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公開日:2024年2月15日

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かがわ生き物パートナー登録制度

香川県の豊かな自然環境を次世代に引き継ぐために、多くの人たちが身近な場所で生物多様性の保全に関わる活動に参加し、活動の輪を広めていくこと目的として、取り組みを行っている団体を登録する制度を設けています。

登録制度について

県内で次のような活動を行っている団体等を対象としています。

  • 希少種及び在来種の保護・保全や普及啓発活動
  • 生息・生育環境及び生態系の保護・保全や普及啓発活動
  • 外来種の防除
  • その他、生物多様性の保全に向けた自主的な活動

 

登録された団体には登録証をお渡しいたします。

また、登録団体に対し以下の支援をします。

  • 県のホームページで活動内容を紹介します。
  • 生物多様性の知識を有する専門家の紹介します
  • その他生物多様性保全に関する情報を提供します

要領・様式については、こちらからダウンロードできます。

かがわ生き物パートナー登録制度要領(PDF:201KB)
様式第1号登録申込書(記載要領)(ワード:34KB)

 

登録の申込について

所定の登録申込書に必要事項を記入のうえ、下記の提出先まで持参若しくは送付してください。

 

提出先:香川県環境森林部みどり保全課
郵送:〒760-8570香川県高松市番町四丁目1番10号
電子メール:midorihozen@pref.kagawa.lg.jp


かがわ生き物パートナー登録団体

番号 名称 所在地 活動内容
1 特定非営利活動法人
みんなでつくる自然史博物館・香川(外部サイトへリンク)
まんのう町 野生動植物の調査や自然観察会、標本展、出張講座などの活動をしています。
ことなみ未来館では、地元香川の生き物の標本や写真を展示しており、館内見学・解説を通して、香川の自然の特徴について学ぶことができます。
現在、希望者に「ハチの家」(人工営巣場所の設置)を提供して、ハチを増やし、ハチに花粉を運んでもらうことで、生態系の保全を目指す活動を実施しています。
2 公益財団法人
かがわ水と緑の財団(外部サイトへリンク)
高松市 当財団は、県内唯一の野生の傷病鳥獣保護施設である「香川県野生鳥獣保護センター」を管理運営しており、専門職員が傷を負い保護された野生鳥獣に適切な治療を施し、必要な訓練(リハビリ)等を行ったうえで再び自然界に復帰させる活動の実施や、県民からの相談(傷ついた野生鳥獣への対処方法、巣から落ちたヒナへの対応など)に応じること等により、本県に生息する野生鳥獣の保護を図るとともに、鳥獣保護思想の普及啓発に取り組んでいます。
また、緑の募金を活用した助成事業により、災害等により森林が失われた地域における森林再生活動や、放置された里山林の整備活動等に取り組む自治会やボランティア団体等へ活動支援・情報提供を行うとともに、香川の保存木の保護活動を行う団体等への支援、学校環境緑化に取り組む小学校等への支援を行うなど、貴重な植物の保護や、野生鳥獣が住みやすい自然環境の保全にも努めています。
3 日本野鳥の会香川県支部(外部サイトへリンク) 高松市 日本野鳥の会・香川県支部は、野鳥保護を通して、人間と自然の共生を考えるとともに、支部活動を通して地域社会に貢献するため次の活動を行っています。
(1)野鳥を中心とした自然保護活動
(2)探鳥会の開催など普及教育活動
(3)野鳥等の調査研究活動
(4)支部報「かいつぶり」の発行
(5)その他、支部としての必要な活動
4 かがわタナゴ倶楽部 高松市 当倶楽部は、香川県等が行う希少淡水魚の保護事業等を積極的に支援・協力することを目的として、従前より、ニッポンバラタナゴ(絶滅危惧1類香川県)を中心に保護活動に取り組んでいた有志により、2005年に結成されました。
これまで、県からの指導や依頼を受けて、生息情報の収集・確認や生息状況調査、災害や工事に伴う緊急避難・移殖、交雑種の隔離等の活動を行うとともに、2014年までは、三木町大字井戸の休耕田において、主に三木町内の小学生を対象とした環境学習等を行ってきました。
また、2012年からは、三木町大字上高岡の環境良好な町有地を無償で借り受け、ため池改修工事等の際の生き物の緊急避難池(7池:ため池2、造成池5)等を整備し、2018年からは、当地を新たな活動の拠点として、本県のシンボル的な希少野生生物であるニッポンバラタナゴをはじめとした、野生生物保護への理解を深めるための普及啓発活動等を行っています。
5 特定非営利活動法人
どんぐりネットワーク(外部サイトへリンク)
高松市
  • 県立森林公園ドングリランド指定管理業務
  • どんぐり銀行窓口運営業務(ドングリランド支店および臨時支店運営)
  • 環境学習派遣事業(香川県委託事業)
  • 教育団体等の森づくり活動支援(幼稚園、小学校、民間企業など)
  • 高知県大川村交流活動(森づくり、交流ツアー開催等)
  • 高松市自然ふれあいの森(高松市勅使町)整備活動
  • モニタリングサイト1000里地調査(2018年より、環境省)
  かがわ自然観察会 坂出市 五色台自然楽校
原則、毎月第1日曜日、五色台ビジターセンタークラフトハウス及び周辺の森で、県下の親子を対象に自然観察、森づくり体験、総合楽習として自然素材を使ったクラフト、食体験等を行い、身近な自然に親しむ活動を行っている。
キャッチ・ザ・自然
年2回、6月に綾川河口にて、干潟の観察会、11月に、里山ハイキングを行い、香川の自然の良さを体験し、大切にしていこうという気持ちを育てる。
7 小豆島自然観察会(外部サイトへリンク) 土庄町
  • 定期的な観察と学習会により、会員の自然に関する知識の向上を図っています。
  • こども園、保育園、幼稚園、さらに小学校、中学校、高等学校への出前講義により、若い時期からの自然観察と自然への向き合い方の指導・教育を行っています。
  • 一般人・大人への出前講義や観察会により、小豆島の自然の特徴と貴重な点を伝え、島の自然保護について啓発活動を行っています。
8 しろとり動物園(外部サイトへリンク) 東かがわ市

