香川県立白鳥病院ロゴマーク  香川県立白鳥病院
白鳥病院外観

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  地域包括ケア病床が稼働します 

- 平成29年11月1日 -

111日から地域包括ケア病床が稼働します。今年度の重要課題に向かって多職種が協力し合って進めてきました。当院を利用された患者さんが、住み慣れた地域で住み慣れた家で過ごせるよう、病院の職員と市役所、地域の方々の連携で実現していきます。

また、地域包括ケア病床の開設に加えて、退院前訪問や転院前面談を始めています。治療や療養の場所・生活の状況が変わることへの不安を軽減し、不具合を解決できることを目的に看護師、理学療法士、社会福祉士等が取り組んでいます。そうすることで気づかなかった段差や毎日の日課での障害が見えてきます。段差の解消、廊下やベッドサイドの手すりの設置、移動のための老人車の活用など、その人に合わせた用具の工夫が考え出されます。今まで行っていたことが形は変えても続けられる確信になります。

退院前訪問や転院前面談で得た情報を毎日のケアに反映させます。たとえば、風呂の深さは○㎝だから足はどれくらいどうやって上げる? 台所のキッチン台の高さはどれくらいだから立位でできる?座ってする? 内服の管理はカレンダー式の物を使う? 体調を崩した時の受診の目安は? 毎日の体調管理の指標は?などなど地域包括ケア病床に入院中に家での生活を見据えた関わりを繰り返します。できる力を伸ばし、助けてもらう力を明らかにして自分が主人公になって生活を再構築します。



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  学生実習を通じて感じたこと 

- 平成29年6月9日 -

先日、学生実習の方法を学校に提案しました。

患者さんの療養環境を見直してみようと題して、ベッドサイドに危険な場所はないかKYTの観点もいれながらイラストで表して学生5名と教員2名と一緒に考えました。酸素のチューブを体に敷き込んでしまう患者さんに対して、学生が訪室時に折れ曲がってないか気をつけるという発言の後、退院が近いので患者さんが家に帰っても(在宅酸素療法を続ける予定)酸素チューブを敷き込まないように、患者さん自身に必要性や確認の行動を説明して自分で管理ができるようにしてはどうかとの発言がありました。

家に帰っても困らないよう、酸素療法が効果的に続けられるよう患者さんに説明することは、セルフマネジメントの思考を発展できる切り口だと思います。与えるばかりでなく患者さんが少しでも自立できるよう援助することは大切なことです。その視点に気づいたことに拍手を送りました。
 実習を通して、患者さんの置かれた状況や退院後の状態を推し測ることで不安や苦しみを知り、患者さんひとり一人の看護に繋がることに気づいてほしいと願っています。


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 年度当初にあたり 

- 平成29年4月3日 -

20171月看護管理の雑誌の新春寄稿特集として「2025年に伝えたい看護」と題して日本看護協会の坂本すが会長をはじめとして有名な病院の看護部長9名が寄稿していました。

特に坂本すが会長の「生きる力を引き出す」看護の力という言葉にすこぶる共感しました。思い返せば、母性看護講座で教授に「産もうとする力」「生まれようとする力」をどう引き出すかは助産師にかかっているという講義を聞いた時に、自分の看護に対する定義を改めたことがありました。私が考える看護とは、「生きようとする力を支援すること」と考えていました。だから坂本会長の「生きる力を引き出す」には近いものを感じました。

2017年今年は、白鳥病院変革の年です。医療・保健・福祉・行政においては、地域包括ケアシステム構築、地域医療ビジョンが表明され、当院も地域包括ケアシステムにおける当院の役割を果たすべく「地域包括ケア病床」を立ち上げることが決まりました。地域の人々が住み慣れた地域で活き活きと生活できるよう看護師として支援していきたいと思っています。
                                                                   


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  褥瘡チーム報告を受けて  

- 平成28年12月21日 -
先日、褥瘡対策チームから嬉しい報告が2つありました。
どちらも患者さんの回復する力を信じて、引き出して健康へ導いたものです。
1つ目は褥瘡チーム介入の卒業の報告でした。
栄養状態が悪く褥瘡の回復が遅れていた患者さんの褥瘡が治癒して褥瘡チームの介入を卒業しました。人工呼吸器を装着して意識レベル300点、状態としてはかなり厳しい状態でした。毎日清拭をして保湿剤を塗布して、除圧を図り、ポジショニング、栄養について話し合いを繰り返したこと脱帽です。「患者さんのお身体にできた褥瘡を治してきれいな皮膚に戻したい。傷を治したい。」の思いと日々のケアが達成の源だと思います。看護は毎日の積み重ねが大切です。毎日同じように手をかけると少しずつ回復への道筋がはっきりとして、患者さんを元気にしていきます。
2つ目は研究発表です。
12月17日にNSTメタボリッククラブで当院の看護師が2名口演発表しました。
心臓リハビリテーション後に循環器センターに入院していた90歳の患者さんが理学療法科との協働でリハビリ後に栄養補助食品を摂取することで筋肉量が増し、心臓機能が改善して在宅に帰られた事例の報告でした。心臓リハビリ+栄養補助食品125ml(200kcal+タンパク8.2g)早期介入が良いとの発表でした。

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  学生実習にむけて  

- 平成28年 8月12日 -
看護学生の実習が始まると新鮮な気持ちになります。実習初日に病院のオリエンテーションを看護部長が行います。病院の説明だけでなく、社会情勢や病院の役割、看護の役割、これから目指す看護について話をします。その時に今回の実習に対する目標や心意気を話してもらっています。「最近の学生は…」と時に耳にしますが、最近の学生は自分の言葉できちんと話ができることに驚きます。これからの実習が有意義であってほしいと願いを込めて各部署に案内をしています。

看護学生の実習が終わると、全員が看護部長室に挨拶に来てくれます。一人ひとりの実習の様子を現場で感じ取りたいのですが、そうもいかず、挨拶に来てくれた時に語ってもらいます。そこで、学生一人ひとりにコメントを返します。一人ひとりの学びや気づきは現実のことですので、知識や理論に照らし合わせて言葉を掛けます。経験の意味づけに繋がるように問いかけ、引き出し、学生全員と共有します。この時間が学生のこれからに役立ってほしいと思います。

どうぞ目指す看護師を見出して目標に向かって成長してほしいと願っています。


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  ランチョンセミナー 認知症看護 

- 平成28年 5月24日 -
認知症看護認定看護師がランチョンセミナーでせん妄ケアモデルの説明をしました。昨年、病棟でせん妄ケアモデルを作成し、今年度は活用の予定です。

せん妄ケアモデルは、せん妄のリスクファクターの評価から始まります。せん妄のリスクファクターがあれば、家族への説明と予防ケアを行います。せん妄評価を繰り返し、せん妄を発症すれば原因別ケアを行います。原因は発熱、疼痛、便秘など11項目ありそれぞれの対応を行います。

以前患者さんがせん妄状態になったことがあります。どうしてわかってくれないの、言葉も伝わらず、私の手を振り切ってエレベーターに乗って家に帰ろうとしました。今ならば、せん妄を防ぐケアができるのではないか、なにか一つでもできることがあるのでないかと思います。注意深く観察する、時間を伝える、環境調整をする、馴染みの物を置く、家族に面会を依頼する、睡眠の確保、苦痛の軽減などができたのかなと思います。

今年度の診療報酬改訂において認知症ケア加算が取れるようになりました。せん妄ケアモデルと患者参画の看護計画で個別的なケアを提供する基盤を固めています。








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  白鳥病院恒例“看護部新人交流会”を開催しました。

- 平成28年 5月14日 -

514日(土)連休明けの晴天。

新人4名を含み 医師、薬剤師、理学療法士、事務等総勢23名。

(今年は松本事業管理者にご参加いただきました。)

  引田の大池キャンプ場でバーベキューを楽しみました。 

恒例ですので、みなさん段取りよく、火を熾し、野菜を切り、協力し合って準備をしました。

しばらくすると、いつものようにS師長さんの手作り料理が到着。

今年の一押しは“鯛の塩釜焼”こんなの見たことない―

新人も一緒になって準備。

チーム分かれて食べる、飲む、喋る、笑う、

食べる、飲む、笑顔、また笑う。

みんな笑ってる。喋ってる。


≪本日のメニュー≫のご紹介

 鯛の塩釜焼き、ミックスピザ、鮭のチャンチャン焼、

 蓮根のはさみ揚げ、

アヒージョ(鷹の爪とニンニクを入れたオリーブオイル 

でオイル蒸し  パプリカ、イカ、トマト、エリンギ等)

水ようかん、サラダ、

竹パン、山芋の豚肉焼き、ソーセージ、ししゃも、

普通の肉焼き

年目先輩による≪本日のゲーム≫
 チーム(�� �� �� ��)対抗ゲーム合戦  景品有

  2文字しりとりゲーム

  3文字しりとりゲーム

  チーム対抗じゃんけん勝ち抜き戦

感想

 新人の言葉 :楽しかった (^^♪ みなさんとの距離がグーンと近くなった(^^)

