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庭師と松の確認
栗林公園は、庭園と、背景となる紫雲山からなります。庭園には、約1400本の松があり、うち約1000本が手入れ松です。また、紫雲山にも多数の松があり、これらの松を、松くい虫の被害などから守るため、予防や駆除などの対策を行っています。その他園内の樹木や草花、錦鯉などの生き物の管理も行います。
園内には、江戸時代の建造物である掬月亭や、茶室である日暮亭を始め様々な施設があり、その維持管理や改修などを行なっています。
また、一般の方へ向けた、庭師ガイドツアーやハナショウブ株分け体験の開催など、公園の魅力を知っていただくためのイベントも行っています。
◎造園職が勤務する他の部署をご紹介します。観光地や景勝地として、県内外や海外の方も訪れる公園が多くあります。
交流推進課所管:琴弾公園、琴林公園など
みどり保全課所管:瀬戸内海国立公園、大滝大川県立自然公園、四国のみちなど
栗林公園は、国の特別名勝に指定されています。また、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で三つ星を獲得するなど、国内外でも認められている庭園です。
庭園の美しさや、歴史的価値を受け継ぎ、つないでいくことは、難しさもありますが、やりがいを感じます。
県民の方はもちろん、県内外や海外の方など、多くの方が栗林公園を訪れ、園内を回りながら様々な景色を見て楽しむ姿を見ることは、仕事の励みとなります。
植物・生き物の維持管理から施設・建物の維持管理・改修まで、多岐にわたる業務を行います。そのため、専門的な知識も必要であり、難しさを感じました。業務にあたっては、上司や先輩をはじめ、他職種の方や、経験豊富な栗林公園の庭師から助言・指導をいただくなど、知識や考え方を学ばせていただきながら、仕事を進めることを心がけています。
香川県の造園職は、自然や公園に関わる業務に深く携わることができ、苦労することや悩むこともありますが、私自身日々学ぶことが多く、魅力ある仕事だと思っています。
多くの方に親しまれる公園づくりのために、一緒に働きませんか?皆さんと働けることを楽しみにしています。
2023年4月 現在の職場
(掲載内容は、2025年10月現在のものです。)
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