動物園の役割として「種の保存」、「教育・環境教育」、「調査・研究」、「レクリエーション」がありますが、その中でも「種の保存」つまり絶滅の危機にある野生生物を保全するための拠点としての役割を担っています。

最近では、コウノトリの保全、傷病鳥獣の野生復帰に努めています。

9 香川の水辺を考える会 観音寺市
  1. 有明浜の海岸植物のモニタリング調査(S62年より調査継続中)
    観音寺松原の松枯状況調査(H14年より調査継続中)
    有明浜干潟の生き物調査(H20年より調査継続中)
  2. 上記の調査資料を基にハンドブックやリーフレット作成(4種発行済)
    海浜植物の写真パネル作成(展示用50枚)
  3. 県、市、学校、一般各種団体が行う環境学習や研修会などの支援
    観音寺小学校4年生の総合学習。年間5~7回
    観音寺市のホームページや有明浜に関わる各課に資料提供
    県内外から有明浜に訪れる団体客のガイド
  4. 当会主催イベント「香川自然博物館」開催。毎年1~2回)
10 香川淡水魚研究会(外部サイトへリンク) 高松市 本会は香川県を中心に、
  • 水生生物調査…淡水魚類を中心に、どこにどんな生き物がいるのだろう?
  • 絶滅の恐れが高い水生生物の保護保全活動…身近な生き物の絶滅を防ごう!
  • 観察会(探水会)…豊かな自然環境を残していくためには、身近な自然に触れてみることが大切!
  • 外来種問題啓発に関する活動…在来生物が、外来生物に置き換わっても問題ないの?!
など、生物多様性保全に関わる活動を行っています。
活動にご関心のある方は、公式サイト(外部サイトへリンク)よりお問い合わせください。
11 香川の野鳥を守る会(外部サイトへリンク) 綾川町 「香川の野鳥を守る会」は、身近な野鳥の観察を通して、自然の中での適切なマナーや野鳥に関する知識の普及、香川の野鳥等に関する調査・記録、野鳥保護に関する啓発や密猟対策を実施し、人間と野鳥の共存を進めています。
  • 原則として月1回、県内各地で野鳥観察会を開催しています。
  • 毎月(7・8月は合併号)、会誌「こげら通信」を刊行しています。
  • 香川県野鳥記録・研究報告集「Woodpecker」を刊行しています。

紹介した活動に参加したいとお考えの方、また、活動を応援したいとお考えの方へ
お問い合わせ・ご相談は、みどり保全課にお知らせください。

このページに関するお問い合わせ

環境森林部みどり保全課

電話:087-832-3227

FAX:087-806-0225