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ボランティア大賞は、ボランティアによる感動的な活動や勇気づけられる活動などを顕彰することにより、ボランティア活動の社会的認識を向上させるとともに、本県における活動の活発化を目的に、平成13年から実施しており、今年25回目になります。
今回は、12活動(一般部門9活動、企業部門3活動)の推薦があり、選考委員会の審査を経て、一般部門2活動、企業部門1活動を大賞に決定し、表彰状をお渡ししました。
受賞された活動を簡単に紹介させていただきます。
高松市美術館ボランティアciviさまは、約26年にわたり高松市美術館で展示作品の解説やワークショップなどのアシスタント業務など、訪れる人々に美術館の魅力を身近に感じてもらおうと活動されています。
中田勝久さまは、2013年の瀬戸内国際芸術祭で公開された、届け先のない想いを受け止める「漂流郵便局」というアート作品を、12年間にわたって個人で継続し、メディアにも多数取り上げられ、粟島の活性化に寄与する活動をしてこられました。(2025年11月逝去)
株式会社百十四銀行さまは、瀬戸内国際芸術祭において、2010年の初開催時から、芸術作品の受付業務や、海岸清掃活動などを行っています。瀬戸内国際芸術祭以外にも、文化やスポーツを通じた社会貢献活動、植林などの環境保全活動など、多様な活動を長きにわたって、実施されています。
表彰式では、賞状授与の後、受賞者の皆さまから、活動についての思いややりがいなどを聞かせていただきました。いずれも素晴らしい活動で、こうした温かく献身的な活動が、ともに支え合い助け合える共助の社会づくりにつながるものと、大変心強く感じました。
今後こうしたボランティア活動がますます活発化するとともに、全県的な広がりの機運とその社会的認識の向上が図られるよう期待しています。


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