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栗林公園内にある掬月亭は、園内にある茶屋風建物の中で最も大きいため「大茶屋」とも呼ばれ、歴代藩主はこの建物をこよなく愛したと言われており、文化財としての価値を損ねないよう保存修理工事を定期的に行う必要があります。
今回約30年ぶりに掬月亭の保存修理工事を実施しようとしていますが、掬月亭はお茶席の提供などで入園者に広く開放を行っていることから、今回の保存修理工事に併せて耐震改修を実施することとしており、現在、実施設計を進めています。
耐震改修のためには、鉄骨柱や壁面の追加など、意匠に一定影響を及ぼすことが想定されており、こうした耐震改修に関して、専門的な見地から検討を行うため、「香川県栗林公園掬月亭保存修理耐震改修検討委員会」(第1回)を以下のとおり開催しますので、お知らせします。
日時:令和7年7月18日(金曜日)14時00分~
場所:栗林公園商工奨励館北館
議事次第
(1)開会
(2)委員紹介
(3)委員長・副委員長の選任
(4)会議の公開・非公開の決定
(5)議事:保存修理耐震改修に関する検討の進め方について
(6)閉会
(7)現地視察
一般傍聴の定員:30名
・傍聴をご希望の方は、会議の開催時刻までに会場にお越し下さい。
・傍聴の受付は、13時30分から先着順で行い、定員になり次第終了します。
・会議は、原則として公開で行いますが、会議の全部または一部を非公開とすることがありますので、その場合はご協力ください。
委員名簿(敬称略)
徳島文理大学文学部文化財学科教授:清水真一(日本建築史、文化財保存学)
香川大学創造工学部創造工学科教授:宮本慎宏(木質構造、耐震工学、文化財保存)
長崎総合科学大学工学部工学科教授:山田由香里(建築意匠・建築史、町並みや歴史的環境を活かしたまちづくり)
奈良県立大学地域創造学部地域創造学科教授:井原縁(環境農学、ランドスケープ科学)
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