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公開日:2021年4月7日

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就労移行支援ぐり~んじょぶ

♪働く夢を現実に

令和3年4月7日

ぐりーんじょぶNEWSNo.33(PDF:423KB)」を発行しました。

令和3年1月6日

ぐりーんじょぶNEWSNo.32(PDF:633KB)」を発行しました。

令和2年8月6日

ぐりーんじょぶNEWSNo.31(PDF:356KB)」を発行しました。

令和2年3月31日

ぐりーんじょぶNEWSNo.30(PDF:449KB)」を発行しました。

令和元年12月26日

ぐりーんじょぶNEWSNo.29(PDF:319KB)」を発行しました。

令和元年9月10日

ぐりーんじょぶNEWSNo.28(PDF:347KB)」を発行しました。

平成30年8月23日

ぐりーんじょぶNEWSNo.25(PDF:323KB)」を発行しました。

平成29年8月10日

ぐりーんじょぶNEWSNo.22(PDF:359KB)」を発行しました。

平成27年6月30日

夢や目標に向かって!

平成27年4月、3人のスタッフのうち、2人が異動となりました。あわただしい毎日、あっという間に2ヶ月以上が経ち、気が付けば、暑い夏がやってきていました。
そうしている間にも利用者さんは夢や目標に向かって一歩一歩前進しています。

Fさんの目標と川部みどり園

にんにくナイフで根切り作業。ナイフの使い方も心得ています

Fさんの目標は「就職して自立したい」というものです。

川部みどり園では、生活訓練事業(ぐり〜んらいふ)と就労移行支援事業(ぐり〜んじょぶ)による連携した支援を行っています。それは、社会生活力を身につけることで、地域での生活が豊かに過ごせるようになり、また、生活面の自立が長い就労生活を支えると考えているからです。

Fさんは平成24年度より川部みどり園の施設入所支援とぐり〜んらいふを利用され、2年間、社会生活力を身につけるためのプログラムに取り組みました。

ぐり〜んらいふで掃除や買い物、調理などの生活技術プログラム、軽作業や農園芸作業などの作業プログラム、外出訓練や金銭管理などの学習プログラム、そして、SST(社会生活技能訓練)などの対人関係プログラムに取り組むとともに、施設入所支援でも掃除や洗濯、身の回りの整理整頓、ほかの利用者さんたちとのかかわりの中で多くを学び、自分でできることを増やしていきました。

“ぐり〜んじょぶ“そしてグループホームへ

グループホームで夕食作りにはげむFさん。

少しずつ力をつけてきたFさんは、就労移行前訓練としてぐり〜んじょぶのプログラムへの参加により、さらに自信をつけて、平成26年度からは正式にぐり〜んじょぶへ移行。職業スキルやコミュニケーションスキルなど一般就労に必要な力をつけるため、日々頑張っています。

そして、もうひとつ。Fさんはこの春、大きな次のステップへと踏み出したのです。

2度の体験利用を経て、6月1日、施設入所支援を卒業して地域のグループホームへと生活の場を移されたのです!!

大人数の施設入所と比べ、最初は少しさびしく感じられたグループホームでの生活も、今では新たな生活リズムにも慣れ、また、外出支援でヘルパーさんの力をかりて行動範囲も広がり、休日の過ごし方にも変化が見られてきました。ある日はボーリングにでかけ、先週はグループホームでおからクッキーを焼いたとか・・・。

お菓子作りにもチャレンジしました。

お菓子作りにもチャレンジしました。次は何を作ろうかな♪(撮影はFさん)

そして次のステップへ・・・

生活が安定してきたところで、次はいよいよ就職へ向けて本格的に頑張ります。ハローワークや就業・生活支援センター、職業センターの職員の方たちとの面談が続く中、施設外就労にも力が入り、ますます成長中のFさんです。

平成26年12月24日

自信をつけるということ

ぐり〜んじょぶの取組

ぐり〜んじょぶの利用者さんは自尊感情が崩壊された方が多いです。そのため自信を取り戻し自尊感情の再構築を目的に、SST・コグトレ・SS学習会、さらには日常訓練場面で褒めて誉めてほめまくる取り組みを行っています。

また利用開始時に伝えるのは「みどり園は失敗をするところ。たくさん失敗をして、その原因を見つけて解決しましょう」ということ。

実際に失敗したら、怒ったり注意したりするのではなく、リフレーミングをして「良い失敗をしたね。どうして失敗したかを考えられるよ。これで就職してからの失敗はなくなるよ。よかったね。おかげで他の人も学習できる機会ができた、ありがとう」とお伝えします。

ほめることとリフレーミングをすること、これらを繰り返すと、下を向いていた利用者がだんだん顔を上げ始めます。一度の失敗は許される、そう利用者さんが実感し始めると、これまで消極的だった人が、何事にもどうどうと取り組みだし、自信が芽生えてきます。わかりませんとはっきり言える、教えてくださいと物怖じしない、

そんな風に変わってきています。そしてそれが、利用者全員が一般就職を果たしていることに結び付いているのでしょう。

B型アセスメントをして

先日、一般就労の経験がない等、ある条件の方が就労継続支援B型を利用される際に必要な就労移行支援事業所でのアセスメントを行いました。彼は統合失調症の方です。

14日間のアセスメントを終えた後のフィードバック会議でご本人さんが「いろいろ経験させてもらってためになった、いい経験をしたと思います」とおっしゃられた後、お母さんがこうおっしゃられました。

