ページID:5866

公開日:2016年1月29日

ここから本文です。

江戸時代後期1736〜1867

西暦 元号 香川の水の歴史 西暦 世の中の出来事

1736

元文元

4月10日から6月9日まで長雨続く。
6月5日、大谷池(観音寺市大野原町萩原)の堤防が大破する。
8月16日に洪水がおこる。ため池、河川堤防の大破、決壊が多い。仁池(観音寺市)東西余水吐が決壊する。
●逆瀬池(観音寺市)の堤防を6尺(約1.8m)かさ上げする。
   

1738

3

8月11日~12日、大風洪水、家屋の倒壊、堤防の決壊多数。    

1739

4

○夏、大干ばつ。百々渕に雨を祈る。
8月5日~6日、大洪水。濁流が丘に登り、稲田は水をかぶる。
6月15日、大谷池(観音寺市大野原町萩原)の堤防が大破する。10月に復旧に着手する。
   

1740

5

7月1日、17日に風雨洪水があり、8月5日にまた洪水となる。    

1741

寛保元

○7月21日、雨を祈願する。翌22日、大風雨、民家2千戸が壊れる。
●4月、大谷池の堤防3尺(0.9m)かさ上げ工事が完成する。
   

1742

2

6月3日、13日に風雨洪水があり、でき死者が出る。    

1743

3

5月21日、大風雨。7月7日8日にふたたび大風雨がおこる。
●蓮池(高松市東植田町)を築造する。
   

1744

延享元

8月10日、11日に大風雨がある。    

1746

3

8月24日、風雨洪水あり、稲田が水没する。    

1747

4

○夏、干ばつおこる。8月19日には大雨洪水となる。    

1748

寛延元

○6月4日5日に風雨洪水おこる。その後は7月下旬まで干ばつとなる。引き続き、大雨洪水がおこり、飢饉となる。    

1749

2

6月26日、風雨洪水となる。7月3日に大洪水。井関池(観音寺市)の堤防が長さ40間(72m)に渡り決壊する。    

1750

3

○7月、8月に干ばつとなる。    

1751

宝暦元

うるう6月19日、大風洪水が起こる。    

1752

2

7月4日、8月9日10日に大風洪水がおこる。    

1754

4

○6月、7月干ばつがおこる。
●奥池(坂出市川津町)をかさ上げする。
   

1757

7

○6月と9月に大干ばつ。
7月26日には大雨洪水がおこり、民家数千戸が壊れ、人畜が多数でき死する。
9月5日また大雨洪水がおこる。
   

1760

10

○夏に干ばつがおこる。香川郡鮎滝百々渕に初めて竜王祠をまつる。    

1762

12

○夏5月、6月に大干ばつがおこる。高松藩主が大護寺に雨を祈る。    

1764

明和元

●惣天満池(高松市)を築く。
●明和年間に、錆田池(綾川町)を築く。

1764

平賀源内が火浣布(かかんふ)を発明する。

1765

2

8月2日3日に大雨洪水がおこる。8月8日にまた洪水がおこる。    

1766

3

○6月~8月にかけて大干ばつがおこる。    

1767

4

○夏、干ばつがおこる。    

1768

5

5月27日に洪水がおこる。7月21日にまた洪水がおこる。各地でため池の堤防が決壊する。
高松藩で、これらの復旧に要した夫役56万7千余人、この扶持米4,250石(637.5t)
●甲子池(観音寺市)を築く。
   

