ページID:56816

公開日:2025年10月31日

ここから本文です。

香川県における熱中症による救急搬送状況

 総務省消防庁が、2008(H20)年から「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」を毎年実施し、搬送状況を公表しています。
 夏期の記録的な暑さが続いている近年、熱中症による救急搬送人員は高い水準で推移しており、特に2025(R7)年は、全国各地で気象庁の統計開始以降最も早い梅雨となったほか、夏の平均気温も過去最高となり、全国の搬送人員の累計が、消防庁の調査開始以降初めて10万人を超える過去最多の100,510人となりました。

 香川県においても、早い梅雨明けと記録的な暑さの影響から、2025(R7)年の熱中症による救急搬送人員は、消防庁の調査開始以降過去最多となった2024(R6)年と同程度の1,005人と、高い水準となりました。
 今後も極端な高温の発生も懸念されていることから、熱中症発生リスクもさらに増加すると予測されています。

搬送人員2025
熱中症による救急搬送状況(総務省消防庁)をもとに作成

香川県における熱中症による救急搬送人員内訳

 香川県の熱中症による救急搬送人員のうち、約6割を高齢者が占めています。また、発生場所別で見ると、約4割が住居となっています。

年齢別2025年齢区分

発生場所2025発生場所区分

傷病別2025傷病区分

熱中症による救急搬送状況(総務省消防庁)をもとに作成

詳細等は、消防庁のホームページ(外部サイトへリンク)をご参照ください。

香川県における熱中症による死亡数

 熱中症による死亡数は全国で年間1,000人を超える年が続いており、記録的猛暑となった2024(R6)年は、これまでの水準を大幅に上回って2,160人、香川県でも20人となりました。

死亡数2024
人口動態統計(厚生労働省)のデータをもとに作図
※全国:H7年、H12年、H17年、H22~R6年
※香川県:H25~R6年

 

このページに関するお問い合わせ

環境森林部環境政策課

電話:087-832-3215

FAX:087-806-0227

(担当)カーボンニュートラル推進室