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公開日:2023年8月22日

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トピックス

多文化共生交流会を開催しました

国際課では今年度からの新たな試みとして、県内の市町や日本語教室などの協力を得て、外国人の方やその支援者と直接意見交換を行う多文化共生交流会を開催しました。このほか日本語教室では実際に国際課職員が「やさしい日本語」を使って中学生の宿題に一緒に取り組むなど、外国人支援の現場における新たな課題の発見や、支援者との連携強化に努めました。

 

第1回 6月18日(日曜日)丸亀カトリック教会    参加外国人 3か国 12名 協力 同教会、みんなdeわが家

 <主な内容>
 これまで県や県国際交流協会が作成した多言語生活ガイドブックやアイパル香川で実施している外国人相談窓口について参加者に周知するとともに、外国人への効果的な周知方法について意見交換しました。また、参加者の中には市外の方で日本語教室の無い地域の方もおり、あらためて日本語教室や通訳などの言語関連のサービスに対する強いニーズが伺えました。 

 交流会の様子

 

第2回  7月9日(日曜日)多度津町地域交流センター  参加外国人 3か国  7名 協力 たどつ日本語交流の会

<主な内容>

県国際課の職員が分かれて、実際に「やさしい日本語」を使った学習指導を体験し、その後、日本語指導ボランティアの方と意見交換を行いました。たどつ日本語交流の会では子どもの参加者が多く、学習面のほか、子供の心理的サポートの問題などについて話し合いました。

多度津

 

第3回 7月11日(火曜日)辛立文化センター    参加外国人 2か国  6名  協力 さぬき市人権推進課

<主な内容>

これまで県や県国際交流協会が作成した多言語生活ガイドブックやアイパル香川で実施している外国人相談窓口について実際にタブレットを見てもらいながら参加者に周知しました。参加者の日本語能力は極めて高く、時折方言を交えるなど和やかな交流になりました。日本や香川県を選んだ理由などのほか、外国人への情報の周知方法について意見交換をしました。

さぬき市

 

第4回 7月21日(金曜日)東かがわ市交流プラザ  参加外国人 2か国 6名  協力 東かがわ市国際交流協会

<主な内容>

東かがわ市国際交流協会の日本語教室を見学後、参加者と交流しました。参加者の日本語能力は来日後まだ1月程度の方から、長年、香川県に住んでいる方まで幅広いレベルでしたが、「やさしい日本語」を使って交流しました。「やさしい日本語」は急に使うのは難しいため、日頃から、日本語を簡単に表現する練習をしておく必要があります。参加者は地元のイベントに民族衣装を着て参加するのを楽しみにしているようで、地域とのふれあい、交流が多文化共生のまちづくりに重要であると感じました。

東かがわ市

 

第5回 7月23日(日曜日)みとよ未来創造館  参加外国人 4か国 5名  協力 にほんごこうざ 

<主な内容>

「にほんごこうざ」様の教室に通っている5名の方が時間を割いて、交流に参加してくれました。今回は県の職員が分かれて個別に話を聞かせていただくとともに、終了後ボランティアの方と意見交換しました。日本語学習への熱意は外国人の方の置かれている状況に左右されるようですが、日本語の習得が日本人住民との交流や日本での暮らしやすさに大きな影響を与えることを改めて認識する機会となりました。また、ボランティアの方と意見交換の中で、一部の日本人支援者に多くの外国人が相談しているといった状況もあり、外国人が急増するなか、相談体制の充実が大きな課題であると感じました。

三豊市

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