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11月14日(金曜日)の夜に香川県庁東館前の広場(ピロティ)で保多織ファッションのランウェイショーが開催され、香川で活動されるデザイナーの吉原潤さんが制作した衣装をまとったモデルさんがランウェイを歩きました。
日が落ちたピロティに灯りで照らされたランウェイが浮かび上がり、県にゆかりのある2人のプロモデル(中山ららさん、喰代俊之介(ほおじろしゅんのすけ)さん)と公募で選ばれた10人の市民モデルの皆さんが幻想的な音楽が流れる中で美しいウオークを披露してくれました。私も保多織のハットとコートを着て少しだけ歩かせていただきました。
県庁でファッションショーが開催されたことは今回が初めてです。大勢の方にご覧いただき、ありがとうございました。
保多織は江戸時代から続く香川の伝統的な織物で、しっかりとした織りと温かみのある風合いが特長です。表面に凹凸があり、湿気の多い香川県には適した織物ともいえます。
吉原さんとモデルのららさん、喰代さんは10月にパリで行われたランウェイショーで保多織ファッションを披露して下さいました。吉原さんは伝統工芸士の岩部卓雄さんが織った生地を使って、洋服に仕立てています。
保多織の魅力が再発見され、県内外に発信される機会になってくれたらうれしいです。皆さん、ぜひ今一度手に取ってその肌ざわり、温かみを感じてみて下さい。



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