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産学官連携交流会でプレゼンテーションをする様子
県内の大学等、経済界、行政で構成される「大学・地域共創プラットフォーム香川」のメンバーとして、産学官連携による、人材育成、人材の県内定着等の地域課題解決の業務やその他の大学等との連携を主に担当しています。
これまでに、県内高校生に県内大学等への理解を深めてもらう県内大学等合同進学説明会や県内就職の意向等を調査するための就活生を対象にしたアンケートやインタビュー、産学官連携を促進するための交流会などを実施しました。
本県においても人口が減少していく中、特に若者の県外大学等への進学や県外企業等への就職による人口流出が多いことがわかっています。これは大学、経済界、行政に共通した課題でもあり、この大きな課題に対して、産学官のあらゆる方々と関わり、議論し、共に取組みを進めていくことが、難しくもあり、やりがいを感じるところです。結果として、香川県で暮らしたいという魅力づくり、地域活性化に繋げていきたいです。
私は民間の商社で10年ほど勤務していました。その際もやりがいを感じながら仕事をしていたのですが、より自分が住んでいる地域や自分の周りの身近な人たちのために働きたいと思い、香川県庁へ転職しました。上記のような身近な課題に対してチャレンジをしていくことも県の仕事の魅力です。
行政文書の作成には苦労しました。色々なルールがあるのですね・・・。民間企業時代には、パワーポイント等を使ったプレゼンテーション作成が多かったのですが、県では上司への企画提案などもワードを使用することが多いことに驚きました。
また、視点を少し変える必要がありました。本質を捉えつつも、「どう見られるか」を民間企業時代よりも少し意識しながら物事を組み立てていく必要があるように思います。
民間企業の社員と公務員では職務の内容や組織の文化、考え方の違いがあるかもしれませんが、それは同じ民間企業間でも行政機関間でもありえることです。現在の職場にも転職経験者はたくさんいますし、私自身、民間企業から公務員への転職に大きなハードルがあるとは感じません。皆さんと一緒に力を合わせて働く日が来ることを楽しみにしています。
令和3年4月 瀬戸内国際芸術祭推進課 交流・式典グループ
令和5年1月 現在の職場
(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)
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