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公開日:2022年10月21日

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「エドワード8世国王お手植え100周年記念式典」を行いました

在大阪英国総領事キャロリン・デービッドソン氏をお招きし、「エドワード8世国王お手植え100周年記念式典」を行いました。

1922年5月、英国王であったエドワード8世(当時皇太子)が栗林公園北庭に松をお手植えされてから今年で100周年となることを記念し、10月17日(月曜日)、在大阪英国総領事キャロリン・デービッドソン氏とその御夫君であるトマス・カーター氏をお招きして、「エドワード8世国王お手植え100周年記念式典」を栗林公園で行いました。

栗林公園は、江戸時代初期の回遊式大名庭園の姿を残す400年の歴史を有する貴重な文化財庭園であり、大正天皇、昭和天皇はじめ、これまで多くの日本の皇室の方々が来園され、松をお手植えされています。

英国と栗林公園のご縁は、エドワード8世国王がお手植えされた100年前にさかのぼります。
昭和天皇が皇太子であられた1921年に英国などヨーロッパを訪問され、その翌年に当時皇太子であられたエドワード8世国王が答礼として訪日された際に香川県を訪問され、栗林公園北庭に松をお手植えされており、100年も前から続く英国と栗林公園の交流の長い歴史に思いをはせる次第です。

栗林公園は、エドワード8世国王がお手植えをされた年に歴史上価値の高い庭園として名勝に指定され、1953年には、名勝のうち、特に風致景観が優秀であるとして、庭園としては四国で唯一、特別名勝に指定されています。
エドワード8世国王および日本の皇室の方々がお手植えされた松は、「お庭の国宝」栗林公園の中でも、ひときわのびやかに真っすぐ天に伸びています。

キャロリン・デービッドソン総領事におかれては、「瀬戸内国際芸術祭2022」の会場として直島をご訪問いただくとともに、株式会社タダノ香西工場をご視察いただき、当県の魅力をご堪能いただいたことを大変嬉しく思いました。
最後に高城香川県議会議長と総領事をお迎えし、香川漆芸の三技法のうち存清(ぞんせい)によって加飾された小箱をお渡ししました。

この式典を機に、英国と香川県の交流が一層深まり、また、末永く続くことを期待しています。

栗林公園での記念撮影(背景お手植え松)

応接室での表敬

 
 

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