県立病院中期経営目標・中期実施計画
- 令和3年10月に「第4次県立病院中期経営目標」及び「第4次県立病院中期実施計画」を策定しました。(令和3年10月)
- なお、これらを令和4年3月に国が策定した「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」(令和4年3月29日付け総財準第72号総務省自治財政局長通知)における「公立病院経営強化プラン」とします。(令和5年10月)
1 策定の趣旨等
県立病院を取り巻く経営環境は、人口減少、少子高齢化の進展による医療需要の変化のほか、国の医療費抑制や消費税率の引上げ、働き方改革の推進、さらには新型コロナウイルス感染症等の新たな感染症の影響など、今後も厳しい状況が続くことが見込まれますが、県立病院が常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進し、安定した経営の下で良質な医療を継続して提供できるよう、「第4次県立病院中期経営目標(以下「中期経営目標」という。)」を策定しました。
また、この中期経営目標の期間中の財政収支計画と目標の達成度を評価する指標を定める「第4次県立病院中期実施計画(以下「中期実施計画」という。)」を策定しました。
2 計画期間
令和3年度から7年度までの5年間
3 中期経営目標の主な内容
今後の病院経営の指針として、各病院に共通する「経営理念」、「基本目標」、「経営方針」等を明らかにしています。
- (1)経営理念
「最適・最善・最新の医療」を提供し、「県民とともに歩む県立病院」づくりを目指す。
- (2)基本目標
- 県民医療の充実を図るため、より質の高い医療の提供と患者サービスの向上を目指す。
- 県立病院の持続的・安定的な運営を行うため、病院事業会計全体で単年度資金収支の黒字化を目指す。
- (3)経営方針
「良質な医療サービスの提供」、「医療人材の確保・育成」、「感染症・災害等への対応力の強化」、「安定的な病院経営の確立」の4つの柱を経営方針として、県立病院の持続的・安定的な経営を確立するため、様々な取組を行っていきます。
- 良質な医療サービスの提供
- 医療機能の充実
- 地域連携の充実
- 医療の安全と質の向上
- 患者サービスの向上
- 地域医療への貢献
- 医療人材の確保・育成
- 医師の確保・育成
- 医療スタッフの確保・育成
- 事務職員の育成
- 勤務環境等の改善・充実
- 感染症・災害等への対応力の強化
- 安定的な病院経営の確立
- 経営力の強化
- 運営体制の強化
- 収益の確保
- 費用の適正化
- 資金収支の改善
- (4)評価と見直し
- (5)目標一覧
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- 【概要】(PDF:164KB)
- 【第4次県立病院中期経営目標】(PDF:390KB)
4 中期実施計画の主な内容
中期経営目標の期間中の財政収支計画や、中期経営目標における様々な取組の達成度を評価する指標について、病院ごとに定めるとともに、全病院に共通する指標は病院局として定めています。
【第4次県立病院中期実施計画】(PDF:228KB)
内容
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