 2年目先輩の言葉:考えていたゲームも盛り上がったし、美味しかった、楽しかった(^o^)

  編集者談 :チーム対抗じゃんけん勝ち抜き戦で松本事業管理者のじゃんけんの強さに(*_*)
勝負となるとみんな真剣になるのが不思議です。








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  ランチョンセミナー ハートセミナー 

- 平成28年 4月21日 -

白鳥病院は、ランチョンセミナーが多い病院だと思います。

今日は「心電図の見方とその対処法」について内科医師が研修をしてくれました。

今年度は年間を通じて毎月ランチタイムハートセミナーを開催します。

循環器の医師が毎月いろいろな角度からテーマを考えて企画してくれました。

多職種が会議室に集まって食事をしながら勉強する共に学習する組織です。





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  合同就職説明会にて 

- 平成28年 4月 9日 -

49日に合同就職説明会に参加しました。たくさんの方に県立病院のブースに来ていただいて感謝です。そこで、説明をしていて気づいたことがあります。

やはり、看護の話をすると楽しい。重症心不全の方の「死んでもいいから家に帰りたい。お父さんのそばで居たい。」の言葉に刺激を受けて、医師・理学療法士・看護師がタッグを組んで実現したことを喋っていると熱くなってしまいました。退院後は病状の観察と共に、11回だけトイレまで行きたい希望を叶えるため、理学療法士と協力して心臓リハビリを行いました。次の段階は「お父さんのために素麺を作りたい」これも理学療法士と共に台所までの距離を測り、心臓機能を見ながらゆっくり時間をかけて慎重に進め実現しました。

これから看護師になる人には、患者さんの生活を知り体調を整え環境を調整しながら希望を叶えていく看護の醍醐味を感じられる体験を多くしてほしいと思います。

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  世界糖尿病デーに賛同し、ライトアップを実施しました。 

- 平成27年11月16日 -

白鳥病院でも世界糖尿病デーの意志に賛同し、夜間のライトアップを実施しました。
当院でも糖尿病の治療や糖尿病をコントロールしながら他の病気の治療に通院している方も多く、 少しでもお役に立ちたいと集団指導や個別指導をしています。

集団指導は「しっ・と・こ教室」の名称で、高脂血症、糖尿病、高血圧の療養指導を医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、理学療法士、管理栄養士がタッグを組んで専門分野の説明や血圧、体重、血糖等のチェックをしています。地元の方の参加が多く、和気あいあいとした雰囲気で進められています。

個別指導の栄養指導、フットケアは従来から行っていましたが、今年度からは看護師の糖尿病療養士による個別指導を開始し、その人に合った指導を行っています。指導を受けた患者さんから「悩んでいたことに対して丁寧に答えてくれて、本当によかった。」との言葉もいただき、嬉しく思っています。


 地域の方々が、この住み慣れた地域でいつまでも健康に過ごせるようにお役に立ちたいと思っています。

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 世界糖尿病デー期間の特別展示 ブルーライト の ライトアップ

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  恒例“看護部新人交流会”を開催しました。 

- 平成27年 5月30日 -

5月30日(土)天気予報の午後から下り坂を裏切るように絶好の晴天。新人3名を含み  医師、薬剤師、理学療法士、事務職員等総勢30名が引田の大池キャンプ場でバーベキューを楽しみました。

ただし、普通の肉や野菜を焼くバーベキューだけではありません。



S看護師長さんによる ≪本日のメニュー≫のご紹介

スペアリブの照り焼き、ミックスピザ2種、鮭のチャンチャン焼、きりたんぽ、竹パン、特製茄子のからし漬け、水ようかん、マシュマロ焼き、サラダ、 蓮根のはさみ揚げ

2年目先輩による≪本日のゲーム≫では、 4チームに分かれて対抗ゲーム合戦 景品有、罰ゲーム有
○連想ゲーム
○じゃんけん大会
○絵しりとり
○ジェスチャーゲーム

 

<感想>

新人:楽しかった (^^♪ みなさんとの距離がグーンと近くなった(^₋^)v

2年目の先輩:よかった。ゲームも盛り上がったし、美味しかった、楽しかった╲(^o^)╱

編集者:ジェネレーションギャップ(‘◇’)ゞ ひげ有M先生のクマムシ (^^♪ 温ったかいんだから~ わからなかった(;^ω^)


みんなが笑って、食べて、喋っていい時間でした。今年も頑張りましょう。


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  子ども参観を開催しました。 

- 平成25年 8月16日 -

「子ども参観日」 - お母さん看護師の参観日 -

白鳥病院で8月1日に「子ども参観」をしました。

「子ども参観」は、職員の子どもが親の働く姿を職場で見学することで親の仕事の理解や親子の触れ合いを深める機会として実施するものです。 当院は、小学校2年生から6年生の看護師の子ども8名が参加してくれました。

当日の朝は、お母さんと一緒に出勤しました。その後、男の子はケーシー白衣、女の子はピンクの白衣に着がえ、お母さんが働く職場でお母さんから仕事の内容を教えてもらい見学しました。



病院で働くお母さんの姿や職場を見る機会はなかなかないですが、子ども達はお母さんの働く姿がどのように写ったのでしょうか?
注射の準備をしたり経管栄養の準備をするお母さん、患者さんにテキパキと対応したり、やさしく手助けしたり、安心するような言葉かけをしたり、そんなお母さんの姿を少し緊張しながらいっしょに行動している姿はとってもかわいかったです。


手術室の見学もしました。いつもTVで見る場面が目の前に広がっているのですから子供達も興味津々です。実際に手袋・マスクをつけ手術着を着て器械に触れ、手術室体験を満喫できたようでした。きっと友達に自慢ができる体験ですね。子ども達がうれしそうに友達に話している姿が目に浮かぶようです。


また、入院患者さんへ励ましの手紙を披露し、患者さんからとても喜んでもらえ元気をあげることができたようです。


参観の最後は、お母さんの働く姿をみて、子ども達に【お母さんの成績表】をつけてもらいました。成績表は、「花丸」「二重丸」「まる」で評価しました。(これは事務局長のアイディアです)子供たちの評価をお母さん達はとてもうれしそうに聞いていました。きっと子ども達は、患者さんの命を守るお母さんのことが誇らしく思え、輝いて見えたことでしょう。


参観日は、親子にとって夏休みの思い出深い1日になったことは確かなようです。この子ども参観がきっかけになり、子ども達の中から将来、医師・看護師が出てくることを期待したいものです。


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  平成24年度新採用者とバーベキュー大会を開催しました。 

- 平成24年 6月25日 -

6月9日(土)オートキャンプ場でバーべキュー大会を開催しました。梅雨に入ったばかりで天候が気になったのですが、新採用者の日頃の仕事ぶりが天の神様に認められたのでしょうか?曇り空だった空模様も午後には快晴となり、楽しく1日を過ごしました。

4月の入職後は、研修の日々でした。部署に配属されてからは、仕事を覚えることに必死で新採用者たちの疲労度もマックス状態! まして、もうすぐ夜勤入りです。そこで、看護師長さん達が、夜勤に入る前の新採用者らをリラックスさせようと企画しました。

雲形吹き出し: 師長さん達に感謝 ← 看護師長さん手作りのピザが登場。デザートの和菓子まで手作りです!

日頃厳しい師長さんの思いやりに触れることができた1日でした。






← 先輩やトレーナーの看護師に日頃の悩みを相談しながら・・・ストレス発散できました。


←  さて、お腹もいっぱいになったところでボート漕ぎに挑戦です。

なかなか舵取りがうまくいかず、四苦八苦です。

協働してボート漕ぎができましたか?これからもチームワーク が大切ですよ。


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  お世話になりました 

- 平成24年 3月28日 -

先日、看護学生の卒業式について書かせていただきましたが、今度は私自身が白鳥病院を卒業することになりました。香川県は4月1日に職員異動があります。私も県職員の一員ですので、辞令が出れば従わざるをえません。去りがたいのが本音ですが…。そういうわけで私の「看護部長のひとり言」は今回が最後になります。最初は看護部の職員たちにメッセージを伝えたいとの思いから始めた「ひとり言」ですが、思いもかけずいろいろな方から“読みましたよ”の声をかけていただけました。嬉しい限りです。

お陰さまで“誤字脱字もなんのその” “拙文だけど許してネ~”を信条に書き続けることができました。(褒められる信条ではありませんね。反省!)

白鳥病院での看護師生活を振り返ってみて思うのは“たくさんの方に支えられていたんだな~”ということです。病院の職員(とくに看護部の職員には太り気味の私を軽々と支えていただきました)はもちろんのこと、地域の病院や施設、住民の方々にたいへんお世話になりました。

たくさんの、ほんとうにたくさんのをありがとうございました。ちょっと目がウルウルしてきましたが、笑顔で“さよなら”と言います。そして、またお会いしましょう!

