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公開日:2023年8月15日

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国際交流員の紹介

JETプログラムの概要

香川県に所属する国際交流員はJETプログラムによって招致された外国青年たちです。JETプログラムは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(英語名:The Japan Exchange and Teaching Programme)のことで、英語名の頭文字をとってJETプログラムといいます。これは、昭和62年(1987年)8月から、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及び財団法人自治体国際化協会の協力の下に実施しています。事業主体は地方公共団体ですが、要望があれば、私立学校等へもあっせんの対象となります。

職務内容

JET参加者の職種は、国際交流員(CIR:Coordinator for International Relations)、外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)、スポーツ国際交流員(SEA:Sports Exchange Advisor)の3種類があります。県内のJET参加者は国際交流員と外国語指導助手の2種類で、スポーツ国際交流員を招致しているところはありません。それぞれの職種の職務内容については、概ね次のとおりです。

国際交流員(CIR)

  • 任用団体の国際交流関係事務の補助
  • 任用団体の職員、地域住民に対する語学指導
  • 地域の民間国際交流団体の事業活動に対する助言、参画
  • 地域住民の異文化理解のための交流活動・外国人住民の生活支援活動への協力

外国語指導助手(ALT)

  • 中・高等学校における日本人教師の外国語授業の補助
  • 小学校における外国語活動等の補助
  • 外国語教材作成の補助
  • 日本人外国語担当教員等に対する現職研修の補助
  • スピーチコンテスト、外国語関連のクラブ活動等への協力
  • 地域における国際交流活動への協力

スポーツ国際交流員(SEA)

  • 任用団体のスポーツ指導事務の補助
  • 地域における優秀な選手等に対するスポーツ指導への協力
  • 任用団体の職員、地域住民に対するスポーツ指導への協力
  • 地域の民間国際交流団体のスポーツ事業活動に対する助言、参画

香川県のJET参加者招致状況は次のとおりです。

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  令和5年8月現在

国際交流員の自己紹介

ユン ジユン(Yun Jeeyun、尹 志允)

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出 身:大韓民国・パジュ市
勤務先:(公財)香川県国際交流協会
着任日:令和5年(2023年)4月13日
趣 味:カフェ巡り、アイドル音楽

ふるさと紹介

 私の出身地は京畿道(キョンギド)の坡州(パジュ)市です。京畿道は、その名前通り首都ソウルのすぐ隣にあり、ソウルの約9割を取り囲むように広がっている地域です。また、韓国の人口のうち約26%がここに住んでいます。
 そして、私のふるさとの坡州市は京畿道の北側にあります。特に坡州は、北朝鮮と接しているため軍事施設が多く、戦車が道路を走っていたり、駅前に軍人がいたりするのをよく見かけます。数年前までは坡州といえば、イギリスの通りを再現している「英語村」やアーティストの街「ヘイリ芸術村」などが有名でした。しかし、最近ではオシャレな大型カフェが増え、若者のデートコースとしても知られています。

香川県の印象

 さすがうどん県!と思いました。韓国にはかけうどんしかないので、こんなに様々な種類のうどんがあるとは思いませんでした。また、韓国では、麺より出汁を飲むためにうどんを食べるイメージですが、本場の讃岐うどんを食べてみて、自分が今まで食べていたのはうどんではない!と思いました。他にも、私は海を眺めるのが好きなので、海のある香川県に来ることができて嬉しいです。生活面でも、県庁の方々も県民のみなさんもとても優しくて、特に問題なく過ごしています。これからも香川について知っていきたいと思います。

何か一言

 私は筑波で1年間留学したことがありますが、コロナのせいで教室にも行けず、旅行も制限され、寂しい留学生活を過ごしました。そのため、コロナが落ち着いた今、日本に来ることができてとても嬉しいです。これから国際交流員として頑張って参ります。

チャンヤン・パーク(Chanyoung Park)

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出 身:アメリカ合衆国・バージニア州
勤務先:知事公室国際課
着任日:令和5年(2023年)8月7日
趣 味:ピアノ・PCゲーム・スポーツ全般