「ずっと家で引きこもっており、なんとかB型へ行く気になってくれたので、みどり園でのアセスメントをなるべく短く終えてもらい、早くB型に行ってほしい、とみどり園利用前は思っていました。ところがみどり園に通いだし息子が私に話してくるようになりました。『雑巾の搾り方はこうするといいってみどり園で教えてもらった。』びっくりです。またこれまでお小遣いを渡したら使いっきりだったのが、明細を書いてレシートを貼り付けた封筒に残金を入れて渡してくれるようになり、色々なことをメモするようになったのです。

これまで私が教えておかなければならなかったことをみどり園が教えてくれている。いい表情で家に帰ってきていました。みどり園でほめてもらって自信が出てきたのだと思います。

最初はすぐに終わってほしかったアセスメントですが、今はもっと長くしてほしい、もっと早くからみどり園のことを知っていたらと思います。」

自信を持って頂く喜び

とても嬉しかったです。みどり園のことを誉めてもらったことよりも、彼が自信をつけたのをお母さんがきちんと認めてあげてくれたことが嬉しかったのです。

短いアセスメントの期間でしたが、おごった言い方をすれば彼が本来の自分の姿を見つけ出すきっかけになったのだろうと思います。そしてその姿を母親が見て感じて、息子への見方を変える。親子関係の好転に結び付く。そして息子は自尊感情を再構築し、自信をつけていく。まさに生まれ変わる瞬間に立ち会えたのです。この仕事をしていてよかったと思える会議でした。

平成26年12月15日

12月1日付でお二人の利用者が就職しました。

12月1日付でお二人の利用者が就職しました。お二人の就職までの道のりをごくごく簡単にまとめました。

実習で培った力を発揮

Sさんの就職が決まりました。すぐにでも就職できるだろうと思っていましたが、存外にてこずりました。

しかし、県庁実習やアビリンピック出場という経験を活かして、チャレンジすることで就職が決まりました。

もちろんその陰にはお母さんの支援や障害者就業・生活支援センターのご尽力があったことは間違いありません。

実習で培った力を発揮

短期間にたくさんの経験

Sさんは昨年1年間生活訓練を利用し、その間毎週2日間就労移行支援で移行前訓練を行いました。そして4月から就労移行支援も併用利用し始めました。と言っても就労移行支援に来るのではなく、県庁で実習が始まったのです。

県庁実習ではそれはそれはたくさんの経験をさせていただきました。スーツを着てバスで出勤。歓迎会や納涼会にも出席。いろいろな事務補助の仕事をさせていただきました。

コミュニケーションが苦手なSさん、求められたのは作業以外で人の顔を見て報告する、質問する等彼にとってはとてつもなく高いハードルでしたが、日を追うごとに、声も少しずつ出だし、顔も上を向き始めました。県庁実習の最後には笑顔も見られました。

短期間にたくさんの経験

返事ができるようになった

実習中からオリーブの横山さんが頑張って次の実習先を探してくれました。面接も何回も受けました。ところがなかなか結果が出ません。しかしへこたれることなく課題をこなしていったのです。その結果、採用を勝ち取りました。最初の面接ではずっと無言で何も言えなかったSさんですが、県庁実習を終える頃には、きちんと返事をすることもできるようになりました。実習で培った力の賜物です。

全国アビリンピックで旗手

集合写真

昨年のかがわアビリンピック製品パッキングの部で優勝したSさん、今秋、全国大会へ出場し、なんと開会式で香川県旗を持ちステージに上がる旗手を務めたのです。とても緊張しましたが、県庁実習で鍛えた精神力で立派に旗手の役割を果たしました。

お赤飯

みどり園最終日には給食のご厚意で、本人用に赤飯を出してもらいました。他の利用者さん達が「早く僕も食べられるようになりたい」と言うのを聞きながら、満足げに頬張る姿が印象的でした。Sさん、実習で培った力を活かしてしっかり頑張ってください。

楽しい仕事に就けます

Oさんが食品会社への就職を決めました。知的障害がある人を雇用した経験のない会社のため、面接時はとても不安で心配されていましたが、実習を始めるとすぐに「雇用したい」と言ってくれました。

まじめでコツコツ仕事をするOさん、汚いことも全く厭わず、もういいよと言う位徹底的にきれいにするOさんの適性にピッタリの仕事内容です。Oさんは楽しい仕事だと、顔をほころばせています。

楽しい仕事に就けます

失敗を繰り返す実習

Oさんはこれで4回目の就職になります。言い換えれば3回離職したことになります。どうして仕事を辞めたのかOさんに聞くと「新しい上司が叱るばっかりする」等の理由を教えてくれました。ひどい上司です。

しかし訓練をしていくうちに、上司だけのせいではないことがわかりました。Oさんは指示されたことがわからなくても「ハイ」「わかりました」「はあ」と返事をして自分勝手に作業をすることがよくありました。会社での出来事を推測すると、新しい上司に指示された内容がわからないのに「わかりました」と答え、前の仕事の通りにしていたのです。ですから全然違うことをしてしまい、新しい上司が怒っていたのでしょう。

