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公開日:2020年12月10日

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その1(10月下旬~11月下旬)

今年の10月は気温が高く、モンシロチョウがたくさん飛翔しています。写真では、はっきり見えませんが、ほ場に20頭ほど確認することができました。葉上には体長約2cmのアオムシもいましたので、2回目の薬剤を処理しました。もちろん、栽培履歴書への記入も行います。

定植6週間後のブロッコリー1 定植6週間後のブロッコリー2

定植6週間後のブロッコリーH18年11月3日

11月に入っても、気温が高く推移しています。やはりモンシロチョウがたくさん飛翔しています。葉上や葉柄のところを注意して見ると、褐色に変色して乾燥したアオムシが確認できました。

定植7週間後のブロッコリー1 定植7週間後のブロッコリー2

定植7週間後のブロッコリーH18年11月12日

11月11日から12日にかけて、久しぶりに雨が降りました。降雨量は約35mmで、10mm以上の雨が降ったのは10月5日以来とのことです。ほ場にとっては、恵みの雨となりました。

定植8週間後のブロッコリー1 定植8週間後のブロッコリー2

定植8週間後のブロッコリーH18年11月17日

先週の雨で葉が次々と開き、一気に茎葉の成長が進んでいます。気温が少しずつ低下してきましたが、まだまだモンシロチョウは飛んでいます。アオムシの食害が気になるところです。

定植9週間後のブロッコリー1 定植9週間後のブロッコリー2

定植9週間後のブロッコリーH18.1124

11月中旬から天候の移り変わりが早くなってきました。降雨後に、晴れの日が2~3日続き、気温も朝夕は日に日に低下しています。ブロッコリーの生育は順調で、モンシロチョウの飛翔数も2~3頭に減少しています。
また、この品種(エンデバー)は頂花らい、側花らい兼用どりの両方に適するので、右の写真のように、葉が大きく開いて大型の側枝が基部から生育してきました。今後の生育が順調であれば、良形の大玉が収穫できそうです。

定植10週間後のブロッコリー1 定植10週間後のブロッコリー2

定植10週間後のブロッコリーH18年12月1日

12月に入り、朝の気温は5℃程度に低下してきました。昆虫は気温に敏感です。先週まで飛翔していたモンシロチョウは全く見あたらなくなりました。栽培中のブロッコリーは、展開した葉の数がかなり増えてきました。

 
 
 

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