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公開日:2021年4月1日

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先輩からの声

職務経験者(一般行政事務)

観光振興課 国際観光推進室
海外路線誘客グループ
主任 中村宇雄
(平成27年度採用)

中村宇雄の写真

中国・上海での旅行イベント出展の様子

現在の職務内容

中国本土、特に高松と直行便で結ばれている上海を中心としたエリアからの観光客誘致を担当しています。

具体的な業務内容は、航空会社や旅行会社との商談、現地で開催されるイベントへの出展、中国のSNSを活用した情報発信など、多岐にわたります。現在、新型コロナウイルス感染症により海外との往来が極めて難しい状況にありますが、中国における最新の旅行事情を見ながら、オンラインで旅行会社と商談を行ったり、国内在住の中国人インフルエンサー(社会に対して大きな影響力を持つ人)を通じた情報発信を行ったりして、「香川」の人気拡大に向けて取り組んでいます。

仕事のやりがいや魅力は?

人口減少という大きな課題に直面する日本において、全国の自治体が地域活性化のために海外からの観光客の誘致に取り組んでいます。また、中国はインバウンドにおいて最大のマーケットですが、旅行消費においては20代、30代の若年層が中心的な担い手となっており、市場の変化が激しいことでも知られています。

こうした中で、コロナ禍前においては、香川県における中国人の延べ宿泊者数は着実に伸び、高松=上海直行便の搭乗率も上昇していました。日ごろの地道なプロモーション活動が、「日本を深く旅したい」という旅行者のニーズにマッチし、数字に結び付いていることがやりがいにつながっています。

コロナ禍においても、「ニューノーマル」を反映した市場のトレンド変化を踏まえ、県内観光地から中国本土に向けた「ライブ中継」を実施したり、若年層に大人気のSNS「TikTok」を使って情報発信を行ったりして、多くの反響を得ています。インバウンドにとって大変な状況が続いていますが、コロナ収束後の目的地として「香川」を多くの人に選んでもらえるように日々の業務にあたっています。

仕事以外で熱中していることは?

学生時代から語学に関心があったこともあり、語学学習に力を入れています。英語においては、県内にとどまらず日本の歴史、宗教、時事問題、ポップカルチャーをどのように英語で表現するか、勉強会をしたり本を読んだりして知識を深めており、香川を訪れた外国人を案内するときにも、こうした知識は役立っています。また、最近では中国語学習も開始し、時折、中国の友人とも自動翻訳アプリも使いながらSNSでやりとりしています。中国語の発音に苦悶することも多いのですが、将来、ビジネスで使えるレベルまで到達したいと考えています。

受験希望者へのメッセージ

県庁で働く大きな魅力の一つは、様々な仕事を通じて地域の課題解決に貢献できるということです。入庁後、組織風土の違いに困惑することもあるかもしれませんが、熱意があればチャレンジを許容する寛容さが香川県庁にはあると感じています。ぜひ、みなさんが培った知識や経験を発揮する場として、香川県庁を選んでいただけたらと思います。

採用後の職場経歴

平成27年4月 県税事務所 事業税課
平成29年4月 県税事務所 滞納整理課
平成30年4月 現在の職場

(掲載内容は、令和3年2月現在のものです。)

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