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中間育成時のサワラの成長
陸上水槽で生産した種苗をより自然環境に近い育成施設に移して、放流に適した大きさに育て放流後に生き残る力を強くし、放流種苗としての質を高めます。
クルマエビやヒラメは、1~2cmの大きさに育つと砂に潜る性質が表れます。種苗生産よりは保護を控えて、性質に適した環境で飼育管理を行います。
香川県では、底が砂敷で約5,000平方メートルの広さの水槽を3面有する「香川県クルマエビ等大規模中間育成施設」で育成し、外敵から身を守るための砂に潜る能力などを高めています。サワラも同様に、陸上の種苗生産水槽より広い中間育成施設で育成して、種苗としての質を高めていす。
サワラの中間育成は香川県が日本で最初に取組み、育成尾数及び実施回数とも香川県が日本で一番です。また、小割生簀網で育成できる魚種は、漁業者も実施しています。
大規模中間育成施設
中間育成したヒラメ
漁業者による中間育成
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