そこでメモをとる、復唱をする、わからないことをわからないと言うことを徹底して訓練しました。半年も経つととてもよくできるようになり、安心して実習へ送り出しました。

はじめはとても喜んでくれた実習先です。ゆくゆくは雇用も考えてくれていましたが、途中で「もう来なくていい」と言われてしまいました。理由を問うと「できますと言うので任せると全然できていない。戦力にならないどころか手間ばかり増える」との評価でした。Oさんに聞くと「指示がわからなかったけれど、怖くてわかりませんと言えなかった」と漏らしました。

厳しい訓練に耐える

もう一度訓練のやり直しです。毎日毎日職員が意地悪をしました。わかりにくい指示を出す、怒鳴り声をあげて指示する、省略して指示を出す、早口で話す。はじめは戸惑っていたOさんも次第に落ち着いて「わかりません」「ゆっくりお願いします」等が言え、メモをとり、メモを見て復唱できるようになりました。

いよいよ新しい実習の始まりです。Oさんも緊張していましたが、スタッフもドキドキ。毎日電話をして「わからないことはあったか」「どう聞いたのか」等確認し、アドバイスしました。

実習が終了し、採用が決まりました。実習振り返りの会で企業側より「わからないことはきちんと聞いてくれ、復唱し勝手な判断をしないという当然のことが当然のようにできていた。十分戦力になっている」ことを評価していただきました。訓練の成果があがりました。

12月1日から出勤し始めましたが、3日に「4時間勤務から時間延長したい」と会社から申し出があったそう。会社の新しい戦力になったようです。

だるまの目入れ

頑張れOさん、もう失敗しないよ。

平成26年4月30日

面接うまくいきました

福井次長から修了証書を受け取りました。決意の言葉も「花を咲かせる」と上手く喜びを表現できました。

Mさんは勤めていた工場が閉鎖されたため、職を失い、心配した養護学校の先生の紹介でぐり〜んじょぶへやってきました。

慣れていないことや経験がないことに臆病なMさん、どうなることかと不安いっぱいでしたが、不得意なことをクリアしながら、自分の得意な分野で面接をクリアして採用を勝ち取りました。

経験不足を克服し自信に

ブロイラー工場で鶏肉の解体をしていたというMさん、さぞかし手先が器用なのだろうと思っていました。ところが作業をしてもらうと、あまりにもできないことが多いのです。手先が不器用なのか、経験がないのか、まあ散々な状況です。

そこで色々な作業を経験してもらいました。するとわかってきたのは、経験のないことには非常に怖がりおじけづき、その結果、成果がでないということです。

例えば斜面での草集め。道具を使って草を集めるなんてとんでもない。斜面を歩くことさえできません。例えばフェンスの乗り越え。なんとかフェンスを跨いだはいいが、その状態で立ち往生。さらにはハサミを使用しての軽作業。これだけ曲がりくねって切る方が難しいだろうと思うほど切り取り線からはみ出ています。

机上作業などは何度も何度も体験することでかなりできるようになってきました。しかし斜面での作業や脚立を使用しての作業は、まるで職員が虐待をしているかのように「怖いです」と本人が叫ぶので充分な経験を積ませてあげることができません。

ところがある会社の求人に応募するため書類を持っていった時のことです。「蛍光灯を取り替えるため脚立に上がる作業があるよ」と言われました。さあ、大変。早速脚立のぼりの訓練です。これまで蛍光灯交換の時にはいつも脚立を支えるか、部品を渡すアシスト役でしたから、まず脚立の一段目に上る訓練。一段を上がるのにどれだけ時間がかかることか。それでもなんとか低い脚立はクリアしました。次に少し高い脚立。これも一段足をかけては下ろし、また足を上げたかと思うとすぐにおろすということを何十回も繰り返して、やっと上がることができました。するとどうでしょう、次に脚立に上がる時にはあれほど怖がったことが嘘のようにササッと上るのです。

経験不足を克服し自信に

支援の方法として最初は一段づつ上ることから始めました。次に片手をはなす、片手に雑巾を持ち作業する。またがって天台の上に座る等スモールステップ、スモールサクセスを心がけました。

企業面接の本番、彼は面接官に向かって堂々と言いました。「僕は高い所が不得意でしたが、みどり園で脚立を上る訓練をして平気になりました。」

これが功を奏したのか、みごと採用となりました。自分の不得意分野を努力で克服し、さらに得意分野の「お喋り」でその経験をうまく伝えて面接を乗り切ったのです。

がんばれMさん、努力すれば報われるよ!みんなが応援しています。

平成25年12月5日

夢を諦めないで良かった

Sさんはぐり〜んじょぶの利用を始めた時に2つの夢があると言っていました。「もう一度働くこと」と「バイクにのる」ことです。いくつもの失敗を繰り返しながら、Sさんは夢を決して諦めず、積極的に訓練をし、ついに2つの夢を叶えたのです。

バイクに乗るのは免許証が必要です。彼は大変な勉強家で道交法の知識は豊富です。農場へ実習へ行く車中、皆で標識等のクイズをしても常に正解、私が忘れた法規もしっかり暗記しています。でも1ヶ月に1回は原付免許にチャレンジするのですが、いつも42点付近で不合格。複雑な文章や引っ掛け問題で点を落とすのです。

25回目の試験に落ちたある日、電話がかかってきました。「もう落ちたくないです。落ちたら辛いのでもう受験しません。」かなりパニックになっていたのでその日は「わかりました」と電話を切りました。翌日通所してきた彼に「明日も受けに行ってください、続けたら必ず受かるから」と伝えました。その二日後に「初めて受かりました」と嬉しい電話がかかってきました。