ふるさと紹介

 私はアメリカのペンシルベニア州で生まれて、小学生のころにバージニア州に引っ越しました。親は韓国から移住したので、隣に住んでいた韓国人とよく遊んでいました。バージニア州の北の地域は、国際的で多様な文化が組み合わさっています。食べ物、スポーツ、趣味など、車で20分運転すると何でもあると言われています。近くには、アメリカの首都であるワシントンD.C.があります。石碑や博物館、メモリアルなどを通じてアメリカの歴史を表現しています。

香川県の印象

 四国を訪れるのが初めてなので、香川県すべてを経験し、満喫したいと思います。香川県には綺麗な山や海があるので、それらも体験してみたいです。香川の名物であるうどんが好きなので嬉しいです。うどん脳は素晴らしいキャラクターだと思います。

何か一言

 日本に来て働くことができて、とても嬉しいです。このような機会に感謝しています。国際交流員の仕事を通じて、自分自身の視野を広げ、日本と英語を話す国々を繋ぎたいです。また、皆さんの視野を広げられるように頑張ります。

コリーン・マキョーン(Corinne Mckeown)

出 身:イギリス・バーミンガム
勤務先:知事公室国際課
着任日:令和3年(2021年)11月29日
趣 味:ヒップホップ音楽、ケーキ作り、カフェ巡り

ふるさと紹介

 出身地はイギリスのバーミンガムです。イングランドのウェスト・ミッドランズに位置して、首都のロンドンから電車で2時間かかります。産業革命から工業都市として発展して、運河と鉄道の交差点になりました。バーミンガムにはチョコレート工場や国立大学、そして国際空港などがあります。オシャレなバー、美術館、Bullringという大きいショッピングセンターをはじめ、色々と楽しめる場所があります。面白くて、にぎやかなところで、多くの観光客が世界中からバーミンガムを訪れます。バーミンガム生まれ育ちですが、シェフィールド大学で日本学を専攻しましたから、シェフィールドもお勧めです。

香川県の印象

 東京や京都、名古屋などに行ったことがあります。そして、大阪で1年間留学をしましたが、今まで四国に行く機会がありませんでした。留学している間、見学旅行として岡山に行って、瀬戸大橋を見に行きました。将来の自分がもうすぐその橋の向こう側に住むようになる事は、当時はまだ全く知りませんでした。香川県に配属された時運命を強く感じました。来たばかりですが、私にとってはもうホームになりました。そして、今まで出会った方々が海外についてとても興味を持っていることに、驚くと同時に嬉しいです。仕事の同僚も大変優しくて、まだ何もわからない私を色々手伝ってくれます。ここに来てよかったと心の底から思っています。

何か一言

 来日できて感謝しています。子供の時から日本について深い興味を持っていて、いつか日本に住み、日本語を使って働きたいと思っていました。私の夢が叶った今、これからも国際交流員として頑張りたいと思っています。

ソン セツネイ(孫 雪寧)

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出 身:中華人民共和国・陝西省
勤務先:(公財)香川県国際交流協会
着任日:令和5年(2023年)5月30日
趣 味:料理を作ること、音楽、旅行

ふるさと紹介

 私の出身地は陝西(センセイ)省の韓城(カンジョウ)市です。陝西省は「陝北」、「関中」、「陝南」の三つの地域に分かれています。南北に長いため、地域ごとに気候、食べ物、習慣、方言が異なります。香川県国際課のホームページでも陝西省について紹介されていますので、今回は出身地の韓城市を簡単に紹介させていただきます。「国家歴史文化名城」としての韓城市は陝西省の北東にあり、西安から約240キロメートルです。「陝北」高原から「関中」平野へ移行地帯であり、地形は「七つの山、一つの水、二つの畑」とよく言われています。韓城市の面積は1621平方キロ、人口は39万人です。中国歴史物語の傑作として『史記』の著者である司馬遷は韓城市の出身です。司馬遷祠、党家村、韓城古城などの観光スポットはおすすめです。物語が溢れる韓城市へようこそ~!

