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荒廃した森林に植栽した
スギとともに
みどり整備課の出先機関である西部林業事務所で、森林の保全を目的とした治山事業に従事しています。山崩れを防ぐための治山ダムの設置や、荒廃した森林の整備を目的とした公共工事の設計・発注、監督が主な仕事です。現場に出ることが多く、工事が進む中で現場状況に応じた対応を迫られることも度々ありますが、施工業者とコミュニケーションを図りながら問題解決に努めています。
一つの工事は設計から竣工まで長期間にわたるため、何回も最初の設計を変更しなければならないこともありますが、自らが設計した構造物が完成した時には、達成感を感じます。また、工事の要望者や周辺に住む地元自治会の方々から感謝の言葉をかけられることもあり、仕事をする上での活力になっています。
生まれ育った香川県は瀬戸内海をはじめとした豊かな自然が残っていますが、時に台風などの自然災害により県民の生活や財産が脅かされることもあります。人と自然が調和した環境を創造・維持し、県民が安心して生活できる場所にしたいと思い、香川県職員を志望しました。
森林科学職(入庁後は林業職)は、県庁の中でも少人数の職種です。そのため、新規採用者数も限られており、入庁までの道のりが険しいと思うかもしれません。しかし、入庁後の業務内容はハードからソフトまで多岐にわたるため、学べることも多く、魅力のある職種だと思います。また、職員も個性豊かで、いろいろな考えを持った人がいるため、良い刺激になっています。
就職活動は大変で、苦しいことも多くあると思いますが、入庁後に県職員として働く自分をイメージして頑張りましょう。みなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
平成31年4月 現在の職場
(掲載内容は、令和4年2月現在のものです。)
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