今、彼はバイクで誇らしそうに通勤しています。

もうひとつの夢も苦難の連続でした。

体験実習に行きました。彼も仕事内容が気に入り「ここへ就職したいです」と言い出しました。現場も彼の評価が大変よく「雇ってあげて」と上層部へ頼み込んでくれましたが「今増員する余裕はない」と断られてしまいました。

次に就労支援員が彼にぴったりの特例子会社を探してきました。「ここなら雇ってくれそうだ」と面接に行くと、社長が人間関係で退社したという彼の履歴書を見て「あたりの厳しい人が今在職しているから、もたないかもね」と辛そうに履歴書を返してくれました。

なかなか運がありません。

合同面接会で、当日参加の企業に誘われて履歴書だけ出してみると、二次面接に呼ばれました。休日が不定期なため、土日休みが希望ですが、と確認すると「それでもいいから」というので受けると、なんと合格。しかし企業と詳細を話しあっていくと半年後には土日含めてのローテーションに入ってもらいたいとのことでした。彼は土曜日に合気道を習っています。やっとみつけた楽しみを諦めたくないです。泣く泣くこちらからご辞退させたいただきました。

落ち込んでいる時に、「ここは家から近いよ」と就業・生活支援センターオリーブさんが持ってきてくれた実習の話が、ついに就職につながりました。土日も休みで、彼の特性にも合った仕事で職場の雰囲気も本当にいい会社です。諦めないでよかった。

修了式で園長から修了証書をいただきました。

修了式で園長から修了証書をいただきました。残るメンバーへの答辞も立派なものでした。

平成25年3月7日

したい仕事を見つけました

ぐり〜んじょぶの今年度四人目の就職者がでました。それはHさんです。トライアル雇用を経て特別養護老人ホームに調理補助業務を仕事として就職しました。彼は自分の好きな仕事を見つけて、実習を重ねついに就職に至ったのです。

彼が利用を開始した時には「掃除か農場の仕事がしたいです」と言っていました。どう考えても適していません。実はその二つの職種しか彼は経験がありませんでした。その実習先でも「重いものが持てず仕事にならない。一人では危なくて作業を任せられない。」と散々な評価。それでも彼にはその職種しかイメージできなかったのです。

転機がありました。それは管理栄養士の言葉です。「施設内実習に来たらどう?」私達には驚きでした。「なぜ彼が?他の人の方が良いのでは?」しかし栄養士は「Hさんが良いと思う」と主張。ならばだめもとで厨房に入る施設内実習をしてみました。するとどうしたことでしょう、彼の評価が高いのです。

もともと真面目な彼、それにわからないことはきちんと聞く態度、丁寧な仕事振り。栄養士は「理解は遅いけど、指示がわかったら確実な仕事をする」と評価してくれました。これが彼の自信につながり、また調理という仕事に興味を持つことになります。

いくつかの厨房実習を行いました。ある店では「さっと洗って」の「さっ」という抽象的な言葉がわからず苦労しました。ある施設では次はこれをするんだろうなと予想はつくけど心配なので、毎回毎回「何をしたら良いですか」と聞くため「一人で仕事できない」と評価されてしまいました。

そこで実習から戻って、訓練の中で抽象的な言葉はだいたいこんなことと体感してもらいました。質問の仕方も「○○してもいいですか」と確認するように変えてもらいました。

これでさらに自信をつけた彼は企業実習と施設内実習を繰返し、弱点を克服しながら、自分の持つ強みを伸ばし、就職を勝ち取ったのです。

彼は自身でも成長しましたが、厨房の栄養士さんや調理師さんにも大きく育ててもらいました。一冨士フードサービスの皆さん、本当にありがとうございます。

だるま

母校の香川中部養護学校からいただいた達磨に就職成就の目を入れました。

平成24年10月4日

チャンスをものにした!

今年度三人目の一般就労

真面目な姿勢が評価され、雇用にいたる

今年度三人目の一般就労

「Zさんが公共交通機関を使っていける職場はないかな。」その一言を聞いて障害者就業・生活支援センターくばらさんとハローワーク坂出さんが職場開拓を行ってくれ、素晴らしい職場を見つけてくれました。

くばらさんの動きは敏速でした。すぐにハローワークさんと企業訪問を行い、職場を見学し、これならZさんにあっている作業内容と確信を得て、紹介をしてくれました。

初めてのことには不安感が強いZさん。未経験の職場である食品加工会社と聞いて最初にしり込みをしてしまいました。そこで何が不安なのかを丁寧に聞き出し、一つひとつ不安感を一緒に取り除くと、ようやく実習に同意してもらえました。

さあいよいよ実習が始まりました。不安と緊張でがちがちになっているZさんに安心感をもってもらえるように就労支援員がはじめから実習に同行しました。

最初は「教育」。食品を扱う会社ですから衛生管理と安全管理のレクチャーを受けました。真剣に話を聞くZさん。採用決定時には、彼がこの時の話をいかによく聞いていたかが判明し評価をぐっと上げることになりました。
「教育」に続いて現場で一緒に冷凍肉の解凍作業を行いましたが、彼は真面目に作業に取り組んでいました。スタッフの方々も優しく、助言・配慮をしていただきました。
会社が出した条件は「休まない」「一人でトイレへ行ける」でした。「Zさんなら軽くクリア」と高を括っていた支援員は半日実習しただけで筋肉痛、さらに迷路のような工場でトイレから現場へ帰れない迷子状態に。しかしZさんは毎日実習を続けることができましたし、迷子の支援員を助けてくれたのもZさんでした。支援員は条件をクリアできなかったけれど、Zさんは軽くクリアした訳です。(予想通り(笑)。)

