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公開日:2025年5月27日

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暑さ指数(WBGT)とは

 熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート」について、令和3年から全国で運用を開始します。

 また、気候変動適応法の改正により、従前から運用してきた「熱中症警戒アラート」に加え、令和6年から「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始され、気温が特に著しく高くなり熱中症による人の健康に対する重大な被害が生じるおそれのある場合に発表されます。
 これらのアラートの発表基準になるのが、気温ではなく、【暑さ指数】です。 

暑さ指数とは?

WBGT(湿球黒球温度) :Wet Bulb Globe Temperature

 熱中症の危険度を判断するため、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標です。「気温」のほかに、人体の熱収支に与える影響の大きい、「湿度」と「日射・輻射(ふくしゃ)」をもとに算出されます。厳密には「風」の影響も受けます。

> 詳細を見る(PDF:443KB)

WBGT(PDF:443KB)

 暑さ指数を用いた指針としては、日本生気象学会による「日常生活における熱中症予防指針」、日本スポーツ協会による「熱中症予防運動指針」等があり、暑さ指数に応じて注意事項が示されています。

 環境省では、全国841地点の暑さ指数(WBGT)に関する情報提供を行っており、11地点の暑さ指数(WBGT)の実測値、830地点の暑さ指数(WBGT)の実況推定値とともに、全ての地点の暑さ指数(WBGT)の予測値を提供しています(地点数はいずれも令和6年6月時点)。

「熱中症予防情報サイト」(外部サイトへリンク)で確認することができます。

 

このページに関するお問い合わせ

環境森林部環境政策課

電話:087-832-3215

FAX:087-806-0227

(担当)カーボンニュートラル推進室