個人情報の漏えいについて
概要
令和7年7月12日(土曜日)に、国の委託を受けて県が行う統計調査(「国民生活基礎調査」及び「家庭の生活実態及び生活意識に関する調査」)において、調査員(50代・女性)が調査票配布のため中讃地区の調査対象世帯の一戸(以下「A氏宅」といいます。)を訪問した際に、A氏宅がある調査対象地区(以下「B地区」といいます。)の名簿及び地図(以下「名簿等」といいます。)を置き忘れていたことが判明しました。
名簿には、B地区にある16世帯(A氏宅を含む。)の世帯主氏名、世帯員数や調査票の提出方法が、地図には、B地区の世帯の配置状況が名簿の世帯番号とともに記載されています。
(参考)調査について
- 概要:両調査とも、厚生労働省の委託を受けて県が行っているものであり、世帯の所得や貯蓄、生活の状況等の実態を把握することを目的に、無作為で抽出された地区内の全世帯を対象として行っているものです。対象・時期が同一であるため、両調査は同時に行っています。
- 調査対象:国民生活基礎調査(県内では21地区が対象)、家庭の生活実態及び生活意識に関する調査(前記21地区のうち18地区が対象)
- 統計調査員:知事任命(高松市は市長任命)の非常勤の公務員
経緯等
- 7月12日(土曜日)、A氏宅に調査員が訪問。調査票等必要な書類をA氏に交付。その際、調査員が調査のために持参していた名簿等を置き忘れて帰宅しました。
- 7月13日(日曜日)に、A氏の家族から厚生労働省が設置している国民生活基礎調査のコールセンターに連絡があり、同コールセンターから、7月14日(月曜日)にB地区の調査を担当している中讃保健福祉事務所に連絡があり発覚したものです。
- 連絡を受けた中讃保健福祉事務所は、A氏に連絡を取り、7月14日(月曜日)、A氏の家族を訪問し、名簿等を回収の上、謝罪を行いました。
- 当該世帯を除く15世帯の方に対しては、今後、事案の報告と謝罪を行う予定です。
- また、厚生労働省に対しては、7月14日(月曜日)に事案の概要を報告しました。
原因
調査員が調査対象世帯訪問後に、持ち帰るべき資料を確認不十分なまま、帰宅していたことによります。
再発防止
置き忘れや紛失を防ぐため、訪問先ごとに忘れ物がないか確認することを徹底するよう、本調査の調査員全員に対して注意喚起を行います。