しかし実習半ばで現場から「トイレの時間が長い」と苦情が。すぐにくばらさんが確認しに行ってくれ、「確かに他の人より長い」ことが判明。しかしそれは「教育」で教わった通りに、トイレへ行く度に入念に手洗い・衣類のローラーがけ等をしているからだということをくばらさんが企業様に伝えてくれました。それを聞いた企業様は「手を抜くよりはずっと良い」と逆に良い評価をしていただけました。
こうして一気にZさんの就職が決まりました。その後もくばらさんはアフターフォローをしてくれ、また障害者職業センターさんはジョブコーチを派遣してくれ、Zさんを見守ってくれています。

Zさん・企業様・くばらさん・ハローワークさん・職業センターさんそしてぐり〜んじょぶ、まさにみんなの協働でZさんはチャンスをものにしました。関係機関の連携の強さをまたも感じました。

今年度三人目の一般就労2

もうすぐ初の給料日です。音楽好きなZさんはきっと初めての給料で好きな楽器を購入することでしょう。Zさんの嬉しそうな顔が目に浮かびます。おめでとう、Zさん。仕事に、趣味に、がんばってください。

平成24年10月1日

修了式

仕事をがんばります

今年度二人目の就職決定

住居型有料老人ホームで実習を行っていたTさんは、見事採用を勝ち取り、9月7日に修了式を行いました。この日も最後の実習ということで、ユニフォームを着ての修了式でした。「決意の言葉」も堂々と参加者に伝え、あの人見知りのTさんがこんなに立派になってと、一同感動いたしました。

障害者の「働く場」開拓推進事業の筒井さんから、この実習の話が出たときに、Tさんは「僕にできるだろうか」と少し迷いました。現地に見学に行った際も聞いた作業内容で不安なことを質問していました。まだ不安はありましたが、それでもTさんは実習に行くことを決めました。

実習開始4日目、今日から終日実習になるという朝、Tさんから「緊張で眠れません、休んでいいですか」とメールが来ました。訓練の時には休養してもらっていましたが、今は実習です。「午前中だけでも実習して、体調を見てから決めよう」と返信しました。事業所のご理解も有り、結局あと二日、半日実習を行い、次週から終日実習とすることにしました。

今年度二人目の就職決定

ここからがTさんのすごいところ。それ以降、大雨の日も大風の日も一日も実習を休むことなくがんばり続けました。コミュニケーションに不安があるTさん、初めは話しかけられるのが嫌だったけど、暖かい事業所スタッフのお心遣いで気持ちがほぐれ、「嬉しい」「自分から挨拶しました」と変化していきました。トライアル雇用が諸事情で使えないため障害者就業・生活支援センターの短期職場実習支援事業と高等技術学校の委託訓練を組み合わせ、本人が職場にゆっくり慣れ親しむように実習訓練ができたのが良かったようです。各関係機関との連携の重要さを痛感した支援員でありました。

就職おめでとう、Tさん!君の未来は明るいぞ!

今年度二人目の就職決定2

修了式当日、他の利用者は皆さん実習中(泣)、でも生活訓練利用者さんが式に出席してくれてにぎやかにお祝いができました。実習中の就労利用者さんがTさん宛てに書いたメッセージを生活支援員が代読しましたが、それらは秀逸ものでスタッフ一同またまた感動してしまいました。

平成24年9月1日

実習が育てる力

新年度になり三人のスタッフのうち二人が異動となり、毎日が忙しくニュースをお伝えできませんでした。しかしその間にも利用者の方々は訓練にいそしみ、実習に参加しました。

ぐり〜んじょぶの実習は三種類有ります。「施設内実習」「施設外実習」「企業実習」の三つです。

施設内実習

「施設内実習」は当園の厨房で行います。実際の職場で「ほう・れん・そう」ができるかを見極めます。現在HさんSさんのお二人がそれぞれ月に5日参加しています。この実習で私たちの知らない利用者の側面を調理師さんが見つけてくれます。(いつも綿密な報告書の作成、一冨士フードサービスさんありがとう!)これをもとに新たな訓練の実施や、実習先を探すことができています。

施設外実習

「施設外実習」は主に農園での実習です。希望者全員が職員同行で農園での作業に汗を流します。一年間大変なこの実習を行って成果がでています。体力・腕力がすごくついてきたのです。
Hさんは一年前には20キロ入りの肥料袋を持ちあげることができなかったのに、今ではニンニク25キロ入りの籠をすっと持って移動することができています。実習先の農園主も驚かれていました。道具の使い方もとても上手くなりました。

