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肺がんの発生だけでなくほとんどのがんの発生に影響があると報告されています。全がんで非喫煙者と喫煙者のがんによる死亡の上昇率は、1.65倍とされています。
非喫煙者と比較した喫煙者のがんによる死亡の危険度(男性)
喫煙と健康に関する計画調査(平山ら1966-1982)
たばこは、血液中の悪玉コレステロールを増やしたり、血管の中で血液を固まりやすくする働きがありますので、虚血性心疾患になりやすいのです。同じように脳梗塞の原因になります。
たばこは、肺気腫や慢性気管支炎等の原因になります。
肌の荒れ、しみ、しわなど美容に大敵です。また、妊娠中の喫煙は、低体重児の出産や、早産、流産の危険を高める原因となります。
歯周疾患、口臭などの原因となります。
できるだけ禁煙を心がけましょう!
たばこの煙は、喫煙により直接吸い込まれる主流煙と、火のついた部分から立ち上る副流煙とに分れます。そのうち有害物質は,副流煙の方に2~4倍以上多く含まれています。つまり、タバコを吸わない人でも吸う人の近くにいることで汚れた空気を吸うことになり、健康に影響します。これを「受動喫煙」といいます。
子供ですと、風邪を引きやすくなったり、肺炎などを起こしやすくなったりすると言われています。また、本人が受けるのと同様の健康への影響があります。
周囲の人に迷惑をかけないようにしましょう!
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