香川県の印象

 陝西省と同じ麺類の特産地として、香川県にはうどん店が数多くあります。香川県に着いた初日、私はそんな光景を見て、故郷へ帰ったかのような気持ちになり、とても嬉しかったです。海に恵まれた香川県はロマンチックなところで、のんびりと暮らすことができるように感じます。そして、勤務先で2日間仕事をしましたが、こんなに多くの外国人と会ったことに驚きました。私は、香川県の国際交流の役に立つように頑張りたいです。これから香川県の面白さをもっと見つけたいと思います。

何か一言

 待ちに待った香川県への赴任がようやく実現しました。これから中国語や中国の文化などを教える講座を通して、香川県の人々と交流したいと思います。また、通訳や翻訳業務を通して、陝西省と香川県の行政、経済、スポーツ、教育、青少年交流活動をサポートしていきたいです。国際交流員として、香川県の皆さんと一緒に友好往来を促進するため、一生懸命頑張りたいです。

国際交流員の学校、国際交流イベント等への派遣について

香川県が雇用している国際交流員を、学校、市町、国際交流団体より国際理解教育や国際交流の講師として派遣要請があれば、派遣いたします。その際は、次の要領で手続きをしてください。
なお、営利を目的とした内容の場合は派遣できません。また、国際交流員のスケジュールによっては派遣できないときがあります。

派遣の流れ

  1. できるだけ早い時期に国際課担当者に、電話やメール等で派遣日時、依頼内容、派遣して欲しい国際交流員を伝える。
  2. 国際交流員のスケジュールを確認した上で、電子申請(こちら(外部サイトへリンク)から)、または派遣申請書及び派遣計画書(様式1-1及び様式1-2(ワード:17KB)記入例(ワード:18KB))〈学校訪問・講師派遣用〉に必要事項を記入し、郵送、メール、またはFAXにより申し込む。。
  3. 国際課長が、派遣の可否を決定する。
  4. 派遣が決まったら、準備期間が必要なので2~3週間前までに国際交流員と具体的な内容の打合せをする。
  5. 学校や講師などで派遣の場合は、派遣後2週間以内に派遣報告書(様式1-3(ワード:13KB)記入例(ワード:15KB))を提出する。

派遣に際して

  • 国際交流員の勤務時間の関係で、派遣時間は原則9時15分以降でお願いします。
  • お手数ですが、会場と公共交通機関の最寄の駅までの送迎をお願いします。
  • 謝金は一切不要ですが、旅費については、往復の交通費を実費で当日国際交流員にお支払ください。なお、旅費について、口座振込を希望されるときは、国際課までご連絡ください。

お申込み・お問合せ先:香川県総務部知事公室国際課

TEL: 087-832-3029
FAX: 087-837-4289

国際交流員等小学校訪問事業について

1.本事業の位置づけ
 この事業は、国際交流員等が県内の小学校を訪問し、各学校が独自に創意工夫した活動プログラムへの参加を通じて、本県における小学生に対する国際理解教育の充実と、学校における国際化の進展に寄与することを目的としています。

2.提出物
 第1期(5月~7月)の派遣を希望する場合:
 【様式1】第1期国際交流員等小学校訪問事業申込書
 第2期(9月~12月)、または第3期(1月~3月)を希望する場合:
 【様式2】第2期・3期国際交流員等小学校訪問事業申請書類送付申込書

注意事項
 第2期・3期の派遣につきましては、第1期募集の際、第2期・3期の申請書類の送付を申し込まれた学校にのみ、書類を送付いたしますのでご注意ください。

募集案内および申込書等については、各公立小学校宛て送付しております。
※決定通知以降の提出物書式については、以下の「申請書様式」のページにてダウンロードできます。
 https://www.pref.kagawa.lg.jp/kokusai/application_forms/application_forms.html

国際交流員高等学校等訪問事業について

1 本事業の位置づけ
 この事業は、各国からの国際交流員が県内の高等学校等を訪問し、総合的な探求活動、教科活動や特別活動(ホームルーム活動)などにおける、各学校が独自に創意工夫した活動プログラムへの参加を通じて、本県における高校生に対する国際理解教育の充実と、学校における国際化の進展に寄与することを目的としています。

2 提出物
 国際交流員高等学校等訪問事業申込書

3  提出期限
 随時受付(まずはお電話にて日程・内容の確認をお願いします)

募集案内および申込書等については、各校宛て送付しております。
※提出物書式については、以下の「申請書様式」のページにてダウンロードできます。
 https://www.pref.kagawa.lg.jp/kokusai/application_forms/application_forms.html

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室国際課

電話:087-832-3027

FAX:087-837-4289