これからも白鳥病院は地域の中でがんばります。どうぞ末永く、よろしくお願いいたします。



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  卒業によせて 

- 平成24年 3月 7日 -

先日、一日で2つの看護学校の卒業式に出席しました。お陰でほとんど仕事らしい仕事はできなかったのですが…。でも卒業式はいいですね~。出席させていただけて嬉しい限りです。

さて2つの卒業式ですが、1つは高等学校の衛生看護学科、もう1つは准看護学院の卒業式でした。

高等学校の卒業式は普通科の学生と合同で、卒業生だけでも200人という、たいへん盛大なものでしたが、校長先生の式辞は素晴らしいものでした。校長先生の式辞は鎌野倫加さんという、この衛生看護科卒業生の活躍を紹介したものでした。鎌野さんは高松市で訪問看護ステーションを運営されていますが、東日本大震災のとき気仙沼市でボランティア活動をされたのを機に、現地の訪問看護の必要性を痛感し、新たにステーションを立ち上げたそうです。ステーションは看護のみでなく、栄養士や歯科衛生士らとともにさまざまなケアを提供できるもので先駆的な取り組みなのだそうです。この式辞で私自身も感銘を受けましたが、卒業生たちはさぞ母校に誇りをもち、自分達の未来を信じることができたのではないかと思います。

卒業生代表の思い出の言葉の中にも素晴らしい言葉がありました。それは衛生看護専攻科の卒業生が述べた言葉で、「こうあるべきという姿ではなく、こうありたいという姿になりたい」というものでした。「あるべき姿」とは人から言われるものですが、「ありたい姿」とは自分自身が責任を持たなければならない姿だと思います。とても深い言葉です。今の自分を振り返って少し恥ずかしい気もしますが、すがすがしさを感じました。

准看護学院の卒業式は、卒業生19人と在校生の小さな、でも心あたたまる式典でした。学院長先生の式辞は「困ったことがあったらいつでも相談に来なさい。みんなにはこの学院があることを忘れてはいけないよ。」というものでした。学院長先生が学生たちに心を配り、親のような気持ちで見守っていらっしゃったのが印象的でした。

そして最後に卒業生は一人一人、マイクを持ちスピーチをしながら退場します。准看護学院の学生は年齢幅も広く、背景もさまざまです。家庭を持ち、仕事をしながら、一人何役もこなして学業に励んだ人も多いのです。ほとんどの卒業生が学院の先生方や支えてくれたご家族への感謝を述べていました。そして在校生に向けて「今、とても苦しいと思うけど、がんばれ。来年の今ごろはきっと卒業できる。」という心強くあたたかいメッセージを伝えていました。私は(みんな、よう頑張ったね~)と思いながら、手が痛くなるくらい拍手で送りました。

看護の現場に出て、きっとみんな苦労もするし、楽しいこともあるし、いろんなことを経験しながら成長していくんだろうな。それぞれの卒業生たちに幸多かれと祈ります。



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  新年あけまして・・・・・ 

- 平成24年 1月12日 -

新しい年が始まりました。昨年の大震災で「おめでとう」よりも「がんばって良い年にしよう」という雰囲気の正月でした。募金箱も減ってきたようですが、見つけたときには小銭を入れて、少しでも…の気持ちを継続させていきたいものです。

さて、今年は仕事始め早々から、大きなイベントがありました。看護学生のインターンシップです。インターンシップは「就業体験」のことで、実習とは異なります。学びの場というよりは就業したときのイメージを膨らませ、将来の進路、就業場所などを考える材料を提供するものです。病院にとっては人材確保のチャンスでもありますが、なにより学生さんに現場の生の声、看護業務の苦労や楽しさ、やりがいなどをしっかり伝えることが大切ではないかと考えています。

県立病院のインターンシップは、香川県立中央病院が行っていましたが、今回初めて当院でも受け入れることになりました。募集していただけるのかとドキドキでしたが、5名の方が募集してくれました。

プログラムには訪問看護やランチョンセミナーを盛り込みました。これは「この際だから、白鳥病院のことをぜひ知ってもらいましょう!」という師長たちからの提案です。その結果、1日コースなのにかなり盛りだくさんになってしまいましたが…。学生さん、忙しかったね、ごめんなさい!

分刻みの多忙な体験でしたが、体験された学生の皆さまからは良い評価をいただき、ホッとしているところです。「緊張していたけどすぐに慣れました」と言ってくれた学生さんがいたけど、ホントは私たちの方がず~っと緊張してドキドキしていたようです。終わったあと、ぐったりしてしまいました(笑)。

今回のインターンシップ成功の裏には事務局の全面的な協力がありました。セキュリティーの関係でIDカードを準備したり、訪問を組み入れたため保険を調べて加入の手続きをしたり…。それに加え、実は前日の準備中にプロジェクターが動かないという大変なトラブルがあったのです。仕事は終了していたにも関らず、電気屋さんまで走ってくれました。当日はなんとか無事に作動したのですが、手配してくれていたので心丈夫でした。いざというときの頼みはやはり同じ職場で働く「仲間」ですね。

また3月に募集があります。次の機会にも「仲間」の助けを借りて良い就業体験を提供できるようがんばります。病院スタッフのみなさま、よろしくね。



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  抑制の早期解除に取り組んでいます 

- 平成23年10月27日 -

看護部は今年度の取り組みの一つに『適切な判断のもとに安全帯を使用し、安全な看護を提供する』という目標をあげています。

「安全帯」とは患者さんが認知症などで理解ができず、結果として危険な行動をしてしまう場合に、やむなく行動を抑制する、そのときに使用するベルトのことをいいます。行動を抑制することは、本来はやってはいけないことですが、呼吸を確保している管を無意識に抜いてしまう、とか身体の大きな静脈から栄養補給しているチューブを抜いてしまうとかいった行動は、患者さんの命にかかわってくる危険な行動です。行動を抑制することにも弊害があります。しかし、その弊害を考慮してもなお、抑制した方が患者さんにとっては良い、と判断したときのみ抑制を行っています。

抑制をするときは3原則があります。「他には方法がないこと」、「最低限の抑制であること」、「一時的なものであること」の3つです。抑制するときには十分な配慮、判断をして行ってはいますが、一度抑制をしてしまうと、解除の判断は遅れがちです。抑制をはずして、もし事故が起きたらどうしよう…と考えてしまうからです。そんなことがあって、しなくてもいい抑制が行われていないか、事故が起こったときの「害」と抑制をしない「益」を本当にはかっているのか、といった反省がありました。

そこで今年度の目標に掲げ、「適切な抑制」に看護部をあげて取り組んでいるところです。患者さんの安全を守るのですから、した方がいいのか、しない方がいいのかは迷うところですが、この取り組みを始めてから職員の意識が変化したように思います。「安全のためにはやむを得ない」という考え方から「抑制をしないですむにはどうすればよいか」と考えるようになっています。もちろん、「安全重視」は変わっていませんが。

私が「抑制をしない」ことにこだわるのは、私自身の経験があるからです。義父は3年前に介護施設で亡くなりましたが、その前に一時、急性期病院に入院していました。肺炎でした。酸素吸入をし、点滴をしていましたが、しょっちゅう抜いてしまい、両手を抑制されていたのです。この病院の名誉のために言いますが、看護師たちはとてもよくケアしてくれていました。プロの私の目からみても、よくやってくれていると感心するものでした。しかし、抑制はされている。面会に行くとまず、その抑制をはずし、手を洗い(ミトンという抑制の一つの道具をしているので、手が臭いのです)、マッサージをします。そうすると義父は「あ~」と気持ちよさそうに声をだし、満足げな顔で胸の上に手を組むのです。面会中は人が側にいるせいでしょう。何も危険な行動はありません。面会が終わるとき、看護師に声をかけ、抑制をはずしていると伝えると「しておいてください」と言われます。これは辛いことです。自分の身内に、自分が抑制するとは。しかし、抵抗するだろうな~と思いながら、義父に「お父さん、これ」とベルトとミトンを見せる私に、義父はうなづくと素直に両手を広げてみせたのです。そして抑制をしてしまうと、さっきまで穏やかに微笑んでいた義父の顔からみるみる表情が失われてしまいました。夫はやむを得ないこと、と割り切っているようでしたが、私は最後が近い人生の中で、どうしてこんな目にあわせないといけないのか、と情けない気持ちでした。

同じ経験は昨年亡くなった私の母の時にもしました。ほんとうに、どちらの病院もよくここまで、と思うほどのケアをしてくれている病院なのです。今も感謝しています。でも、やっぱり抑制は辛い。する側も辛い。される側はもっと辛い。

家族に抑制を手伝わせない。抑制は3原則を厳守する。事故が起こっても抑制を解除した看護師を責めてはいけない。そのためには組織で取り組まなければならない。そんな思いで始めた今年の取り組みです。

「抑制をしない」という選択はとても手がかかります。その手をしっかりとかけてくれている職員にはほんとうに頭が下がる思いです。

先日、院内で老年看護研修を開催しました。とても良い研修会でした。講師の先生からお聞きした、「患者さんの、その方の人生を大切にする」という考え方にはとても共感し、今の取り組みは意義があることだと心から思うことができました。 

急性期医療を提供している病院では「抑制ゼロ」の達成は難しい。でも知恵と工夫と協力で、「他に方法がないときにのみ、最小限で一時的」という原則は守ることができると思います。だって、すでに成果が出てますもの。続けてがんばるぞ!


