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令和7年の特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺については、認知件数722件、被害額約38億8,900円で、認知件数、被害額ともに統計を取り始めて以降、最悪の数字となりましたが、令和8年に入ってからも、この危機的な状況は変わっておらず、1月末時点における認知件数は64件、被害額は約2億9,500万円であり、認知件数、被害額とも前年同時期の数値(39件、約1億8,200万円)を上回っています。
県警察では、1月から昨日までの間に、高額被害の特殊詐欺(オレオレ詐欺)1件及びSNS型投資・ロマンス詐欺3件につき報道発表しており、今後も被害拡大のおそれがあり、広報啓発と犯罪抑止対策が必要であることから、香川県安全・安心まちづくり推進協議会の会長(知事)が「特殊詐欺等警戒全県警報」を発令します。
発令に合わせて、これ以上の被害を出さないために、緊急の注意喚起策として、会長(知事)から県民の皆様に向けて、特殊詐欺等の被害防止を訴える緊急メッセージを発出し、県のホームページに掲載しました。
1 発令年月日
令和8年3月3日(火)
2 発令地域
香川県内全域
3 発令期間
令和8年3月3日(火)から3月12日(木)までの10日間
4 犯罪発生状況
(1) 令和7年の特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺については、認知件数722件、被害額約38億8,900円で、認知件数、被害額ともに統計を取り始めて以降、最悪の数字となりましたが、令和8年に入ってからも、この危機的な状況は変わっておらず、1月末時点における認知件数は64件、被害額は約2億9,500万円であり、認知件数、被害額とも前年同時期の数値(39件、約1億8,200万円)を上回っています。
(2) こうした中、県警察では、1月から昨日までの間に高額被害の特殊詐欺事案1件及びSNS型投資・ロマンス詐欺事案3件につき、報道発表しております。
そのうちの1件目は、警察官をかたる特殊詐欺(オレオレ詐欺)であり、被害者はLINEのテレビ電話で制服警察官姿の男から逮捕状を見せられ、「麻薬事件の首謀者を取り調べたところ、あなたの口座を使って資金洗浄をし、報酬を渡したと言っている。」と言われた。警察官を名乗る男に代わって、法律関係の仕事をしているという男から、「捜査に協力すれば、逮捕は保留されます。紙幣番号を確認するため、現金を暗号資産に替えて指示するところに送金して下さい。確認が終われば、返金され、逮捕もされません。」と言われたことから、この男の指示に従い、指定されたアドレスへ送金し、暗号資産2,200万円相当をだまし取られたものです。
2件目は、SNS型ロマンス詐欺であり、SNS上で知り合った男に好意を持ち、相手方の勧めによって投資を始めた被害者が、一時的に投資した以上の金額の暗号資産の還元があったことから相手方を信用し、合計約1,890万円相当の暗号資産を相手方に送金したところ、投資サイトで約8,000万円の資産が表示された。この資産を出金しようとカスタマーセンターに連絡したが、「税金が必要。」と言われて、約850万円の暗号資産を送金し、その後も「VIP会員にグレードアップしないと送金できない。」と言われて、更に250万円の暗号資産を送金し、総額約3,000万円相当の暗号資産をだまし取られたものです。
3件目は、SNS型投資詐欺であり、SNS上で以前から知っていた男性投資家を騙るアカウントの投稿を見つけた被害者が、そのLINEアカウントを登録し、やり取りを始めるようになった。急成長が見込まれる企業の新規事業に出資する権利を得ることができる投資方法を紹介され、指示に従って合計約1,900万円相当の暗号資産を送金したところ、投資サイトで約30%の利益が表示されたため、さらに信頼するようになり、同様に合計約2,430万円相当の暗号資産を送金し、総額約4,330万円相当の暗号資産をだまし取られたものです。
4件目は、SNS型投資詐欺であり、SNS上で男性投資家を騙る者の広告を見つけた被害者が、そのLINEアカウントを登録し、やり取りを始めるようになった。高精度のAIによる自動取引システムを用いて優良銘柄を購入するという投資方法を紹介され、投資アプリをダウンロードして合計1,200万円を指定された口座に送金すると、アプリ上で利益が表示され、その後、「利益が6,000万円相当の新規公開株式の購入抽選に当選したので、その購入代金の支払いが必要である。」と言われ、合計1,500万円を指定された口座に送金し、現金2,700万円をだまし取られたものです。
5 防犯対策等
(1) 警察はSNSで連絡をしたり、テレビ電話で逮捕状を見せることはありません。
(2) 「必ず儲かる」「簡単に稼げる」といった言葉が出てきた時は、詐欺を疑ってください。
(3) お金が絡む不審電話や儲け話には、厳重に警戒をしてください。
6 緊急メッセージ
(1) 掲載場所
香川県ホームページの「緊急情報」のページ
(2) 文面
別添参照
7 参考事項
(1) 香川県安全・安心まちづくり推進協議会について
会長(知事)、副会長(県警察本部長)、香川県防犯協会連合会など16団体の代表者や国土交通省四国地方整備局企画部長などの委員によって構成されており、県民やボランティア団体等による自主的な地域安全活動に協働して取り組むとともに、犯罪防止に配慮した環境設計活動や整備を推進し、安全安心な地域社会を実現することを目的として、平成13年に設置されたものです。
(2) 犯罪警戒警報について
犯罪警戒警報は平成25年から運用を開始したもので、県内において特殊詐欺のほか不特定多数の者が被害に遭うおそれがある犯罪が発生し、その拡大のおそれがある場合に、全県又は一定のブロックを指定して、香川県安全・安心まちづくり推進協議会の会長(知事)が犯罪警戒警報を発令し、県民に注意を喚起するとともに、関係機関及び関係団体等が緊密に連携し、総合的かつ集中的な犯罪抑止対策を推進して、早期に犯罪発生の抑止を図るものです。
昨年10月、12月にも特殊詐欺等警戒全県警報を発令していますが、依然として特殊詐欺等の被害が急増しており、歯止めがかからない状況であることから、今回、発令に至ったものです。
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E-mail:kurashi@pref.kagawa.lg.jp