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公開日:2022年4月1日

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先輩からの声

一般行政事務

みどり保全課
野生生物グループ
主事 長澤孝将
(令和元年度採用)

長澤孝将の写真

野鳥生育状況調査の様子

現在の職務内容

私の主な担当は生物多様性普及啓発業務、外来生物・鳥インフルエンザ対応業務などです。

生物多様性普及啓発業務では、まちかど生き物標本展の開催や香川県レッドデータブックの改訂、香川の自然ガイドマップの制作などを行っています。私たち県職員は専門家ではないので、展示の企画や原稿の執筆は行いませんが、委託先のNPO法人と協議して全体の構成を決めたり、原稿を校正したりします。

また、小学校での生き物についての出前授業や、愛鳥週間ポスター原画コンクールの実施などをとおして、県内の児童・生徒に身近な自然を守る大切さについて普及啓発を行います。

外来生物・鳥インフルエンザ対応業務では実際に野外に出動し、防除や調査・検査などを行います。

仕事のやりがいや魅力は?

現在の担当業務では、フィールドワークが多く、香川県の自然に直に接することができる点が一番の魅力です。

傷病鳥獣保護業務では、これまでにケガをした野鳥やタヌキなどを保護しました。最初は猛禽類やサギ等を手捕りで捕獲するのは不安でしたが、羽を畳んでいる時に包み込むように捕まえるコツを習得し、どんな鳥でも自信を持って捕まえることができるようになりました。

外来生物対応業務では、主にセアカゴケグモについて、現場対応や防除指導などを行っています。最初は「こんな小さいクモをどうやって見つけるんだろうか。」と思っていましたが、今では素早く発見し、駆除できるようになりました。クモやアリの通報は多いので、種類を判別する知識も身に付きました。県民の方に安心していただけるように業務にあたっています。

鳥インフルエンザ対応業務では野鳥生息調査や糞便調査、死亡野鳥調査等を行います。最初は鳥の種類をなかなか覚えられませんでしたが、3年間従事することで、今では図鑑なしでもある程度種類を判別できるようになりました。野鳥の糞便や粘液を採取する仕事は、最初かなりの抵抗感がありましたが、数をこなしたのでどんどん手際が良くなり、やっているうちにだんだん楽しくなってきました。

業務の中で苦労したことは?

業務で一番大変だったのは、令和2年度に県内の養鶏場で鳥インフルエンザが多発した時の対応です。私は主に野外で死亡した野鳥の簡易検査を担当しましたが、1日に何件も通報があり、公用車で県内全域を走り回って対応しました。当時は休日もほとんど出勤し、大晦日や元日も休めないほどの忙しさで、とても疲弊しましたが、所属全体で協力して適切に死亡野鳥調査をやり遂げました。

受験希望者へのメッセージ

県庁の仕事は幅広く、様々な分野にわたっているので、大学やほかの業種では得られないような貴重な経験を積むことができます。採用試験の受験でも就職してからも大変な時期はありますが、心身の健康に気をつけながら取り組んでいただきたいです。

採用後の職場経歴

平成31年4月 現在の職場

(掲載内容は、令和4年2月現在のものです。)

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