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  学会が終わりました 

- 平成23年 9月16日 -

8月25日、26日に、日本看護協会主催の地域看護学術集会が開催され、無事に終了しました。メインテーマは「環・和・笑(わ・わ・わ)」でした。東日本大震災の影響もあり、研究発表の演台数も例年よりも少なく、参加数も若干少なめでした。しかし、発表後の質疑応答、意見交換は活発に行われ、講演等の内容も良く、充実した学会になったと思います。岩手県からの発表もあり、思わず応援してしまいました。もちろん、白鳥病院からも発表しましたよ。Yさん、お疲れ様。

私は、準備委員会の一員として、当日は総合司会を担当しました。とちりまくりでしたが、よい経験、よい思い出になりました。

メインテーマの「環・和・笑(わ・わ・わ)」は委員の一人が案として出してくれたものです。テーマについて検討する中で、委員たちの「地域看護」に対する期待や熱い思い入れが出されましたが、それを見事に表したテーマでした。

一つめは連携を意味する「環」。いろいろな施設や職種と連携をとることがこれからますます重要になると思います。だから、これは外せないキーワードです。学会のプログラムの中ではシンポジウム(テーマ:地域の中のチーム医療)や交流集会・ミニレクチャーの中で発表・検討がなされました。いろいろな立場からのお話があり、チームで働くことがとても大切で有意義なことだと感じました。

二つ目の「和」。これは「和やかに」とか「柔和に」という意味から互いに相手を大切にし合った連携、柔軟でしなやかな連携をとりたいという意味を込めています。プログラムでは善通寺の樫原禅澄管長さんに「弘法大師・お遍路に見る『和』」というテーマでご講演いただきました。お接待の話や、日本には宗教戦争がなく、大らかな和の風土があることなどをお話いただきました。友引の次の日はお葬式にお坊さんの手が足りず、手伝ってくれと言ってきたのは浄土真宗のお坊さんで(善通寺の管長さんは真言宗)、二人で行った先の家は日蓮宗だった…というお話には大笑いしてしまいました。ほんとうに大らかな話で、こんなお話は大好きです。

三つ目の「笑」は一文字で「わ」と読まないかもしれませんが、「わ」でお願いします(笑)。委員会で話しあったときに、ある保健師さんからこんな意見があったのです。「辛い、苦しい、悲しい…だけじゃなくて、やっぱり最後は笑っていたいよね、ケアを受ける人もケアする側も。地域看護は、地域の中で生活している人たちが対象。たとえ最後は亡くなるにしても、生活している間はハッピーでなきゃ。笑いがある看護をしたいよね。」これには共感しました。ハッピーになれるようなケアを提供したい。ケアされる人も、ご家族も、そしてケアする私たちも、みんなでハッピーになろうよ。そんな地域看護を実現しようよ。そんな思いが「笑」の中に込められています。プログラムの中では鳥取県の野の花診療所で院長をされている徳永進先生に「地域で笑いのある生活を」というテーマでご講演いただきました。

徳永先生は講演の最初に、「学会でテーマに「笑」という字が入ることはまずない。こんなテーマにする人たちはきっと変な人たちに違いない。でも変な人は好きなので、それで引き受けた。」と言ってくださいました。診療所のある地域で暮らす方々をエピソードやたくさんの写真とともに紹介していただきました。どのお顔もほれぼれするような、ホントい~い笑顔なんです。ほとんどの方はすでに亡くなられていましたが。講演の最初から大笑い、途中ではちょっぴりシンミリして、最後もやっぱり大笑いして終わりました。

さて、学会の間、病院は副看護部長に一任し、留守にしてしまいました。学会が終わったので、また病院で全力投球です。帰ったら、何人かの看護師が「いい司会ぶりだったと聞いていますよ。お疲れ様。」と声をかけてくれました。聞けば、学会に参加した他の病院の友人などからメールで連絡があったとのこと。研修や委員会で知り合った仲間の「環・和・笑」がここにも。そしてねぎらいの言葉は私にとって何よりのご褒美でした。ありがとう。


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  京都に行きました 

- 平成23年 7月19日 -

ある方から「部長のひとりごと」がちっとも更新されませんねぇ、と言われてしまいました。まことに申し訳もなく…。

「何か、あれこれと気ぜわしくて…」

「何を書こうかと思っているうちに日が経って…」

「暑いので、汗と一緒にやる気も流れてしまったみたい…」

な~んて、言い訳を並べてみてもダメですか?

ホントは単に「なまけ」ているだけなんですけどネ。お許しくださいませ。

いつの間にか菜の花の時期はとうに過ぎて、アジサイの季節さえもう終わりそうですね。先日、「医療マネジメント学会」に参加するために京都に行きました。ゆっくり観光する時間もなかったのですが、三室戸寺というアジサイ寺に行くことができました。ちょっと珍道中になりかけたのですが、無事にアジサイを鑑賞して帰ってくることができました。

アジサイもいろいろな種類があるものですね。とても大きなものや、ピンクの花弁の形が変わったものなどなど、あっという間の時間でしたが、十分に楽しんできました。

でも暑くて暑くて…。同行したメンバーのいったい誰が晴れ女だったのか、大雨の予報を裏切り、晴天に恵まれました(いや、恵まれすぎだろう!)

さて、医療マネジメント学会では、当院の看護部BSC(管理ツールのことです)についてポスターセッションによる発表をしてきました。ここでも出会いがあり、質問してくださった方とささやかな情報交換もできました。

また、会場では福岡県や鹿児島県、兵庫県、山口県など、香川も含め各県の旧友たちとばったり、偶然に会うことができました。

特に山口県の看護部長さんは、以前、大阪の1日だけの研修で同じグループになり、名刺交換をした方なのですが、なんと、私の発表ポスターのお隣にいらっしゃいました。お互いに、何か見覚えが…と指を差し合って、「あぁ、あの時の~」と思い出しました。

うん。まだ私の記憶力も保てているようですね!(それにしても世間って狭いなァ・・・

…久しぶりにいろいろな方と会えておしゃべりできて、とてもとても楽しかったのに、帰ってきたら、やっぱり現実が待っている!

でも、支えてくれる人がいるので、がんばります。また、ボチボチと「ひとり言」を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。


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  被災地の方に 

- 平成23年 3月28日 -

東日本の災害のニュースに、胸が痛む毎日です。

日本国中の方が同じ思いなのでしょう。もしかしたら世界中の方が…。

こたつでぬくぬくとテレビを見ていることにとても罪悪感を感じたり、何かじっとしていてはいけないような焦燥感を感じてしまいます。

同時に、テレビやネットではみんなで頑張ろう、被災地の方を支援しようという温かい言葉があふれ、勇気もわいてきます。

日本中が喪に服したようにイベントの自粛も続いています。先日も8月に開催予定の花火祭りを中止したとのニュースがありました。何十万人も集まる祭りとのこと。電力不足が原因であればやむを得ないことですが、そうではなくて単なる自粛なら被災地の方々に元気を届けるイベントにして、開催すればいいのに…と思います。復興には長くかかると言われています。募金活動だって長く続けなければいけない。何十万人も集まるのなら、みんなで元気になって、元気になった分、被災地を応援したら良いのに。募金活動もできるし、例えば被災地の名産を販売するコーナーを設けてもいいし…。

素人考えでしょうか。きっとそうなんでしょうね。

でもでも、何かもっとみんなで元気になったらいいんじゃないの? って思います。

県庁には職員の健康を管理する「健康管理室」という部署があります。そこが発行しているニュースによれば、今回の震災では直接被害を受けていない人も日常生活のストレスをはるかに超えたストレスを受けている、のだそうです。現場から毎日送られてくる映像の悲惨さ、被災者の方の悲痛な声が不安を呼び起こすのでしょう。

ニュース映像から離れる時間をつくったり、ゆっくりお風呂に入るなどしてリフレッシュしましょうと書いていました。また、「こんな大変なときにリフレッシュするなんて申し訳ないと思うかもしれないけど、自身のこころとからだの健康を維持することはとても大切」とも書いていました。そのとおりだと思います。

被災していない私たちが現場の方を支援する。そのためには経済も動かし、自分自身の心と身体も健康に保ち、デマやチェーンメールにも惑わされないことだと思います。

毎年この時期は、通勤途中でみる菜の花がきれいだったのに、今年はあまり咲いていません。菜の花も首をすくめているのでしょうか。こんな時こそ、みごとに咲きほこってほしいものです。


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  N先生、ありがとう! 

- 平成23年 3月3日 -

今年度ももう最後の月になってしまいました。

年が明けてから1月22日に看護研究発表会、2月10日はナラティブ発表会、2月22日のパス大会そして2月25日には看護部BSC発表会と立て続けに発表会が開催されました。

どの発表会もそれぞれに成果をあげることができたと思います。看護部のみなさま、お疲れさまでした。

忙しい中をほんと、よく頑張ったよね~(自画自賛!?)