企業実習

さて一番のメインの実習が「企業実習」です。最初こそ職員が同行しますが、数日経て単独で実習するのが基本です。この「企業実習」では色々なことがわかります。
Zさんは自分では不得意と思っている環境整備の実習に行きました。一週間の実習後、企業様からとても高い評価を受け「雇用したい」とさえ言って頂けました。しかし通勤時間が二時間というハードな環境のため、残念ながらお断りしました。これでZさんは自分が「苦手な」仕事も、実は自分が「できる」仕事だと体感できたのではないでしょうか。
Hさんの実習は老人施設での配膳補助です。もしかしたら「雇用したい」と言っていただけると密かに期待していたのですが、評価は全く逆!施設内実習で評価された「確認」行動が「常に一人が補助しないと仕事ができない」と悪く評価されました。アセスメントした結果、本人は「こうする」とわかっていても「何をしたらいいですか」と問うていたそうです。そこで「こうしてもいいですか」と自分の考えを言って許可を得る確認の仕方に変えるよう訓練をしています。
施設の共有部分の清掃実習を行ったTさんは、自分で考え判断して作業をすることができるようになりました。時間が余れば「できていないところの清掃をする」「備品のチェックをする」等ポジティブに動く姿が見られ、大きな成長を感じられました。

事業所内で行う訓練とは違う環境で、緊張しながら人に接して作業する実習は、利用者さんの「経験」を増やし、秘めている「力」を引き出し伸ばし、また長所短所をあらためて教えてくれる素晴らしい機会です。
スタッフが実習をさせていただける企業様の開拓を行っていますが、時には他部署の職員が「○○会社の社長と知り合いだからお願いしてあげるよ」と言ってくれたりもします。ありがたいことです。

実習をさせていただける企業様がおられましたら、ぜひご連絡下さい。

川部みどり園地域生活支援課就労移行支援班087−885−8601

平成23年12月19日

農場での実習は様々な訓練の組み合わせ

にんにく農場で一番大変な作業、それは「マルチかけ」です。少しニンニクの芽が出た畝に、雑草の生育を押さえ地温を上げるために黒いマルチシートをかぶせていきます。それだけなら簡単なのですが、次の作業が大変なのです。芽を成長させるためにマルチシートに小さな穴を開けそこから芽をひっぱり出してやります。真っ黒シートですからどこに芽があるのかわからない、まさに手探り指探りの状態です。畝に覆いかぶさって作業をするため腰はズキンズキン、目はチカチカ、腕はプルプル、しんどい仕事です。

Mさんは黒いシートの向こうが「見える」と言います。とても少しだけど光の加減で透けて見えると言います。編み針を使うように両手で穴を開けて、芽を取り出す姿はまさに職人技です。スキルをどんどんあげています。

Zさんはどちらかと言えばデスクワークが得意で、農作業は苦手です。集中力が途切れて違うところに穴を開けるようになったら、自分で判断し土かけや雑草抜きなど違う作業を行って気分転換をします。Zさんは農業に就労するには向きません。なのにこの実習を行うのは、そうやって集中力が途切れたときに自分でリフレッシュすることを覚える経験ができるからです。

TさんとSさんのペアはまるで喧嘩をしているかのように軽口を言いながら力を合わせてコツコツと作業をこなします。他者と協力して作業をすることが課題の二人にはぴったりの仕事です。「Tくん溝掻きするよ!!」「ハイハイ、Sさん頑張ってください」「Tくんもするんだよ!」まるで漫才を見ているようです。

Hさんは作業工程をしっかり覚え、非常に丁寧な仕事をします。しかし空間の認知が悪く、休憩後にはぜんぜん違う畝で作業を始めようとします。そこで自分で目印を決めてメモを取って場所を覚える訓練をしています。

一人ひとりに違う課題がありますが、このニンニク実習の場でその課題を一人ひとりがこなしていきます。そして農場主さんとの交流が対人関係の訓練となります。挨拶やお礼、報告さらには世間話などSSTの実践をさせていただいています。その上、昼食の下準備を農場主さんがしてくれ、それを完成させるのは利用者の方の仕事です。農作業をさせてもらい、コミュニケーションスキルの練習をさせていただき、調理訓練をさせてもらい、さらにお昼ご飯もご馳走になる、願ったりかなったりの実習です。

にんにく農場 焼肉

平成23年12月15日

新たな道が見えてきた

新たな道が見えてきた1

栄養士さんが「Hさんそろそろ施設内実習してみない」と言ってくれてHさんの施設内実習(厨房実習)が始まりました。

利用開始当初はいつも他の利用者の後を追いかけて動いていたHさん。ワンテンポもツーテンポも遅れて、何をしたらいいかわからないまま訓練時間が終了することもありました。そんなHさんが他の利用者よりも先に厨房実習を始められたのはなぜでしょう。

理解できずに動いて失敗する。判断がつかずに悩むうちに時間が過ぎてしまう。そんなHさんにうちのチーフ、小川職業指導員が考取り組んだのは、Hさんにあった手順書の作成でした。手順書にそってスタッフがHさんと動きを確認します。スモールステップをクリアしてスモールサクセスを経験できました。その積み重ねで一人で動けるようになったHさん。根がまじめです、常に手順書を携帯して一つひとつ確認しながら動くのです。すると他の利用者よりも確実に作業をこなすようになり、誉められ認められ、Hさんは自信がついたようです。以前と表情が違う。動きが違う。今では他の利用者を引っ張る存在です。スモールサクセスがビッグチェンジを生みました。

さて厨房実習。スタッフは何もアドバイスしていません。身内の実習だからできること、それはあるがままのHさんを見てもらえることです。

なんと、Hさんはちゃんと自分から挨拶して、「お名前を教えていただけませんか」とまで聞いたそうです。(名前を知らなければ質問することができない!)

