福祉・介護 お仕事インタビュー

介護福祉士 眞鍋隆利、石田恵梨

介護福祉士
眞鍋隆利 特別養護老人ホーム寿楽荘

大変なことは同時にやりがいでもあります。利用者さんの日常生活全般を介助する中で、笑顔が見られると自分も嬉しくなります。

眞鍋さんの資格取得ルート
  • 実務経験(3年以上)
  • 国家試験
  • 介護福祉士
介護福祉士
石田恵梨 特別養護老人ホーム寿楽荘

私たちの支援で利用者さんのできることが増えていくことに喜びを感じます。信頼され、頼りにされる存在でありたいと思っています。

石田さんの資格取得ルート
  • 高等学校
  • 介護福祉士養成施設
  • 介護福祉士

介護福祉士とは

高齢者や障害のある人に対し、一人ひとりの心身の状況に応じたサービスを提供する。身辺介護のほか、レクリエーションの提供や家事援助も行う。介護に関する相談に応じるなど、介護者への支援も行っている。

介護福祉士へのルートはさまざま

眞鍋:私はもともと建築関係の仕事についていたので、介護との接点は全くありませんでした。勤めていた会社が倒産したため「次は違う仕事に挑戦しよう!」と思い立ち、そこで考えたのが人と関わる介護の仕事だったのです。病院で9年間介護の仕事をしながら国家試験の受験資格を得て介護福祉士になり、その後より主体的に介護に関わりたいと考えて、今の施設に転職しました。他業種から介護福祉士になる方は意外と多いようですね。

石田:私はご高齢の方とお話しするのが好きで、中学生の時に高齢者施設で職場体験をしたことで介護の現場で働きたいと思うようになりました。高校と介護福祉士養成施設で福祉や介護を学び、今は介護福祉士の資格と社会福祉士の受験資格を持っています。

ケアプランをもとに
高齢者をサポート

眞鍋:施設では、利用者さんの食事や入浴、排せつなどのすべての活動を夜勤込みの交代制で24時間サポートしています。介護支援専門員として、利用者さんの状況や生活に応じたケアプランも作成しています。ケアプランには「寝たきりにならないように、歩行訓練を取り入れてできることを増やしていく」「食事の時に喉につまらないように注意をする必要がある」といった方針や特に注意すること、「オムツが必要なのか、トイレに行けるのか、行けるとすればどの程度の介助が必要なのか」といった介助に必要な情報が含まれており、施設での支援はこれをもとに行われています。
支援の中には介護だけでなく集団体操やリハビリ、コミュニケーション、レクリエーションなどの心や身体の健康を保つ活動も含まれています。この施設には作業療法士も在籍していて、趣味の活動を取り入れたリハビリなども行っています。

石田:私たちが支援することによって、利用者さんには変化が見られます。立てなかった方が少し立つことができるようになったり、自分で食事ができるようになったり…とできなかったことができるようになり、「ありがとう」という声をかけていただけるととても嬉しいです。

大変さは同時にやりがいになる

眞鍋:職場によって介護職員の役割は異なっていますが、この施設では介護職員が中心的な役割を果たしています。介護に関しては職員の判断に任せられる部分も多いため責任も大きく、スタッフが少ない夜などは特に気を配るようにしています。
しかし、大変なことは同時にやりがいでもあります。利用者さんの笑顔が見られると嬉しいですし、ふれあう中で、趣味・仕事・家族の話など、文書での情報からは分からなかったいろいろなことをうかがえるようになるのも介護の仕事の面白さではないでしょうか。

石田:就職してまだ5か月なので慣れていないことも多く、利用者さんとうまくやりとりできないこともありますが、日々勉強だと思っています。誰からも信頼され、頼りにされるような存在になりたいと思っています。

介護福祉士を志望する方へ

眞鍋:自分の向き不向きについて意識したことはないのですが、転職したとき、今まで経験したことのないオムツ替えや入浴などの介助に驚いたことを覚えています。全く異なる職場に飛び込み、なぜ辞めずに続けられたのか? と考えると、人とふれあうことが好きだからかなと思います。人と接することが好きで、接する機会が増えることで成長できる、と思える方は介護の仕事に向いているのではないでしょうか。

石田:お世話する方の生活に寄り添う仕事ですから「介護の仕事は大変」と言われますが、それだけではなく嬉しさや「やりがい」を感じられる仕事だと思います。無表情ではできない仕事なので、よく笑うなど表情が豊かな人は向いているのではないでしょうか。勉強や実習は大変でしたが、あきらめずに続けられたのは本当にしたい仕事だったからだと思います。介護の仕事に興味のある方・関心のある方は、ぜひ頑張ってください。