そして、プレゼンテーションです。前回のひとり言を読んでいただいた方はご存知ですが、N医師の一言がきっかけになり看護研究委員会がプレゼンテーション改善に取り組んでいます。プレゼン教育CDの完成は看護研究発表会にはぎりぎりのタイミングになってしまいましたが、このCDを参考にパワーポイントを作り直した発表者がいるなど、反響はありました。続く発表会でもプレゼンを意識しだしたかなあ~と感じます。

 特にBSC発表会では原稿丸読みはなく、自らの言葉で心を込めて発表してくれました。

ある師長の感想です。

《これまで、発表の原稿を書き上げて、当日はそれをひたすら読む。それが当然のように思っていたけど、違うんですね。原稿丸読みでは言ってることとスライドがズレズレになることもよくあったし…(笑)。前を向いてスライドを見ながら聴取に話しかける。この方が絶対に伝わるよね。》

私を含めて、まだまだプレゼンはつっこみどころ満載ですが、とりあえず、プレゼンを意識してくれたのは大成功です。これもN先生のおかげですね。

N先生、ありがとうございました。

また辛口のコメント、お待ちしてます(お褒めのコメントもよろしく!)



追記 今年も菜の花を届けてくれた方がいて、看護部は花盛りです。

コーヒーのCMじゃないけど、花の中で仕事をするのって贅沢だぁ!


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  こんなCDできました! 

- 平成23年 1月19日 -

昨年のことですが、看護部が主催する『研究発表会』に、N医師が参加していただけました。

そして、その発表会後の感想の一言は、『せっかく良い中身なのにもったいない。もっとプレゼンテーションの仕方を勉強すれば?』というものでした・・・。

確かにご指摘のとおり、発表原稿に頼り、原稿をただ棒読みするような発表では熱意は伝わらないかも・・・。(発表後に行われる質疑応答は熱意が十分に伝わるものなのですが・・・)

看護研究委員会でかっこいいプレゼンをしよう!!このN医師の発した一言はとても反響が大きく、当日参加できなかった人たちにも、なぜかこのコメントのことだけは知っている(笑)というほどでした。

これに奮起したのが、精鋭の集まる「看護研究委員会」です。

委員会のメンバー達はその後1年かけて構想を練り、ついには『プレゼン力を磨くための教育用CD』まで作ってしまうこととなり、私の手元にも昨日、届きました。恥ずかしながら、私も生出演しています。(ほんの数秒ですが・・・)

撮影は、予告なしの突撃隊でしたので、心の準備もできないままの出演だったため、「この部分は切り取って欲しい~」と思う一方で、出演の機会を作ってくれて「すごく嬉しい~!」というのも本音、難しいところです・・・(単なる私のわがまま?)

これがきっかけになって、職員がプレゼンテーションの上手な仕方を意識してくれるといいなと思っています。

さて、今年の発表会は1月22日です。乞うご期待!(N先生、待ってろよ!)


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  クリスマスですね 

- 平成22年12月17日 -

今年もクリスマスシーズンになりました。

キリスト教徒でもないのに、クリスマスはなぜか心浮かれます(ケーキを食べられるからでしょうか…食い意地のはった私です。反省)。

先日は東かがわ市ライオンズクラブの皆様から手作りの“クリスマスリース”をいただき、院内に飾らせていただきました。

実は、どこに飾ろうかと悩んだのですが、いつも外来で待っている方が、じっと前を向いているのが気になっていたことから「少しでも何か楽しいものが目に入るといいな」、ということで外来の待合スペースに飾ることに決めました。

ところが、飾る場所は決まったものの、掲示板に磁石で固定しようとしたら、滑ってしまってダメ。四苦八苦している私達を見て、待合にいた患者様達が「ああしたら、こうしたら…」とアドバイス。なんとか止め具を工夫することで一件落着となりました。

結局、お騒がせしたにもかかわらず、止め具が出来上がるまで飾るのは「おあずけ」になってしまったのですが、その患者様達が「今度来るときは飾っているね。楽しみにして来るよ。」と言ってくれた一言がうれしくて、小さな幸せを感じることができました。

クリスマスが楽しいのはこんな「フレアイ」の機会があるからでしょうか(ケーキだけでなく…ね)。

そして、昨夜は当院恒例の“冬のまつり”が開催されました。

昨年度も計画はしていたのですが、新型インフルエンザが流行の真っ只中で、大勢の人が集まるのは良くないということで残念ながら“中止”になってしまったため、2年ぶりの開催です。

ボランティアで参加し、歌や踊りをご披露してくださった方々のお陰でとても心癒されるひとときでした。

そして驚いたのは、いつも車椅子でうなだれて、何もしようとされない患者様がシャキッと頭をあげて歌や踊りを見つめて、最後には手拍子も一緒になってしていたこと、リクライニング式の車椅子を利用されているのに頭を持ち上げている患者様(あわてて枕を高くしました)がおられたこと、などなど・・・。

参加くださった方々の表情がとても生き生きしていていたことが、とても印象的した。

このようなイベントは、どうしても単調になる病院生活の中に「うるおい、楽しさ」を提供するだけではなく、患者様自身がイベントに参加することで“免疫を高め、療養上によい効果”があるということなのですね。

閉会のあいさつで、“今後もみんなが元気になれるようなものを企画していきます”と約束してしまった私の責任は重大です。

でも実は、このようなイベントは当院の「患者サービス向上委員会」の委員の方が企画、運営をしてくれますので、私はできるだけのお手伝いをするだけなのです。

委員の皆さん、これからもよろしくお願いします。忙しい中を準備くださって、感謝、感謝です。


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  滋賀県の地域看護学会に行ってきました 

- 平成22年12月1日 -

先日、滋賀県大津市で開催された「地域看護学会」に参加してきました。

「地域看護学会」は日本看護協会が主催する学術集会の一つで、来年度は香川県で開催されるため、その下準備としての視察でした。

開会式では滋賀県の嘉田由紀子知事を間近に拝見してそのオーラーに圧倒され、一般公開の記念講演「浅井三姉妹」ではかわいいお江(ごう)ちゃんキャラクターをカメラで撮りまくり…。

浅井三姉妹の三女、江姫は来年のNHK大河ドラマの主役です。まさに時期を得た講演でした。

(ちなみに滋賀県では三姉妹のキャラクターをつくり、すでにグッズも販売しているそうな…)

もちろん学会のメインは全国から集まった看護師の研究発表なのですが、いちばん感心したのは学会のメインテーマとなっている「三方よし~あなたによし、私によし、地域によし」という言葉です。

その語源は、近江商人の経営理念である「三方よし」からとったものだとか。近江商人が大阪商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人であるというのは初めて知りましたが、三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)という言葉も私は初耳でした。

これは、売り手と買い手という当事者だけでなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないとう意味なのだそうです。

なかなか奥が深いですね~。実はわたし、こういう言葉遊びは大好きなのです。

私たちが日々実践している看護ケアも、患者さんやご家族にとって良いだけでなく、ケアを提供する私たち自身が良かったと満足できること、そして社会全体にとっても意義のあるものであれば「最高の看護」といえるのではないでしょうか。言うは易し…ですね。それでも自分自身が納得できるケアを実践しつづけていきたいと思います。

あ、言い忘れるところでした。来年度の地域看護学会のメインテーマは・・・

「和(わ)・環(わ)・笑(わ)」です。意味ですか? 来年までナ・イ・ショ。乞うご期待!


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  モンスター○○○ 

- 平成22年12月1日 -

最近、「モンスターペアレント」とか「モンスターペイシェント」とか呼ばれる人たちがいます。

インターネットのフリー百科事典によれば、「モンスターペアレント(複数だとペアレンツ)」とは「学校などに対して自己中心的で理不尽な要求をする親」を意味し、モンスターペイシェントとは「医療従事者や医療機関に対して自己中心的で理不尽な要求、果ては暴言・暴力を繰り返す患者や、その保護者等を意味し、医療現場でモラルに欠けた行動をとる患者」をこのように呼ぶのだそうです。どちらも1990年代後半ころから増えてきたとか。どちらも社会問題に発展しており、「モンスターペイシェント(モンスター患者)」は医療崩壊の一因になっているとまで書かれています。

でも、親や患者だけでなく、医療従事者にも「モンスター」がいるのでしょうか。

前述の地域看護学会でお世話になった準備委員の方から聞いた話ですが、学会の発表者の中には、原稿の締切を守らない、連絡もない、問い合わせても返事がないので取り下げかと思ったら突然原稿を送りつけてくる、指導内容が気に入らないと文句を言ってくる(常識的な範囲ではないそうな…)、夜の10時も過ぎてそれも開会の前夜に会場への行き方を問い合わせてくる、などなど。原稿の修正をお願いしたら「原本を送っているので、ファイルをメールで送ってくれ」、といった要求もあったそうです。当日も、示設会場にポスターを掲示していないツワモノ発表者もいたとか(もちろん(?)連絡ナシ)。

原稿は自分で責任をもって保存しておく、締切を守る、やむなく遅れるときは一報を入れてお断りと確認をする、どれもごくごく一般的なことばかりと思うのですが、担当の方は無茶な要求でくたくたになったそうです。

あぁ、世の中に「モンスターナース」なんて言葉が生まれてきたらどうしよう!

