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公開日:2024年2月29日

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エイズ・性感染症

HIV(エイズ)に関する情報

お知らせ

エイズ(AIDS)とは

HIV感染=エイズではありません

エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによっておこる病気のことです。
HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。感染から数週間以内に風邪のような症状がでることがありますが、その後は何年も症状がない状態が続きます。その間に免疫力は徐々に低下し、やがて、本来なら自分の力で抑えることができる病気を発症するようになってしまいます。このうち代表的な23の疾患を発症するとエイズ発症と診断されます。

早期発見と早期治療が重要です

HIVに感染しても、エイズを発症する前に適切な治療を受ければ、エイズの発症を防ぎこれまでと変わらない日常生活を送ることができるようになりました。早期発見と早期治療開始がカギになります。あなたの健康とあなたの大切な人を守るためにも検査を受けることが大切です。

保健所では無料・匿名のHIV検査を実施しています(要予約)

 

HIV感染を防ぐために

HIVに感染すると、HIVは血液、精液、膣分泌液、母乳などに多く分泌されます。唾液、涙、尿などの体液では他の人に感染させるだけのウイルス量は分泌されていません。感染は、粘膜(腸管、膣、口腔内など)および、血管に達するような皮膚の傷(針刺し事故等)からであり、傷のない皮膚からは感染しません。梅毒等の性感染症(STI)にかかると、性器の粘膜が傷つき、そこからHIVに感染しやすくなります。HIV感染を防ぐためには、必ずコンドームを使用すること、また、パートナーに使用してもらうことが重要です。

<主な感染経路>

〇性的接触による感染
HIV感染者の血液・精液・膣分泌液から、相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通って感染します。

〇血液を介しての感染
HIVが混入した血液により感染するケースです。注射器・注射針の使い回しや、違法薬物の回し打ち、医療現場における針刺し事故などがリスクとして知られています。

〇母子感染
母親がHIVに感染している場合、妊娠中や出産時に子供に感染するケースや、母乳によって感染するケースがありますが、抗HIV役を服用したり、母乳を与えないなどの対策で子どもへの感染を抑えることができます。
 

 

<こんなことでは感染しません>
○蚊にさされる〇お風呂やプールに一緒に入る〇咳やくしゃみから
〇食べ物や飲み物または食器を介して
HIVの感染力は弱く、性行為以外の社会生活の中でうつることはありません。

HIVに感染しても自覚症状がない期間が長いため、HIVに感染したかどうかを調べるためにはHIV検査を受けるしかありません。自覚症状がない期間にあなたの大切な人に感染させている可能性もあります。不安な時は検査を受けましょう。もしも、気になる症状があるときは、医療機関を受診しましょう。

 

検査を受けるためには

検査を受ける時機

HIVに感染しても、感染初期には血液中に抗体が検出されない時期があります。
感染の可能性の機会があってから、3ヶ月以上経ってから検査を受けるようにしましょう。

保健所HIV検査・相談のご案内

HIV検査は全国のほとんどの保健所で無料匿名検査や相談が受けられます。ご自身のお住まいの地域以外の保健所でも受けられます。症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

全国HIV/エイズ・性感染症検査・相談窓口サイト(HIV検査・相談マップ)(外部サイトへリンク)

香川県内の保健所HIV検査日程(無料・匿名・要予約)

県内の保健所では通常検査を実施しています。検査結果は一週間から10日後に判明し、直接ご本人にお知らせします。中讃保健所では、その日に結果が分かる即日検査を実施していますが、受検者の希望や医師の判断で、通常検査になることもあります。また、各保健所や感染症対策課では、随時、相談を受け付けています。

 <通常検査>

  • 保健所などで従来行われてきたHIV検査のことを指します。
  • 検査は、一次検査と二次検査(確認検査)の二段階で行います。
  • 二次検査の結果(「陰性」「陽性」)は、1~2週間くらいで出ます。

    <即日検査(迅速検査)>
  • すべての検査が即日にでるわけではありません。
  • 即日検査では「陰性」の場合のみ、同じ日に結果が出ます。
  • 「陰性」と確認できなかった場合は、確認検査が必要となり(要確認検査)、その際は、通常検査と同じで、結果が1~2週間くらいで出ます。

〇一部の保健所(小豆保健所、東讃保健所、西讃保健所)ではHIV検査と同時に梅毒検査も受けられます。

保健所でHIV抗体検査(無料)が受けられます!!<令和5年度版>(PDF:294KB)

保健所名 連絡先 検査日(令和5年度)
小豆保健所 0879-62-1373 第3木曜日10時~11時
東讃保健所 0879-29-8261 第2木曜日9時~11時
中讃保健所(即日検査) 0877-24-9962

第2水曜日8時40分~10時10分

第4水曜日8時40分~10時10分

(場合により通常検査も実施)

西讃保健所 0875-25-2052 第3月曜日9時~11時40分
高松市保健所(外部サイトへリンク) 087-839-2870

月2回

(日程はお問合せください)

 

〇香川県のエイズ治療拠点病院でもHIV検査(有料)を行っています

エイズ治療拠点病院でもHIV抗体検査(有料)が受けられます<令和5年度版>(PDF:95KB)

 

エイズの治療

HIV感染症の治療は異なる複数の抗HIV薬を併用して服用します。からだの中のHIVを完全に取り除く治療薬はありませんが、エイズを発症する前にHIV感染を知り、適切な治療を受ければ、エイズの発症を防ぎ、感染前と変わらない日常生活を送ることができるようになりました。早期に治療を始めることにより、他の人への感染を防ぐこともできます。

 

〇香川県のエイズ治療拠点病院
香川県ではエイズに関する総合的かる高度な医療を提供する場として、1カ所の中核拠点病院と4カ所の拠点病院を指定しています。各拠点病院では有料のHIV検査を行っています。

香川大学医学部附属病院(中核拠点病院)
・香川県立中央病院
・高松赤十字病院
・四国こどもとおとなの医療センター
・三豊総合病院

相談したいとき

〇県内の各保健所及び感染症対策課

エイズ予防財団電話相談(外部サイトへリンク)

〇HIV/エイズに関する情報
「APIーNet(エイズ予防情報ネット)」(外部サイトへリンク)

 

 

性感染症に関する情報

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部感染症対策課

電話:087-832-3302,3303,3304

FAX:087-861-1421