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県農業試験場が育成した小麦新品種「香育33号」について、現在の「さぬきの夢2009」の後継品種として選定し、今年7月に品種登録の出願をしていたところ、本日、農林水産省の品種登録の審査を経て、品種名が「さぬきの夢2023(にせんにじゅうさん)」で出願公表されました。
「さぬきの夢2023」は、これまでの「さぬきの夢」の特長を受け継ぎつつ、主にタンパク質の量や質が改善したことで、製粉した時の小麦粉の特性が良好で、製麺性も大幅に改善され、うどんにした時の弾力、いわゆる「コシ」が強く「もちもちとした触感」が良いなど、製粉・製麺事業者の方々から一定の評価をいただいており、大いに期待しております。
今後は、令和9年産の全面切り替えを目標に、生産者や関係団体と連携し、生産拡大していくとともに、うどんをはじめ、和洋菓子、そうめん、中華料理など多様な事業者に幅広く使っていただくよう、需要拡大にも取り組んでまいります。
令和5年10月30日
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