指導をしてくれた一富士フーズのスタッフからは「指示を理解すると後はもう安心して任せられる」と評価をいただきました。「勝手に判断せず質問がきちんとできる」ことが強みだそうです。食材の盛り付けも見栄えがいいように考えたり、制限食のカードに注意を払って配膳できたとのこと。大変可愛がっていただけたとのこと。厨房の皆さんありがとうございました。

Hさんは利用開始当初は「農業か清掃業に就きたい」と言っていました。実はそれしか仕事を経験していないかったのです。今は「厨房の仕事もいいなあと思いました」との感想。自分は「これしかできない」から、自分は「こんなこともできる」と考えもポジティブになったようです。秘めていた彼の能力が花開いていくその瞬間を見た気がします。

新たな道が見えてきた2

平成23年8月31日

喫茶ぐり〜んじょぶ

ぐり〜んじょぶでは接客応対サービス訓練の一環で、月に一回喫茶ぐり〜んじょぶを開店しています。(実は毎回責任者となる利用者の名前を使って喫茶川部とか喫茶高松と名前を変えていたのですが、生活介護の利用者が混乱するというので、今回から名称を喫茶ぐり〜んじょぶに統一しました。)

新人2人にとっては初めての経験。かなり緊張していました。おまけに開店早々生活介護利用のお客様が大勢お越しになったので、厨房は大混乱。失敗もたくさんありましたが、その中で失敗しないように工夫する利用者も出てきました。

例えばこうです。
注文を受けて、半券をカウンターに置く。厨房は半券を見てコーヒーを入れる。ところが注文が多くなると、どこまで作ったのかわからなくなる。結果三杯も多く作ってしまいあまらせてしまう。
そこで利用者が言い出しました。「できたコーヒーを持っていくときに半券を裏返そう。そうしたら表の半券の分だけ作ったらいい。」
すぐに実行。ミスオーダーがなくなりました。

大切なのは、失敗を悔やむことではなく、次に失敗しないよう工夫すること。

ある利用者はレジ担当で、注文商品の代金を合計して「代金は150円です」と伝えて代金を受け取る係。それまでずっと代金ちょうどを受け取っていたので、そのときにも「代金は150円です」と言って、お金を受け取り確認もせずにレジスターに入れてしまいました。実際は100円硬貨二枚を受け取っていたのに。お客さんはおつりをじっと待っています。そこで職員が今のは「二百円もらっていたよ」と言うとあわてておつりを渡していました。その後、彼は代金をもらうたびに硬貨を確認して「200円頂きました。おつりがあります。」とまで付け加えて言えるようになりました。彼なりの工夫です。

今、彼らは社会へ出る訓練をしています。今のうちにたくさん失敗をして、どうしたら失敗しなくなるか工夫をしてもらう大切な次期です。
できたら褒める。できなかったら、できなかったことに気づいたことを褒める。そしてどうしたらできるか考えてもらう。考えが出たら褒める。それを実行してできたら褒める。
その繰り返しで、彼らはきっと自信を取り戻すことができると信じています。

喫茶ぐり〜んじょぶ

喫茶ぐり〜んじょぶ2

平成23年8月26日

農作業

農作業に汗をかく

ぐりーんじょぶでは引き続き施設外実習として農作業に精を出してます。今月はネギの出荷作業が中心でした。ネギを収穫して、余分な葉を落とし、きれいに洗い、太さにより選別する工程です。葉が折れたり、傷が入ると商品とならないので慎重にネギを扱うことが大切です。
また遠くでの実習なので、時間までにみどり園に帰らなくてはならないため、時間を見ながら作業を進めます。休憩の仕方も「全員がいっぺんに休むと作業が中断されてしまうからだめだ」と一人ずつ休憩することを利用者Mさんが提案しました。休憩したくなると作業している人数を数えて全員がいるのを確認して「休憩します」と宣言して休憩に。終わると「終わりましたので休憩したい人はどうぞ」と声をかけて仕事に戻ります。
利用者自身が自ら考えた方法で「状況を判断する力」「自分で言う力」「人に伝える力」を育てています。
施設外実習は本当に利用者の成長を感じさせてくれる訓練です。

農作業に汗をかく2

学習会SSTでコミュニケーション力アップ

学習会では利用者の困り感を解消するためSSTを取り入れています。
「どうやって人に話しかけたらいいかわからない」と利用者。すぐにあいさつの仕方を学習します。他にも断り方。体調が悪い事をこっそり上司に伝える方法。感謝の表現。利用者みんなで考え、ロールプレイをやってみて、コミュニケーションの方法を学んでいます。中にはすぐに実生活に活かす利用者もいて手ごたえばっちりです。

学習会SSTでコミュニケーション力アップ

平成23年8月1日

現在、就労移行支援で力を入れているのが、個人別の支援ツールの開発です。

利用者の個性は一人ひとり異なります。

やり方がなかなか覚えられない人。メモを取ると安心して仕事に取り掛かれる人。手順を一度に覚えてしまうが、すぐに自己流に変えてしまう人。

訓練をしているとこれまで彼らが「できない」とレッテルを貼られるのは、すべて個人に適切な支援ツールが提供されていないからだと痛感します。その人に合った支援ツールを渡すと驚くほど自信に満ちて訓練に取り組むことができます。

支援ツール

支援ツール2

課題はそのツールをどう開発し続けていくかです。彼らはいずれ私達から去っていきます。そのときにツールがないからとドロップアウトされては困ります。自身でツールを作れるように、無理なら職場の人につくってもらえるような簡単なものにしていくのが私たちのもっとも大切な仕事のひとつと考えています。

