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公開日:2021年12月7日

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クラブをつくろう!

クラブ設立の例

クラブ設立のきっかけや経緯は、地域によって様々です。下にいくつかの例を示しますが、既存の枠にとらわれず、「こんなクラブがあったらいいなあ」という自由な発想から、地域の実情にあった素敵なクラブをつくってみませんか。

  • 学校開放の運営組織や、スポーツ少年団が核となり生まれたクラブ。
  • 既存の地域スポーツクラブ(単一種目)を核として、多種目、多世代型に発展したクラブ。
  • 既存の地域スポーツクラブ(チーム)やスポーツ教室参加者が集まり、連合して生まれたクラブ。
  • 学校の部活動と地域との連携から生まれたクラブ。
  • 既存の地域スポーツ振興団体(地区体協、体指等)の見直しや再構築を目指しスタートしたクラブ。
  • 地域の青少年健全育成や福祉の問題を検討する中から生まれたクラブ。
  • 公共スポーツ施設の有効活用を図る観点から生まれた施設拠点型のクラブ。
  • 大学の人的・物的資源を活用して生まれたクラブ。
  • 企業スポーツチームを母体に、地域のスポーツクラブに移行したクラブ。

クラブ設立までのステップの例

設立に当たっては、地域のスポーツの現状や課題、総合型地域スポーツクラブの意義や必要性について、広く呼びかけ、話し合い、それらを通して地域住民の皆さんとクラブの理念・意義の共有化を図ることが大切です。

〈ステップ1〉現状の把握~合意形成:クラブづくりの呼びかけと気運の盛り上げ

  1. 地域スポーツの現状把握(地域の概要、スポーツ施設、指導者、スポーツ少年団、学校運動部活動、スポーツ団体、スポーツ教室・大会等の状況など)
  2. クラブづくりのプランの策定(何の目的で、どんなクラブをつくりたいか)
  3. 推進の核となるグループの形成とキーパーソンの発掘(クラブづくりの仲間さがし)
  4. 地域住民や既存のスポーツクラブ・団体等に対する啓発と理解の促進

〈ステップ2〉組織作り:クラブ設立のための具体的準備作業

  1. 設立準備委員会の組織づくり
  2. 設立趣意書の作成(クラブの理念や目的の明確化)
  3. クラブの構成、規約、事業計画、予算、資金計画等の基本案の作成
  4. クラブ運営組織の形成(事務局設置、運営スタッフ・指導者の募集、活動拠点施設・クラブハウスの確保等)
  5. クラブ会員の募集

〈ステップ3〉クラブの設立・運営

  1. クラブ設立総会の開催
  2. 事業の実施
  3. 経理処理(会費の集金、経費支払、諸帳簿管理等)
  4. 広報活動
  5. プログラム、運営方法の改善など

クラブの主役は、地域住民の皆さんです。
クラブ(地域)の10年後、20年後といった将来を考え、「自分たちにできるところから少しずつ」はじめていきましょう。 広域スポーツセンターもお手伝いします。
総合型地域スポーツクラブ育成マニュアル(文部科学省)はこちらから>>>

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