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公開日:2023年6月27日

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地域や教育への広がり

香川の希少糖は、研究者だけでなく、多くの人々の間に広まっています。

1.ズイナプロジェクト

自然界にはほとんど存在しないはずの希少糖ですが、唯一「ズイナ」という木に、希少糖が含まれていることがわかりました。
今、地域の方々の協力で、ズイナの普及に向けた取組みが始まっており、地域の活性化につながる活動として、大きな注目を集めています。

三木町 希少糖研究研修センターの画像

三木町 希少糖研究研修センター

2017年度ふるさと名品オブザイヤーの「政策奨励賞」を受賞!

「ズイナ」の栽培に関する産学官連携の取り組みが、2017年度ふるさと名品オブザイヤーの「政策奨励賞」を受賞しました。

<ふるさと名品オブザイヤーとは>
政府公認、地域に眠る名品とそれを支えるストーリーや取組を発掘し、より多くの人に知ってもらうことで、地域の将来を支える名品とその国内・海外の市場開拓および“地域のファン化”を支援する表彰制度

小中学校生への配布

「ズイナ」のハイドロカルチャー苗を、県下小中学校生へ教材として配布しました。

商品化と販路拡大

平成25年度かがわ農商工ファンド助成事業に採択されました。

  • 事業名
    希少糖の木「ズイナ」の苗の量産化の確立と鉢花等の商品化と販路開拓
  • 事業概要
    香川県発の夢の糖である希少糖D-アルロースを含む唯一の植物ズイナを「希少糖の木」として、苗物や鉢花として商品化を目指す。
    苗の大量生産技術を確立し、希少糖ビジネスの新事業として、高齢、過疎化が進む中山間地の活性化を図る。
  • 連携事業体
    株式会社希少糖生産技術研究所、山南営農組合

ズイナプロジェクトの画像1ズイナプロジェクトの画像2ズイナプロジェクトの画像3ズイナプロジェクトの画像4

2.希少糖甲子園

高校生たちが希少糖について学び、競い合う「希少糖甲子園」。
単なる研究発表の場ではなく、研修会や通信指導、発表後の討論を通して行われる一連の教育プログラムです。

(平成19年~平成28年まで実施。)

これまでの優勝校等(PDF:97KB)

【第10回希少糖甲子園(平成28年度)の概要】

  • 優勝 京都府立桂高等学校A
    課題:糖によるハチミツ生産力向上を目指して
  • 準優勝 徳島県立城南高等学校B
    課題:自作の簡易比色計(恒温槽対応版)で希少糖の種類による糖塩基反応の変化の違いを追う
  • 準優勝 香川県立高松東高等学校B
    課題:各糖類の量がスポンジケーキに与える影響について~KSK5-20 始動開始~
  • 特別賞 高知県立高知小津高等学校
    課題:糖の構造と還元能力の関係、黄変防止への応用

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