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公開日:2022年4月1日

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先輩からの声

農業土木

農村整備課
農村環境グループ
主任技師 北畠友理
(平成29年度採用)

北畠友理の写真

開業希望施設の図面作成に向けた間取り確認の様子

現在の職務内容

香川県の農業土木職は、ため池や水路の改修、農地の整備など農業農村整備事業に関する計画・設計・積算・施工管理といった「ハード事業」とともに、農村の活性化を図るための「ソフト事業」に関する業務に携わります。

私は現在、ソフト事業の一つである、「農林漁家民宿の開業支援」に携わっています。農林漁家民宿とは、都市に住む人々が農山漁村での交流を楽しむ「グリーン・ツーリズム」の拠点として、農業・林業・漁業体験などの《田舎体験》を、地域資源を活用しながら宿泊者に提供する宿のことです。具体的には、農林漁家民宿開業者を増やす活動や、開業後の運営継続へのフォローアップを行っており、都市部との交流を促進するとともに、農山漁村地域に関心を持ってもらい農山漁村の応援団となる「関係人口」の創出・拡大を図り、農村の活性化を促すものです。

仕事のやりがいや魅力は?

農林漁家民宿開業支援として、開業に必要な各種法律に基づく書類作成や申請図面の作成のサポートを行っています。開業希望者の方と開業プランについて話をしていると、地域活性化のために民宿を開業し、地域全体にその輪を反映させたいという地域貢献への思いに直接触れ、開業支援の取組みが、農山漁村地域の発展に貢献できていると感じています。

また、以前所属していた東讃土地改良事務所では、「ハード事業」である、ため池改修工事に4年間従事していました。農業土木の業務は、ハード事業とソフト事業の両方から得た知識や経験を生かし、活気ある農村への発展や、農村地域の方々が安心して過ごせる環境づくりに関わることが出来る、やりがいのある仕事だと感じています。

県職員志望動機は?

私は農業土木系の県外の大学に進学しており、就職は地元の香川県でと考えていました。大学3年生の時に県庁インターンシップに参加し、農業土木職の業務に直接関わったことで、自分もこの職場で働き、大学で学んだ知識を生かして香川県に貢献したいと感じたことがきっかけでした。

受験希望者へのメッセージ

「農業土木」と聞くと男性職場のイメージが強いかと思います。私も初めはそう考えていました。実際に女性の割合は少ないですが、女性同士の繋がりがすごく強い職場だと入庁当時から感じています。また、最近では女性職員も毎年入庁していて、女性ならではの目線が農業土木の現場にも広がっています。

女性職員の話に偏ってしまいましたが、もちろん男性職員にも魅力的な職場ですよ!

みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!!

採用後の職場経歴

平成29年4月 東讃土地改良事務所
令和3年4月 現在の職場

(掲載内容は、令和4年2月現在のものです。)

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