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公開日:2022年9月9日

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令和3年度教育実践優秀教員と実践レポート

 教育の資質向上、子どもと向き合う環境づくり

教育実践優秀表彰制度

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令和3年度教育実践優秀教員の概要等

学 校 名 職名 氏名 実践のテーマ 実践の概要等

高松市立
仏生山小学校

栄養教諭 下岡 純子 栄養教諭を中心とした、チームで取り組む食育推進について
~今後につなげる、コロナ禍での食育の推進~(PDF:2,064KB)
 食育の視点から栄養教諭が学校運営に積極的に参画し、コロナ禍という逆風の中でこそ、児童の課題意識を大切にし、学校全体だけでなく、家庭を巻き込むことを通して、食育の推進を目指した教育実践である。
 児童が主体となって課題を解決するために、情報を可視化して提示したり、機を的確に捉えて家庭へ情報提供を行ったりしたことで、一人一人の食や健康への意識の向上など大きな成果を上げている。
高松市立
屋島小学校
 
教諭 上川 亜夕 いかなる社会においても生きていける子どもたちに
―自己有用感の向上と主体性の育成につながる小学校教育の在り方―(PDF:162KB)
 児童会が主催する学校をよりよくするための全校生参加型の会議の実践を通して、児童が学校づくりへの意欲の向上とともに、教職員の共通理解の深まりを目指した教育実践である。
 計画的に表現力を育成するとともに、一人一人の児童と向き合い、教員との信頼関係を基盤に、児童の願いや思いを引き出しながら、児童の主体性や自己有用感を引き出すなど大きな成果を上げている。
土庄町立
土庄中学校
 
教諭 水本 雅恵 教員を「つなぐ」人権・同和教育研修の実践について
~「本音で語り合い」生き生きと輝ける教員集団をめざして~(PDF:1,106KB)

 
 学校の実態や課題を丁寧に把握し、教職員の主体性や互いのつながりを意識した研修や業務改善を意識した効果的な研修の見直しを図ることで、教員の資質向上を目指した教育実践である。
 自由度の高いカフェ形式の自主研修会やワークショップ型の研修教職員の参加を促す取組を充実させることで、学校全体の人権・同和教育推進の原動力となるとともに、若年教員の人権意識の高揚に大きな成果を上げている。

香川県立
観音寺第一
高等学校

教諭 豊嶋 了子 ミーティングによって他者を理解することから動き始める高校演劇の活動実践(PDF:521KB)  ミーティングを大切にする演劇部の活動により、生徒がよりよい舞台を求めて葛藤する中から、自主性、協調性、コミュニケーション能力そして人権意識を向上させる姿が伝わる教育実践である。活動を通じて、生徒が集団の中で主体性を発揮しつつも、一つの目標に向かって折り合いをつける成長の過程が見られ、社会のあらゆる場面でリーダーとして必要な能力が育まれている。生徒主体の活動の中にあっても、教員が継続的かつ緻密に生徒をサポートして成功に導く姿勢は、他の部活動や学級経営にとっても参考になる。
香川県立
香川丸亀
養護学校
 
教諭 三好菜穂子 音楽療法の視点を生かした授業作りについて
~一人一人が自己肯定感を高め、生き生きと活躍出来る音楽の授業~(PDF:447KB)

 
 音楽療法の視点を取り入れた音楽の授業を通して、「一人一人が積極的に授業に参加できるようにする」との課題設定のもと、特別支援学校の生徒の自己肯定感を高め、自主性を涵養する教育実践である。他の教員との連携した指導によって、生徒が音楽への興味・関心を高め、喜びを感じながら活動できるようになったことがアンケート結果からうかがえる。情報端末を用いた記録動画等を用いて教員間で振り返り、次時の内容を検討する取組みは、チームティーチングで授業するすべての教員に普及できる。

 

 

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