ページID:20470

公開日:2020年12月26日

ここから本文です。

塚原稲荷神社のあばれ神輿(さぬき市)

概要

文化財ぬき市無形民俗文化財

所在地・伝承地ぬき市長尾町塚原地区

祭礼・公開日10月第二土曜日・日曜日

概要ぬき市長尾町塚原にある稲荷神社の祭礼にあたり、若者たちは里芋の芋茎などで神輿や、うどんのヌクメイカキや飼料袋などの生活用具や農作業に使う用具で奴衣装や奴道具などを作り、渡御をする。化粧(昔は炭を塗った)をした若者たちは神輿や奴道を持ち暴れ回り、参拝者を追いかけたり、近くの谷池に飛び込んだりする。

撮影日2009年

参考文献塚原稲荷神社のあばれ神輿」瀬戸内海歴史民俗資料館『香川県の民俗芸能』1998

写真

1 2 3
太鼓を先頭に本神輿をなど渡御をはじめる 本神輿のにつづき、太夫・傘持ち・神輿かき・道具持ちのアバレたちが進む 破れ傘をもった傘持ち、うどんのヌクメイカキを冠にし、ハランをつけた太夫が行く。裃は肥料袋。
4 5
あばれ神輿や奴たちは渡御の途中、暴れて自ら、または参拝客もろとも谷池に飛び込む 稲藁を屋根に、四隅の柱を里芋の芋茎などでつくった神輿も谷池に飛び込む

写真の説明

  1. 太鼓を先頭に本神輿をはじめ渡御がはじまる。
  2. 本神輿の行列につづき、太夫・傘持ち・神輿かき・道具持ちのアバレたちが進む。
  3. 破れ傘をもった傘持ち、うどんのヌクメイカキを冠にし、ハランをつけた太夫が行く。裃は肥料袋。
  4. あばれ神輿や奴たちは渡御の途中、暴れて自ら、または参拝客もろとも谷池に飛び込む。
  5. 稲藁を屋根に、四隅の柱を里芋の芋茎などでつくった神輿も谷池に飛び込む。

このページに関するお問い合わせ