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総務省消防庁が、「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」を2008(H20)年から毎年実施し、搬送状況を公表しています。熱中症による救急搬送人員は、高い水準で推移しており、気象庁の調査開始以降1位となった2024(R6)年は、全国、香川県ともに熱中症による救急搬送人員は、消防庁の調査開始以降最多となり、香川県では初めて1,000人を超えました。
2025(R7)年は、6月に気象庁観測史上最も早い梅雨明けとともに、記録的な高温が続き、熱中症による搬送人員も1,005人と、昨年同程度の高い水準となりました。
近年、夏期の記録的な暑さが続いており、今後も極端な高温の発生も懸念されていることから、熱中症発生リスクもさらに増加すると予測されています。

熱中症による救急搬送状況(総務省消防庁)をもとに作成
香川県の熱中症による救急搬送人員のうち、約6割を高齢者が占めています。また、発生場所別で見ると、約4割が住居となっています。






熱中症による救急搬送状況(総務省消防庁)をもとに作成
詳細等は、消防庁のホームページ(外部サイトへリンク)をご参照ください。
熱中症による死亡数は全国で年間1,000人を超える年が続いており、記録的猛暑となった2024(R6)年は、これまでの水準を大幅に上回って2,160人、香川県でも20人となりました。

人口動態統計(厚生労働省)のデータをもとに作図
※全国:H7年、H12年、H17年、H22~R6年
※香川県:H25~R6年
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(担当)カーボンニュートラル推進室