平成23年7月13日

6月は農作業実習が目一杯入りました。二つのにんにく農園では収穫作業と出荷準備作業、その他の農園ではジャガイモ収穫、農地整理、みかんの摘果作業と毎日汗だくになって実習しました。その間にも野須農園園芸講師にびわ収穫の練習をさせていただいたりもしています。

みかんの摘果作業

何よりの「収穫」は、にんにく出荷準備作業で、Mさんが一人で実習に行ったことです。人とコミュニケーションをとるのが難しいMさん、最初は「O君がいたら一緒に行けたのに」ちょっと心細そうでしたが、そのうち「一人でいける」と言い出し最後には「人との話し方がわかった」と言う始末。

にんにく出荷準備作業

実習は三、四人の一般の方と一緒の作業所で行います。気安いおっちゃんばかりでよく話しかけてくれます。Mさん曰く「自分の知らないことの話でも聞いていたら、だんだんわかってくる。話しかけられたらその中でわかったことを話すと喜んでくれる」と大人の発言。利用当初は他人と話すことなど考えられなかったのに。成長を感じた職員一同でした。

Oさん離職の危機!?

4月末に就職したOさんのことでハローワークから連絡がありました。「事業所さんが困っているので一度話し合いをしたい」って!話を聞くと事業者さんがOさんの困った行動に対し優しく注意したが聞き入れてくれない、このままでは雇用の継続が難しいとのこと。大変だ!

ハローワークの仲介でOさんと話をしました。すると「分からないことがあったが相談できずに自分の判断で行った」ということがわかりました。前の職場でも同様のことをして上司と関係が崩れ退社したと推測していましたので、ぐりーんじょぶでは「自分では判断しない」「必ず相談」を徹底的に訓練し、身についていたのですが(泣)。もう一回しっかり指導して帰りました。これからも見守ります。

新メンバー加入

6月、7月と新しいメンバーが参加となりました。SさんとTさんのお二人です。これでメンバーが5人、男性ばかりですが若い力で就職めざしてがんばります。

小川職業指導員の新しい技が炸裂!

電話対応訓練のたびにパニックになったSさんのために電話機の横に対応メモを貼り付けてくれました。それからはSさん、電話対応のたびにおちついて「失礼ですがどちら様でしょうか」と確認して取り次いでくれるようになりました。

小川職業指導員の新しい技が炸裂!

平成23年5月30日

就職第二号

旧体系から約二年間訓練を行って来たOさんが遂に中古車販売会社に就職しました。面接前から洗車用のツナギ作業服を購入しやる気満々でした。
会社の方によると「大変上手に洗車をしてくれる。とても初めてとは思えない。この様な人だったら何人でも採用したい」と大絶賛でした。面接を前に、公用車を使って二時間で4台洗車する課題を毎日こなした甲斐がありました。
三ヶ月は試用期間なので出来る限りフォローしていきたいと思います。

農芸講師に農業を教えてもらっています

就労移行支援班では専門技術を習得するために四月から一年間計十二回農芸講習を予定しています。
講師は元障害福祉相談所長で地元にお住まいの野須さんです。お忙しい中わざわざ私達のためにテキストも作っていただいています。農機具をデジタルカメラで撮影しパソコンで編集した本格的なものです。私もそれを見て「ハグチ」「サキンガ」という名称を初めて知りました(汗)。
実習では野須さんの畑や田んぼで枇杷の袋かけやマクワウリの定植作業を教えて頂いております。来月は枇杷の収穫かも。楽しみです。

理解してもらうために

職業指導員の小川さんは利用者のアセスメントを元に作業手順書を作ってくれています。これがとても分かり易い。まるで魔法にかけられた様に作業がスムースにはこびます。最初は机上で一目で見られるような大きな物に、次は持ち歩きが出来る様なコンパクトな物と、利用者のレベルと目的によってどんどん進化を続けています。

平成23年5月1日

香川県立川部みどり園は、4月1日から新体系事業に移行しました。

香川県立川部みどり園は、4月1日から新体系事業に移行しました。就労移行支援室も正式に活動を始めました。

昨年度から引き続き利用される二人に加え、新卒の二人の四名体制で就労移行支援事業はスタートしました。職員も異動があり、小川職業指導員が配置となりました。若い力が入って、ますますパワーアップしています。

訓練も四人となると、いっぺんに同じことばかりできません。利用者一人一人のニーズや適性を考慮しながらの訓練メニューを苦労しながら提供しています。(いやー忙しい(汗)。)

Mさんは事務補助訓練、Zさんに請負作業の方法を伝えながら、Hさんの職業アセスメントを行う。その合間を縫ってOさんに新聞紙エコバッグの作り方を教える。小川職業指導員の動きは「ぐっどじょぶ!」です。

新名就労支援員も実習先の確保のために駆け回っています。早速一件新規実習先確保してくれました。また毎週月曜日はハローワークで新規の求人がないか探してくれています。

新名就労支援員がハローワークで見つけた中古車販売会社の求人募集に応募したいとOさん。仕事内容が洗車だったので、早速洗車の練習をすることにしました。

洗車の練習

利用者のチームワークも職員のチームワークもしっかりできています!利用者全員の一般就労に向けてがんばるぞ!!

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健康福祉部川部みどり園

電話:087-885-8600(代表)

FAX:087-885-8609