「モンスター○○○」と呼ばれる人たちは、他の人の気持ちや立場などを思いやることができず、自分のことしか考えられない人間なのでしょう。でも、他の人の気持ちを想像し、思いをめぐらせることが看護の出発点なのに…。

それができない仲間がいるのは残念でなりませんでした。


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  秋を見つけました! 

- 平成22年 9月24日 -

昨日、久しぶりに屋島に登りました。(いま、筋肉痛です。トホホ…)

前回に登ったのは、たしかウグイスが盛んに鳴いていたころ。その後、私事で多忙であったのと、あの猛暑!

とてもとても登ろうという気持ちにはならず、昨日まで一度も登らずじまいでした。

久しぶりの山はやっぱり暑かったですが、日陰はひんやりして気持ち良いこと。

まだ早いかと思っていたけれど、道端にはもう「どんぐり」が落ちていました。

けっこう大きな実もあって、夫といっしょに下りの坂道に転がして遊んでしまいました。(特に階段の上で転がすと大きく跳ねながら落ちていくのでおもしろいのです。道端に落ちないようにまっすぐ転がせるのは至難の技。頭上ではカラスが「ア、アホー」と鳴いてました。もしや私たちのこと?)

秋口にいつも咲く曼珠沙華はまだ見当たりませんでしたが、ミゾソバやツユクサ、ハギなどの秋の花が咲いていましたよ。

今年の残暑は異常気象とも言われていますが、もう少しの辛抱ですね。願わくば、秋はゆっくりと過ぎ、冬は遅めに来て欲しいものです。


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  岳 

- 平成22年 6月10日 -

ご無沙汰してました。ほんとに久しぶりのひとり言です。

年度末から今まで、新病院開院の対応で超多忙でした。でも開院から1か月経って、ようやっと落ち着きを取り戻しつつあります。ご利用されている皆様には混乱のなか、まだまだご迷惑をおかけしているところもあり、申し訳なく思っています。

話は変わりますが、みなさんは「岳(がく)」という漫画をご存知ですか?

そんな漫画があることを私は知りませんでした。悔しいことに夫は知ってました。夫は面白いぞ~と言うだけでしたが、心優しい息子が私のために(?)単行本を買ってくれたので、第1巻と第5巻を読みました。(なぜ1巻と5巻かというと、それは古本屋で買ったからです。)

主人公は島崎三歩(さんぽ)。ボランティアで山岳救助をしている若者の物語です。漫画とはいえ、山での遭難の話なので重い内容です。この主人公が遭難者を発見したとき、いつも声をかけるんです。「良くがんばった!」って。

私は山岳救助隊も山岳警備隊もまったく区別がつきません。ただ、テレビで山岳救助の映像を見て、山のおまわりさんと呼ばれる人たちがいることを知りました。その番組で救助隊の方が語った「重くても重くない、寒くても寒くない、辛くても辛くない」という言葉にはいたく感動しました。

こんな言葉をさらりと口にする人たちはどんな人なのだろう。そんな興味で救助隊の体験をまとめた本も読みました。そして(息子のおかげで)出会ったのが「岳」です。三歩は言います。「すみません、すみません」と謝る人に、「おれの山じゃないから、謝る必要なんかない」と。「ありがとう」という人に、「こちらこそありがとう、生きていてくれて」と。背中で息を引き取った人には「あなたのことは忘れないよ」と。

ながながと書きましたが、実は、新白鳥病院の開院でえらく大変だったので三歩さんのように「良くがんばったね」って言ってほしいなぁ…と思ってしまったのです。

ともににがんばっている看護部のみんなといっしょに「よくがんばったね!」って言葉を聞きたい。誰か、言ってください!


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  新病院が開院しました! 

- 平成22年 6月10日 -

先に、私の気持ちばかり書いてしまい、報告が後になりました。

平成22年5月6日に新白鳥病院が開院しました。

去る4月24日(土)には開院式が行われ、午後には一般の方の内覧会も開催されました。これはとても盛況で、案内した私も声が枯れるほどでした。おおよそ400人くらいの方が来て下さったようです。地元の方がほとんどで、中には「私の家が見える、ほらあそこ」と案内してくださった方もいました。「こんなところで入院したらスグに良くなる気がする」とうれしいことを言ってくださる方や、熱心にメモを取っている方もいました。白鳥病院が住民の方のための病院であることを強く感じることができました。

5月3日には入院されている方々が一足先に新病院に移りました。移転にあたっての準備は大変でしたが、当日はとてもスムーズな移転でした。人手の確保を心配していましたが、看護部の職員は快く参加を申し出てくれ、余裕をもった配置ができたことがとてもありがたかったです。中には前日が準夜勤務(夕方から夜中過ぎまでの勤務)なのに、「大丈夫です、出ますよ」と申し出てくれた看護師もいました。もちろん丁重にお断りしましたが。

3日後の6日には外来をオープンしました。とても最悪な状況を想像していたので、それよりはずっとずっと落ち着いたオープンでした。その後は毎日、毎日出てくる問題の確認とその対応の繰り返し(いわゆる「モグラたたき」)でしたが、ようやく落ち着きつつあります。

5月20日には職員の歓送迎会をかねた「祝賀会」が盛大に行われました。サプライズで新病院のロゴマークを配した大きなケーキが出され、私は院長先生といっしょに入刀を行いました(恥ずかしいっっ!  でも本音はうれしかったりして…)。

こんな大きな行事に立ち会える機会なんて、そうはないでしょう。大変だ、という思いばかりがありましたが、「こんな機会を与えられて、この場に立ち会えて、自分は幸せだ」という素直な気持ちに気づくこともできました。

いまから旧病院を取り壊し、その後に駐車場整備とすべてが完成するのは11月ころの見通しです。早く「完成」しますように! そして、まだまだ苦しみと楽しみは続く…。


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  ロゴマークについて 

- 平成22年 6月10日 -

久しぶりのひとり言なので、張り切って、3部作にしてしまいます。

白鳥病院ロゴマーク新白鳥病院の開院にあたり病院のロゴマークができました。

昨年度、当院にもロゴマークがあればいいのに…と提案したところ、院長が「それなら職員公募にしたら」と言ってくださいました。

各部門の職員から応募があり、どれも素晴らしい作品でしたが、うれしいことに私の案が採用されました。

では、ロゴマークの説明をいたします(笑)

見て分かるとおり、アルファベットの「S」を表しています。

Sはもちろん白鳥病院の頭文字です。私は、白鳥病院が住民の方々からとても「信頼」されていることをいつも感じるのですが、病院はその「信頼」に「誠実」に応えなければならないと考えています。その「信頼」と「誠実」の頭文字でもあります。

また、この「S」は2つの部分からなっていますが、一つ一つは両手を広げた人を表しています。それが手をつなぎあっていることで、「連携」を表しています。

地域の病院、医院、施設との連携、住民との連携、行政との連携、さまざまな分野の人々との連携…。病院が手をつなぎあわなければならない人々はたくさんいます。そして何よりも病院内の一人一人の職員がチームで医療にあたることが重要だと思います。

マークはただの形にすぎません。大切なのはそこに込められた意味を共有することだと思うのです。どうぞ、このマークを末永く大切にしてください。発案者の心からの願いです。


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  卒業おめでとう! 

- 平成22年 3月5日 -

今週は看護実習をお受けしている2校の看護学校の卒業式に出席してきました。

涙腺のゆるい私は卒業生たちの挨拶の言葉に思わず涙ぐみ、もらい泣きをしてしまいました。

進学、就職へと希望に燃えている彼ら、彼女らに幸多かれと祈らずにはいられません。

先日は、京都大学病院で24歳という若い看護師が逮捕されるというニュースに驚きました。同僚が発した他愛のない「急患がついている」という言葉を苦にしたとのこと。「なんでそんなことが…」と信じられない思いです。

私たちの職場は救急車の搬入や、患者さまの急変は日常茶飯事です。そのための医療機関なのですから。なぜか続けてそんな瞬間に当たってしまう人がいるのも当然のことです。

私もかつて病棟勤務をしていたとき、私の勤務日に限って大出血する患者さまがおられ、主治医からは「疫病神」と呼ばれてました。(なんて失礼な話かしら!)

でも、私が深夜勤務をするときは「今夜は私が深夜」と伝えると、「ええ~っ! じゃあ、今夜は晩酌はやめて、電話を抱いて寝るね」と言ってくれ、心強いかぎりでしたが。

誰に聞いても、「ついてた」時期に「ついてる」と周囲から言われた経験があります。

当直で救急車が何台も来ると当直の医師と看護師が互いのせいにしあうのもいつものことです。なぜ、そんなちょっとした悪ふざけ、カラカイにそんなにも敏感に反応してしまったのか。そんな辛さを誰にも訴えられなかったのか。詳しいことは何も分からないので、何ともいえませんが、被害にあわれた患者さまが無事に退院されたことが救いだと思います。

今年卒業されて就職する方に、私は伝えたい。「急患についてるね」と言われたら、「はい。ラッキーです。」と答えましょう。

新人のときに救急場面を見聞きできることは、急変時対応の知識や技術が身につくということ。だからとてもラッキーなのです。もし、そんな場面に一度も遭遇せずに日々が経ったとしたら、その方が怖いですものね。

就職したら思ってもみなかったいろいろなことに出会うのでしょうね。辛いこと、苦しいこともあるでしょうが、看護の楽しさ、感動はそれ以上にあるはず。

ガンバレ、卒業生たち。応援しています!


