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公開日:2023年9月5日

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生成AIの業務利用を開始します

■令和5年9月8日(金)から、全庁での生成AIの業務利用を開始します。

■業務利用に当たっては、県の専任職員が内製で作ったシステムを使用します。

■同時に、「庁内業務QAチャットボット」(内製システム)の実証実験を一部の業務分野から開始します。

生成AIとは

■ChatGPT等の生成AIは、質問や作業指示を投げかけて、その結果を出力させるという対話型のやり取りを通じて、様々な分野における情報収集をはじめ、調査分析、文章の翻訳・添削・校正・要約のほか、Excelの関数やマクロの作成、プログラム言語を使ったプログラミングなどができることから、行政分野での活用が期待できます。

これまでの経緯

■県では、6月末に「生成AI活用検討ワーキンググループ」を設置するとともに、実際に生成AIを使用して検証等の作業を行う「生成AI活用検討チーム」(23名の有志職員)を公募で選定し、活用策の検討や利用ガイドラインの策定作業を進めてきました。

取組

その1<ChatGPTを内製システム経由で利用開始>

■ワーキンググループにおいて活用事例や利用ガイドラインが取りまとまったので、これらを職員に示した上で、令和5年9月8日から、全庁での庁内業務における生成AIの利用を開始します。
■生成AIの業務利用に当たっては、職員開発により整備したシステムを使用します。
■このシステムは、裏側でインターネット上のChatGPTサービスとシステム連携されており、このシステムの画面上で入力した情報はインターネットを経由してChatGPTに転送され、そこで生成された文章がこのシステムの画面に返される仕組みとなっています。

その2<庁内業務QAチャットボットの実証実験を開始>

■同時に、庁内事務手続等の各種規程、マニュアル、QA集などを基に、職員からのチャットによる質問に答えるシステムである「庁内業務QAチャットボット」(こちらも職員による内製システム)の実証実験を開始します。
■このチャットボットについては、あらかじめシステムに登録しておく規程・QA集等の登録の単位(どこで分割して一つの登録とするか)や、登録された内容(表現)のわかりやすさの違いなどによっても回答の精度が異なってくることから、まずは会計事務、旅費事務、パソコン・セキュリティ関係事務等の一部の業務分野から実証実験を開始し、利用職員からのフィードバック等により、より適切な回答を引き出せるようにするための試行錯誤を繰り返していく予定です。

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