ホーム > 組織から探す > 港湾課 > 港湾・海岸事業 > 港整備交付金事業

ページID:13095

公開日:2021年1月20日

ここから本文です。

港整備交付金事業

概要

「港整備交付金」は地域の活力の再生のため、平成17年4月に制定された地域再生基盤強化交付金の一つであり、地域に裁量性のある連携事業を実施し、港湾・漁港の利用を促進することを目的としています。この支援措置を受けるためには地方公共団体が地域再生計画を策定し、国の認定を受ける必要があります。香川県では「さぬき瀬戸内みなと交流計画」を策定して事業実施しており内容は次のとおりです。
香川県は豊かな自然や風光明媚な景観に恵まれた世界に誇る多島美を有する瀬戸内海を有しており、また、島々は、歴史を物語る名所旧跡、伝統芸能、豊かな海の幸、特産品のオリーブなど多様な地域資源に恵まれているものの、交通基盤、医療施設など生活基盤が十分でないことに加え、過疎化、高齢化等の急激な進行により、地域活力の低下が懸念されています。
そこで、「港整備交付金」を活用して耐震強化岸壁や浮桟橋、ボートパーク等の港湾・漁港施設の一体的に整備するととともに、県独自の観光、産業等への支援策を総合的に実施することにより、1.豊かな観光資源を生かした交流の推進、2.魚やオリーブ等地域資源を生かした産業振興、3.震災や高潮等に備えた地域防災機能の強化、4.安心して暮らせるための環境整備に一層努め、地域の活性化を図ることとします。
なお、計画内容(※1)および国・県・地元市・町の負担する事業費の割合(※2)は下記のとおりです。

計画内容(※1)
事業期間 総事業費 整備港湾
港湾施設 漁港施設
平成17年度~22年度 4,562百万円
(うち交付金1,928百万円)
津田港、丸亀港、土庄港、内海港、詫間港、観音寺港、宮浦港、里浦港、多度津港、馬越港 小手島漁港、上新田漁港、大浜漁港、王子前漁港、田浦漁港
費用負担割合(※2)
区分 市・町
内地 改修 4/10 3.6/10 2.4/10
緑地 5/10 3/10 2/10
離島 係留施設等 60/100 30/100 10/100
水域等 80/100 18/100 2/100

事例

詫間港 港湾整備事業(宮の下地区)

詫間港(宮の下地区)は、三豊市詫間支所をはじめ、市立図書館、民族資料館、考古館が立地するなど、市の教育、文化の中心として発展している地区であり、市の健康生きがい中核施設「マリンウェーブ」や健康づくり拠点施設「詫間シーマックス」には、多くの人々が訪れ、にぎわいを見せています。
このような恵まれた立地条件を活かし、市の活性化を図るため、臨海部に海洋性レクリエーション施設として、プレジャーボートを収容するボートパークの整備や、志々島、粟島行き旅客船用の浮桟橋の整備、また、多目的広場やボードウォークなどの緑地の整備を進め、背後のたくまシーマックス、マリンウェーブと一体となった活気あふれる港湾空間を創造する複合事業を実施しました。

詫間港の写真1 詫間港の写真2

詫間港の整備について
整備期間 事業費 整備面積
平成15年度~平成17年度 約840百万円 緑地6,500m²
ボードパーク49隻

平成18年12月から部分供用を開始し、随時申込を受付けしておりますのでご利用ください。

〈事後評価〉

地域再生計画において、計画終了後に事業主体が状況を調査し、計画目標に照らし評価を行い公表することとしています。

ページの先頭へ戻る

 

このページに関するお問い合わせ