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公開日:2020年12月10日

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被害と防除の歴史

松くい虫被害のあらまし

香川県における松くい虫被害は、昭和46年度から増加の一途をたどり、昭和54年度にピークを迎えました。その後、県を挙げての防除の甲斐あって、平成2年度まで減少傾向にありました。しかしながら、平成3年度以降10年間程度は、気象要因やその他の要因により被害が増加し、年間3~4万立方メートルの松くい虫被害が発生しました。その後増減を繰り返し、平成15年度以降は毎年2万立方メートル前後で推移しており、被害の終息には至っていません。

被害量の推移

被害木駆除量と薬剤防除面積の推移

防除方法

被害を抑えるために、薬剤による予防と被害木の駆除を合わせて実施します。

松くい虫の防除方法

松くい虫防除

予防(被害を受けないための措置)
駆除(被害の拡大を防ぐための措置)

平成28年度に唯一残っていた高松市鷲ノ山地区の空中散布に対して、体調被害や空中散布のあり方についての意見・要望があったことから、高松市は空中散布の実施を見合わせています。
なお、松くい虫防除の実施に当たっては、効果的な防除に努めるとともに、生活・自然環境に影響を及ぼさないよう配慮して行っています。

森林

松くい虫から松林を守る

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