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公開日:2024年4月10日

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先輩からの声

文化財専門職員(埋蔵)

埋蔵文化財センター
資料普及課
技師 谷本峻也
(令和2年度採用)

谷本さんの写真

埋蔵文化財センター展示室にて(古墳時代の土器と)

現在の職務内容

埋蔵文化財センターは、埋蔵文化財の調査・研究と、その保存・活用を図り、地域文化の向上への寄与を目指しています。私は普段、遺跡の発掘調査で出土した土器や石器などの遺物や、図面や写真といった発掘調査の記録等を管理し、展示や小・中学校での出前授業などを通じて、埋蔵文化財から分かることやその魅力について発信しています。

仕事のやりがいや魅力は?

埋蔵文化財に関わる仕事はとにかく「面白い」です。発掘調査では、遺構がどのように埋まったのか、どういう性格のものだったのか、遺物がどういう土層から出土したのか、年代観はどうかなど、多くの疑問や課題を一つずつ検証・解決しながら進め、遺跡の性格も探っていきます。その過程で、遺跡やその周辺の地形を観察したり、調べたりしながら、その遺跡を含めた地域が辿ってきた歴史についても考察します。

展示や出前授業などでは、発掘調査で見つかったモノを観察し、その特徴や魅力が何なのかを考え、どういう風に表現したり話したりすれば、そのことを分かりやすく伝えることができるのか、試行錯誤しながら準備します。

分からないことにぶつかり、行き詰まって苦しむことも多々ありますが、乗り越えるために考え、周囲の先輩・後輩の意見も吸収しつつ行動に移し、成功も失敗も重ねながら、埋蔵文化財と向き合っていく過程が本当に面白い仕事です。

仕事をする上で心がけていることは?

県民の方に説明することが多いので、展示解説などの場面では、難解な専門用語をなるべく使わずに簡単な言葉に言い換え、どうしても専門用語を使う必要がある場合は、用語の説明を交えながら話すようにしています。

受験希望者へのメッセージ

埋蔵文化財の仕事に携わると、面白いことが多く見えるようになります。何が見えるかは人それぞれだとは思いますが、何事にも積極的に興味・関心をもち、真摯にモノを見つめれば、何かしら見えます。また、もし分からないことがあれば、周りにアドバイスしてくれる人が多くいます。一緒にどんどん挑戦して頑張りましょう!

採用後の職場経歴

令和2年4月 現在の職場

(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)

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電話:087-832-3712

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