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10月23日(日曜日)、「瀬戸内国際芸術祭2022」の会場である高見島と本島を視察しました。
この2つの島は、粟島、伊吹島とともに、秋会期から新たに会場となり、それぞれの島の特色を生かしたアート作品が公開されています。
高見島では、急坂の上にある集落に塩飽(しわく)大工の末裔(まつえい)が建てた趣のある家の中で展開される作品をはじめ、個性豊かなアート作品が隣り合う空間が広がっており、島が育んできた歴史や家が持つ記憶に思いをはせました。
本島では、古い町並みが美しい笠島地区を歩き、島の文化である「石」をテーマにしたアート作品を鑑賞しました。また、本島港では、島民の皆さんが中心となって、来場者をお見送りする「送り太鼓」にも巡り合い、アート作品だけでなく、おもてなしの心にも触れることができ、島の魅力を存分に体感しました。
「瀬戸内国際芸術祭2022」も残すところあとわずかとなりました。3年に1度の現代アートの祭典、この機会にぜひご来場ください。
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