追記

菜の花の季節です。去年、このコーナーに書いた「菜の花」の話を覚えていてくれた職員が大量の菜の花を持ってきてくれました。

感動!! 「菜の花」ってやっぱり愛らしい。食べられる菜の花も持ってきてくれて、これもまたうれしい!!

今、院内には菜の花があふれている。感謝。


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  ノロウィルス発生から終息へ 

- 平成22年 1月29日 -

新聞等で報道されましたとおり、1月初めから院内で感染性胃腸炎(ノロウィルス)が発生いたしました。

厳重な対策はとりましたが発生が続いたため、封じ込め対策として発生病棟の新規入院・転院の停止、面会制限という厳しい処置をとることを決定しました。そしてこの対策のご理解とご協力を得るということもあって、21日に発生状況について公表いたしました。幸いにも発表以降の新たな発生は見られず、症状が落ち着いてから潜伏期間を十分に超えたことを確認したため、昨日28日に終息宣言をすることができました。

この間、入院患者さまやそのご家族、面会の方々に、また地域の方や医療機関にもご迷惑、ご不便をおかけいたしました。改めてお詫びとご協力いただいたお礼を申し上げます。

今朝は、出勤時に病院のロビーにいた方から「新聞見たで。よかったな。お疲れさん。」と声をかけていただきました。地域の方々から大切にされている病院です。「期待を裏切らないようガンバらないと」と強く思いました。病院で働く私たちには患者さまやご家族の方からの励ましが何よりもうれしく、原動力になるのです。

もちろん、まだ地域では流行しているとの情報もあり、院内の清掃や手洗いなどの感染防止対策は続けて行っております。入院中の方、面会の方々の手洗いや面会時間を守るなどのご協力も続けてお願いしているところです。どうぞご協力くださいますようお願いいたします。


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  力をぬいていいんだよ! 

- 平成21年11月30日 -

一ヶ月ほど前、精神的にかなり落ち込んでいた時期がありまして、鬱々としておりました。(今は元気です。ご心配なく…)

ちょうどそんな時に、病棟のある看護師が写真立てをもってきてくれました。

木の写真立ての中には猫の写真が…。

えらく脱力感のある猫だなぁ…と、よく見れば写真の中に「力をぬいていいんだよ」とのメッセージが。

聞けば写真は、彼女の恩師であり、当院にも今年の夏に研修で来ていただいた老人専門看護師の桑野先生からのポストカードだとか。きっとガンバりすぎる彼女を心配しての心遣いだったのでしょう。お陰で私も元気をいただくことができました。

『そうだよ。そんなにカリカリしなくても大丈夫だよ。もっと気持ちにゆとりを持とうよ。』って。

早速、看護部長室に飾りましたが、「ちょっと気を抜きすぎじゃないの~(笑)」という声も。ドキっっ

ポストカード

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  ピンクのポシェット 

- 平成21年10月6日 -

最近、当院の看護師の腰にかわいいピンクのポシェットがあるのをご覧になりましたか?

「いよっ! 仕事人!」と声をかけたくなるような、カッコいい姿なんですよ。


ピンクポシェット    ピンクポシェット拡大

ポシェットにはアルコールジェル(手指消毒剤)のポンプが入ってます。そう、感染防止のためのポシェットなんです。歩きながらでも手をキレイにできる、超多忙な看護師にはもってこいの道具です。

ちょうど「新型インフルエンザ」の流行期前でもあり、院内感染防止に一役かってくれそうです。

看護部では、「新型インフルエンザ」の感染予防対策も立てています。

職員は手洗いだけでなく、一日2回のうがいを実施します。また、いろんな人がよく触れるベッド柵などは、従来にも増して重点的に清掃を行います。患者さんやお見舞いの方にも手をキレイにするよう声をかけていきます。どうぞご協力をお願いします。

みんなの力で新型インフルエンザを打ち負かしましょう!


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  ‘屋島’に登ってきました! 

- 平成21年10月6日 -

今回は、病院とはまったく関係のない話です。

私はこの数週間、毎日曜日に屋島に登っています。人によっては、登り道で追い越して行き、私たちがまだ登っている途中で下りてこられ、私たちがやっと下っている道でまた(!)登ってくるのにお会いするという…。いったい何度、上り下りしてるんでしょう?!

私はそんな達人とはほど遠いので、勾配がきつくなるとだんだん無口になります(笑)

先日もあえぎながら登っていると、見知らぬ若い女性の方が声をかけてくれました。

「お母さん、がんばって!もう少しで山頂だからね。」

「はい、これ」と“アメちゃん”までもらっちゃいました。

下り道では「こんにちは」と挨拶した人から、「この間、ここでウリボウ(猪のこども)を見てなぁ。2、3匹かけていった。」との情報が…。 (え~っ、屋島にイノシシなんていたのかい? 蛇よりいいけど…前に「さっき蛇がおったで」とわざわざ余計な情報を提供してくれた人がいたっけ…)

標高300m足らずの低山ですが、いつも何かしら楽しいことがあって、気持ちよく汗をかき、ストレス解消しています。山はいいよ~!

屋島に咲いていた花。

花の名前…?どなたか教えてください。


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  短冊のご紹介 

- 平成21年 7月15日 -

今年の七夕は、うす曇の中でしたね。当院の七夕飾りも好評のうちに終了しました。新聞でも紹介されていましたが、院内の「患者サービス向上委員会」のメンバーがお世話してくれたものです。短冊は患者さまやご家族の方、お見舞いの方に書いていただき、笹は病院の敷地内で調達したとのこと。まさに手作りの笹飾りでした。

七夕の終わりとともに笹飾りは片付けられてしまいましたが、短冊のいくつかをご紹介したいと思います(ごくごく一部ですが…)。

なお、院内イベントに写真も載っていますので見てください。


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「ナラティブによせて」

- 平成21年 6月4日 -

半年ぶりにホームページ内にある「院内ナラティブ発表」の更新をしました。

「ナラティブ」ってあまり聞きなれない言葉ですが「物語」とか「語り」という意味なんです。

当院では数年前から、『自分たちの看護の経験を自分の言葉で物語のように語り、振り返る』ことを年に1回行っているのです。

日々の仕事の中で、これで良かったんだろうか?とか、何か心に引っかかるけど…?といったことがあっても、ゆっくり振り返る時間はなく、そのままになってしまうことがほとんどです。ゆっくりと経験を振り返り、他の人たちに聞いてもらうことで、意味を問い直すといったことがナラティブなのです。

聞き手は語り手のじゃまをせず、静かに聞きながら自らの体験も振り返り、互いに認め合うことができます。

ですから、発表会では雰囲気作りがとても大切にされています。担当の委員さんは、花を飾り、癒しの音楽を流し、休憩タイムのお茶やちょっとしたお菓子を準備してくれます。

短いですが、ゆったりした雰囲気の中での語りは共感することが多く、皆で笑ったり、泣いたりしながらの発表会です。

今回は患者さんから暴力を受けた事例も掲載しました。

内容の一部を抜粋したもので全てを掲載しきれていませんが、思わぬ暴力を受けたこの看護師は「どの対応が悪かったのだろう」、「声や距離が患者さんを不快にさせたのか…」と思い悩んだと書いていました。

でも暴力は何があろうと許されるものではなく、一方的な暴力を受けた時点で看護師は被害者だと私は思っています。

私達は天使じゃありません。時には天使のような気持ちになれます。でも、怒ることもあれば、傷つき、落ち込むこともある、私達はごくごく普通の人間なのです。今回のナラティブ集を読みながらそんなふうに感じました。

ただ、看護師はいつも『患者さんのために!!』という気持ちが溢れている点については特別で、そこの気持ちはほんとに強くて、圧倒されてしまいます。

今後もナラティブ発表会は続けますが、私としてはもっと互いに語り合える時間もあればいいのになぁ…と思っています。

委員さんたちも次回は方法を変えてみよう、せっかくのナラティブをもっと大切にしよう、と考えてくれているようです。

次回の発表が今から楽しみです。


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「こいのぼり」

- 平成21年 4月23日 -

先日、部長室に小児科外来の副看護師長から「5階に鯉のぼりが上がりましたよ」と笑顔の報告が・・・(ん?

