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公開日:2020年12月10日

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人工授精

適応

人工授精は、

排卵期に頚管粘液があまりなく、フーナーテスト(性交後試験)が悪い時には精子が子宮内に入って行けない
精液検査で精子の数が少ないまた運動率が悪い場合
特に原因が特定できないがなかなか妊娠しない原因不明不妊などの場合に実施します。

方法

自然排卵がある場合は最初は排卵期に人工授精を施行します。
排卵誘発が必要な時は卵胞が18mmに成長し時点で排卵を促し人工授精を施行します。
それでも妊娠しない場合は人工的過剰刺激を卵巣に加え過排卵の状態にして人工授精を実施します。このように今までとは違った環境にすることによって妊娠を期待します。

人工的卵巣過剰刺激例

人工授精

経膣超音波で卵胞を計測し2cm近くになるとHCGを注射し排卵直前に4~5日の禁欲後精液をマスターベーションで容器に採取しそれを北5階の婦人科病棟まで持って来てもらいます。そこで培養液で精液を洗い元気な精子を選別し1ccの注射器に細いチューブを付け子宮内に注入します。30分程の安静で帰宅可能です。


人工授精の図

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