旅行される方は、生きた鳥が売られている市場や養鶏場にむやみに近寄らない、また、手洗いを徹底してください。
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