「飾った」じゃなくて、「上がった」? これは見に行かなくっちゃ!)ということで、さっそく副看護部長も誘って5階に上がりました。

そこには見事なコイが悠然と泳ぐ姿が(しかも2匹)! 聞けばY先生と二人で上げたとか。

金太郎と熊も飾られて、5階の小児科外来はもうすっかり「端午の節句」ムードでした。一見の価値がある・・・かな? まだ見ていない方はどうぞお早めに。

小児科外来はいつも季節感を大切に、子供たちが楽しく診察を受けられるように工夫して飾り付けられています。

飾り付けは医師や看護師だけでなく、幼稚園の先生やお母さんたちなど地域の方々もお手伝いしてくださることもあり、小児科外来はちょっとした地域交流の場になっているのです。

小児科外来は平成19年4月に誕生し、今年度で3年目を迎える院内では一番歴史の新しい診療科です。

1年目の立ち上げ時に体制を整えてくれたⅠ副看護師長に引き続き、現在はO副看護師長が外来を担当しています。

実は、彼女が「ナラティブ」に、この小児科外来に対する思いを「子供たちからのプレゼント」という題名で書いた内容にちょっと感激したのでここに紹介することにしました。

よろしければ、読んでみてくださいね。


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「菜の花」

- 平成21年 3月25日 -

3月は別れの季節、4月は出会いの季節。県立病院は毎年、この時期に職員の異動があり、心落ち着かない日々となります。当院でも先日、異動の発表があり、院内異動を発令しました。別れは辛くても、出会いは楽しく、またそれぞれの所でそれぞれの新たな組織が育っていきます。

数年前に私も白鳥病院から中央病院への異動命令を受けました。当時は1病棟の看護師長でしたので、一人一人の入院患者さまに異動のご挨拶をしました。その中の一人に認知症状があり、手術を受けたことも分からず、常に見守りの必要な方がいらっしゃいました。

この方にご挨拶をして、果たして分かっていただけるだろうか、と思いながら声をかけました。すると、その方は涙をポロポロこぼされながら、こう言ってくれたのです。「次に行くところには、あなたのご飯はあるの?

ちゃんと食べさせてくれる?」と。私のご飯を心配してくれるなんて…。私は感動のあまり思わず涙ぐみながら「大丈夫。ちゃんと私のご飯はあるから。心配してくれてありがとう。」と答えました。その方は「それなら良かった。身体に気をつけるのよ。無理をしないのよ。」と泣きながら私の手を握ってくれたのです。まるで私の母親のようでした。

「慈愛」という言葉は、この方のためにあるような言葉だと思いました。認知症状があっても、その方の人格が失われるわけではありません。この季節になるとこの方のことをいつも思い出しては勇気をいただいています。

さて、このたび白鳥病院を巣立つ人たちに私は菜の花を贈りたいと思います。今は毎朝この花を愛でながら通勤するという贅沢を味わっているのですが、私の好きな花の一つです。花言葉は「豊かさ」「快活」「小さな幸せ」等々だそうです。一つ一つの花のかわいらしさ、それが寄り集まって1本の花となり、また群生することで華やかな花畑となります。まるでチームで仕事をする私達のようだと思いませんか?

新しい年度を迎えたら新しいメンバーでまた花畑を作りたいと思います。職員の異動では患者様にもご迷惑をかけることがあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

通勤途中のあぜ道に咲いている菜の花を撮りました。


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「五名の春」 

- 平成21年 3月10日 -
-今回は 副看護部長のひとりごと・・・です-

白鳥病院では、東かがわ市五名地区へ週に3回巡回診療に行っています。

当院が五名地区のへき地巡回診療を開始したのは昭和54年6月頃からで、開始当初に比べて道路事情が改善したことなどから、診療所で診察を受けられる患者様の数は減少傾向にありますが、それでも年間300人余りの方にご利用いただいております。

白鳥病院から五名診療所へは車で往復1時間ほどかかるのですが、車の窓に映る山里や周辺の山々が見せる四季折々の風景には心が癒されます。

特に五名ダム周辺は桜や紅葉の絶景ポイントで、各地の桜の開花情報も聞かれるようになり、すっかり春めいてきましたが、残念ながらこちらの桜のつぼみはまだ小さいようですが、今は家々の庭先や沿道に梅の花が満開になっています。

また、ある動物と出会えるいという「オマケ」が・・・、農作物等への被害も問題になっていますが、餌を求めてなのか道路沿いに「お猿さん」が数匹いるのを見かけることがよくあります。

さて、これから転入者や新任者の受入れなど期待と慌しさが増す時期ですが、五名の桜の開花も心待ち遠しいです。


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「看護研究発表会を開催しました」

- 平成21年 2月17日 -

去る1月31日(土)に当院内で看護研究の発表会を開催しました。(当日の様子は写真付きで紹介していますので、是非ご覧ください。当日の和気藹々とした雰囲気が伝わるでしょうか?)



臨床の現場である病院で看護研究をすることについては賛否両論あるようで、ある病院では看護研究を中止したという話も聞こえてきます。

確かに、臨床の現場ある病院で研究の質自体をあげることはとても困難なことです。それでも「臨床を実践している者が研究をすることは大変意義がある」と私は思っています。

研究することで、そのテーマについての理解が深まり、理論的に考え、根拠をしっかり持つことができます。

それはやがて自信となり、なにより提供する看護ケアの質をあげることにつながります。

忙しい現場の中での研究活動は大変な負担があることも承知していますが、やり遂げたあとの充実感や達成感もまた大きな成果といえるでしょう。

これから新たに研究に取り組む人たちや継続して取り組み続けている人たちがいます。どうか温かい応援をお願いします。

そうそう、言い忘れました・・・「看護研究」のことばかり言ってしまいましたが、発表会当日は理学療法士、視能訓練士の方からも研究発表がありました。

また、その他いろいろな部署からの参加もいただき、盛り上がったことを申し添えておきます!


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「起工式に出席して」

- 平成21年 1月22日 -

1月22日に新白鳥病院の起工式が行われました。

当日は、あいにくの曇天。実を言うと私は雨女らしい(自覚なし)のですが、事務局の強力な晴れ男(自称)の神通力で式の間は雨が降ることもなく、無事に終えることができました。晴れ男さん、ありがとう(?)

式には真鍋県知事、山本県議会副議長をはじめとする県関係者、東かがわ市長、さぬき市長、市議会の方々、自治会の方、そして工事関係者の方々など総勢70数名の臨席を賜りました。

白鳥神社の宮司さまによる神事は厳かに執り行われましたが、最後の乾杯では、ぐっと和らいだ雰囲気になり、知事の式辞、市長らの祝辞を頂戴したあと閉会となりました。

参加できなかった病院職員の皆にも、一緒にこの雰囲気を味わってもらいたかったのですが、すべてテントの中で行われたために見ることはできず、後で職員から「窓から覗いてもテントの中までは見えなかったわ~」と残念そうに言われました。

でも、この起工式が終わったことで、院内に新病院の開院に向けての意識が高まったように感じます。

先日も「病院の入り口が分からない。」(工事のため、以前の玄関の位置が変更になっているのです。)という方を出勤途中の看護師が遠回りをして案内している姿を見かけました。

新病院開院まで、あと1年と数ヶ月。検討しないといけないことは山積みですが、明るい未来を信じて頑張りましょう!

     

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「新年にあたって」

- 平成21年 1月7日 -

正月が明け、新病院へ向けて工事も進み出しました。これから開院までは、患者さまにも、また職員にとっても何かと不便や不都合が起こるだろうなぁと思っています。なにとぞ皆様のご協力をお願いいたします。

それでも楽観的に感じられるのは、昨年末にある方から素敵な言葉をいただいたからです。

昨年末に看護部では外部の講師をお招きして、看護記録の研修会を開催しました。看護記録は、記録をするというだけのものではなく、患者さまへの看護の質自体を問うものなので、看護師にとって大変重要なものなのです。この研修会にはかがわ総合リハビリセンターの看護師さんもご案内し、一緒に参加いただけました。素敵な言葉は、その看護部長さんからいただきました。

「すごいね。研修会の準備から仕舞いまで看護師たちがみんな一緒になってしていたね。『一つになってる』って感じたわ。」と。

日頃、仕事をしていてもスタッフが支えてくれていると感じることは多いのですが、外部の方からこのような言葉をいただいたことで一層その感を強くしました。

看護はチームでする仕事、人を相手にする仕事です。互いを尊重しあうこと、助け合うこと、一人一人が自分の持てる力を発揮することがとても大切であると思うのです。

ありがとう。今年も頑張れそうです。

 

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「見納め」

- 平成20年11月17日 -

今年も紅葉の季節になりましたが、実は白鳥病院でも素晴らしい紅葉が見られるのです。

病院の入り口横にある大きな木(アメリカンフーという木です)が毎年、見事に紅葉するのです。

大きな木ですので見ごたえがあり、それはそれは美しく、ある看護師が紅葉した木を見ながら感動の涙を流したという話も・・・

しかし、この木の紅葉(まだ、紅葉していない部分もありますが・・・)が見られるのもあと数日。

現在工事中の新病院の建設に伴い、切り倒される運命にあるのです。

知る人ぞ知る、白鳥病院の象徴として長い間病院を見守り続けてきた木ですので、惜しむ声が後を絶ちません。

仕方がないのでしょうが、本当に残念ですね。

(この写真は昨年の11月に撮影したものです。)