ここから本文です。
7月29日(月曜日)に「香川用水通水50周年記念式典」をサンポートホール高松第1小ホールで開催しました。
香川用水は、吉野川総合開発事業として昭和43年に着手し、昭和49年5月30日に水道用水の通水を開始、同じ年の8月1日から各家庭へ給水が始まり、今年で50周年を迎えました。
式典には、香川用水の水源地域である高知県嶺北地域、徳島県三好市の代表者をはじめ、国や四国各県の関係機関、関係団体の方々にご出席いただき、50周年の節目を祝うにふさわしく、盛大に開催されました。
まず、飯山高等学校フラワーアレンジメント部による花いけパフォーマンスに始まり、伝統的な雨乞踊である「綾子踊」の実演、県内中学生が水源地域の間伐材で製作したベンチやプランターカバーの贈呈や、小学生代表による水源地域の方々に向けたメッセージ披露などが行われました。
通水開始以来、香川用水は香川県民の「いのちの水」として、本県の水事情を飛躍的に改善し、県民の生活向上や、農業や工業をはじめとする経済活動に大きく貢献するなど、本県の発展に計り知れない恩恵をもたらしてきました。
これもひとえに、高知県・徳島県の水源地域の皆さまのご理解とご協力のもと、まさに「四国はひとつ」の心で送られてくる「友情の水」があるからこそであり、この節目の年に、県民の誰もが、香川用水の「大切さ」や「ありがたさ」を再認識され、水源地域に対する感謝の気持ちを持つ機会にしてほしいと考えています。
県や関係機関では、水源地域や香川用水施設を訪れてもらうバスツアーやスタンプラリー、水源地域と交流を図るためのさぬきマルシェなど、さまざまな関連イベントを予定しています。ぜひご参加いただき、香川用水を身近に感じていただきたいと思います。
このページに関するお問い合わせ