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インターネットオークション・フリマサイトが普及し、個人であっても気軽に様々な物を取引することができますが、便利な反面、商品が届かない、代金が振り込まれないといった相談がきています。
取引相手と連絡を取り、取引内容や商品について、良く確認しましょう。
取引相手とどうしても連絡が取れない場合は、内容証明・配達記録を付けた債務履歴を求める書類を送達し、取引相手の存否について確認してみましょう。この郵便物が不受理または宛先不明で戻ってきた場合など、詐欺の疑いがある場合には、最寄りの警察署に相談して下さい。
詐欺などの犯罪に当たるか否かは、すぐに判断できないことがあります。次のような情報を整理して、最寄りの警察署の相談窓口にお越し下さい。
運営会社によっては、補償制度を設けていたり、トラブルに関する相談窓口を設けているところもあります。運営会社に相談してください。
【例】
評価の高い取引相手でも注意が必要です。何人かの決まった人からの評価しかない場合には、オークション参加者や購入者をだますために、自分が出品した品物を自分で落札又は購入して評価を上げている場合もあります。
出品されている品物の写真が、メーカーのウェブサイトの写真であったり、カタログの写真である場合があります。写りの悪い写真であっても、取引相手自自身が撮影した写真であった方が、安全性が高いと言えます。
また、過去の事例では、業者を名乗る出品者が同一の品物を大量に出品し、多くの人が被害にあったケースもあります。
取引中に連絡が取れなくなることを避けるため、可能な限り取引相手の身元を確認し、メールアドレスだけでなく、住所や連絡先の電話番号を確認するようにしましょう。
中古品の場合は、不具合・損傷・欠損品の有無、故障の際の責任範囲などを十分確認しておきましょう。
合わせて、運営会社の補償についても確認しておきましょう。
取引相手によっては、直接メールでやり取りをするなど、ルールにはない取引を持ちかけてきますが、断りましょう。
また、エスクローサービス（商品・代金の受け渡しを第三者が確認するサービス）など安全性の高い取引方法を確認し、利用しましょう。
万一、被害に遭う場合に備えて、警察に相談する際の情報を、取引が完了するまで記録しておきましょう。
また、保存した情報が消えないように、メールをパソコンに保存したり印刷するなど、二重に保存するようにしましょう。