1769

6

8月19日、大風洪水がおこる。    

1770

7

○この年、日照りが63日間つづく。    

1771

8

○4月から6月にかけて大干ばつがおこる。    

1772

安永元

8月20日夜、大風洪水がおこり、河川、ため池の破損が大きく、かつてない大災害となる。錆田池(綾川町)が決壊する。

1774

杉田玄白らの『解体新書』ができる。

1776

5

8月21日大雨洪水がおこる。    

1781

天明元

蛙子池(土庄町)で堤防30間(約54m)にわたって決壊する。
●このころ、紀伊大池(観音寺市)の堤防をかさ上げする。
   

1782

2

蛙子池の堤防が復旧するが、秋に再び流失する。5月4日、25日に大雨洪水おこる。    

1783

3

●蛙子池を再び復旧する。

1783

天明の大飢饉がおこる。

1785

5

○夏、干ばつがおこり、7月1日には大雨洪水がおこる。
●男井間池(三木町)の掛井手水源を新川に変更する。

1787

松平定信が寛政の改革を行う。

1788

8

5月14日から6月21日まで雨が降り続く。    

1789

寛政元

○夏に干ばつがおこる。    

1790

2

○夏に大干ばつがおこる。    

1793

5

●一の谷池(観音寺市)の堤防26間(46.8m)が決壊。10月復旧。    

1794

6

○夏、干ばつがおこる。井関池(観音寺市)堅ユルが大破する。    

1795

7

大雨洪水がおこる。    

1796

8

●田渡池(高松市)を築く。
●小田池(高松市)を増かさ上げ。
高松藩主が小田池の工事を視察する。
   

1797

9

○7月からうるう7月にかけて干ばつとなる。    

1798

10

大庄屋へ経常的な池の普請の監督を高松藩が委任する。

1798

本居宣長が『古事記伝』をあらわす。

1799

11

○秋に干ばつがおこる。    

1800

12

●吉野村の岩崎平造が「天川せき」の改修を行い、藩庁(はんちょう)より、ほう賞される。

1800

伊能忠敬が蝦夷地を測量する。

1803

享保3

●紀伊大池(観音寺市)を改築する。
●粟井本谷から奥谷池(観音寺市)に達する掛井手340間(612m)を開削する。
   

1804

文化元

○6月7月に干ばつがおこる。    

1806

3

○4月から6月まで大干ばつがおこる。    

1809

6

○6月7月に大干ばつがおこる。
●女池(三豊市)を築く。
●亀越池(まんのう町)の堤防を改修する。
   

1810

7

●大窪池(丸亀市)の堤防を5尺(1.5m)かさ上げする。
●法印谷池(坂出市)のかさ上げおよび補強工事に着手する。
●小津森池(丸亀市)の余水吐の改修と西堤の補強工事に着手。
●藤高池(丸亀市)を築く。
   

1811

8

●小津森池の改修が終わる。
●長浜池(さぬき市)のかさ上げ工事と掛井手を付け替える。
●柴谷潰池(さぬき市)を改修する。
   

1813

10

○夏に干ばつとなる。
●法印谷池(坂出市)の修築が終わり、名を「玉川池」と改める。
   

1814

11

○5月から7月まで大干ばつ。    

1815

12

●山大寺池(三木町)に土砂がたまり、ユルを改修する。    

1816

13

●袂池(観音寺市)を所要人夫5万186人で改修する。    

1819

文政2

●放置されていた文政池(観音寺市)を改修する。    

1820

3

●満濃池の前半部の底ユルを伏せ替える。    

1822

5

○5月~7月にかけて干ばつがおこる。    

1823

6

○5月~7月にかけて大干ばつがおこる。    

1825

8

●有馬胤滋(ありまたねしげ)が弥勒池(さぬき市)の掛井手1,450間(2.6km)の開削に着手する。    

1827

10

●満濃池の後半部の底ユルを伏せ替えする。    

1828

11

●弥勒池の掛井手を完成する。    

1829

12

●打越下池(丸亀市)を築く。    

1830

天保元

●久米衛左衛門、鎌田池掛井手を上流に延長し、坂本横井より取水する。    

1831

2

●錆田池(綾川町)を改修し、名を「永富池」と改める。    

1832

3

○6月、7月干ばつ、高松藩主、岩清尾神社に雨を祈る。
●大谷池(観音寺市大野原町萩原)の掛井手を拡張する。
   

1833

4

●男井間池(三木町)を改修する。    

1835

6

●弥勒池(さぬき市)を改築する。    

1837

8

●石神池(さぬき市)を改築、堤防を2間(3.6m)かさ上げする。

1837

大塩平八郎の乱が起こる。

 

 

 

1838

天保の改革がおこなわれる。

1849

嘉永2

●満濃池の前半部の底ユルを伏せ替え、木のユルを石のユルに改良する。    

1853

6

●満濃池の後半部の底ユルの伏せ替え工事に着手する。

1853

アメリカのペリーが浦賀に来る。

1854

安政元

満濃池のユル替えの結果が悪く、7月9日、満濃池の堤防が決壊する。11月4日~5日、大地震が起こり、人家破損3千余戸、池の決壊7ヶ所、池の堤防大破264ヶ所。
●奥池(坂出市川津町)を改修する。

1854

日米和親条約がむすばれる。

1855

2

●辻堂池(高松市)を築く。
●軒原庄蔵(のきはらしょうぞう)の計画により、弥勒池(さぬき市)掛井手の石穴堀削に着手する。
   

1856

3

●二股池(三木町)を改築する。    

1857

4

●弥勒池(さぬき市)掛井手の石穴105間(189m)が完成する。

1858

日米修好通商条約がむすばれる。

1859

6

●買田池(善通寺市)をかさ上げする。この時に「内池」を築く。    

1860

万延元

●奥谷池(観音寺市)の堤防を0.9mかさ上げする。
買田池(善通寺市)の堤防が大破する。

1860

桜田門外の変がおこる。

1862

文久2

●公渕池(高松市)の築造に着手する。    

1863

3

●公渕池が完成する。奥谷池(観音寺市)の東ユルより漏水し、池尻を大破する。    

 

 

 

1867

江戸幕府がほろびる。

○:干ばつ
●:池及び水関連施設の築造・修復

このページに関するお問い合わせ

政策部水資源対策課

電話:087-832-3128

FAX:087-806-0236